上品を心がけるうえで大切にしたいのは「誠実であること」です。
誠実であるためには「正直で裏表がないこと」が重要なポイントになります。
どれだけ身なりや言葉遣いが良くても、嘘が多かったり、裏表が激しかったりすると、アウトです。
もちろんすべての嘘が悪いわけではありませんが、品のない人は、自己保身のために平気で嘘をつくのです。
これでは品があるとは言えません。
人としての信用が損なわれ、必ず印象も悪くなります。
嘘が目立ったり裏表が激しかったりすると、誠実な印象が損なわれ、品のない印象となるのです。
品のない人は、よく嘘をつきます。
そして裏表も激しいのが特徴です。
目上の人にはぺこぺこする一方で、目下の人には偉そうな態度を取ります。
トラブルがあったとき、自分に非があっても素直に認めず、なかなか謝罪しません。
品のある人は、裏表がありません。
常に正直を心がけます。
自分の弱みやコンプレックスも正直にさらけ出します。
トラブルがあったとき、自分に非があれば、すぐ認めて謝罪します。
人によって態度を変えることもありません。
上司にも部下にも同僚にも、丁寧な態度で接します。
正直で裏表がない様子があると、品へとつながっていくのです。