自分磨きとは何でしょうか。
言葉の響きから、自分を成長させることやレベルアップさせることなどイメージする人が多いのではないでしょうか。
もちろん成長やレベルアップも大切なポイントですが、もっと大事な本質があります。
自分磨きで必要なのは、お金と思われがちです。
本を買うにも、習い事をするにも、美容を頑張るにも、お金が必要と思われます。
もちろんお金があるほうが自分磨きはスムーズに進み、プラスに働くのは間違いありません。
自分磨きがうまくいっている人とそうでない人の差は「睡眠」です。
睡眠と自分磨きは無関係に思えますが、切っても切れない関係です。
自分磨きは、十分な睡眠があってこそうまくいきます。
自分磨きの良いところは「何歳からでもできる」という点です。
自分磨きといえば、若い人がするものと思われがちです。
若い人のほうが残りの人生が長くて時間もたっぷりあるので、余裕を持って自分磨きに取り組めるでしょう。
あなたは今、自分磨きをしようとしています。
自分磨きに取り組むときは「なりたい自分」をイメージしましょう。
今よりすてきになった自分、輝いている理想の自分をイメージするのです。
突然ですが、クイズです。
「一度得たらなくならないもの。そしてプラスにしかならないものといえば何でしょうか」
答えは「体験」です。
書店に行くと、分厚い本を見かけます。
300ページの本、400ページの本、500ページの本。
特に大全や専門書といった類いの本は、ページ数が多い傾向があります。
「人生が停滞している」
「なんだか人生がうまくいってない」
「自分だけ世の中から取り残されているような気がする」
体験したことがないのに、文句ばかり言う人がいます。
・投票をしたことがないのに、政治の文句を言う人
・万博に行ったことがないのに、万博の文句を言う人
自己投資は、むやみに分散させないほうが賢明です。
自分を高めたい気持ちが大きいと、いろいろなことに手を出したくなるもの。
英語もやりたい、ダイエットもしたい、料理の腕も磨きたいなどなど。
「忙しくて自分磨きをする時間がない」という人がいます。
自分磨きを頑張りたくても、時間がなければ、しようがありません。
やらなければいけないことに追われ、忙しい日々を送っていると、自分磨きをする時間がなくて途方に暮れるのです。
読みたい本があるにもかかわらず、安くなるまで待とうとする人がいます。
新刊は、数カ月経てば、古本屋で入手できるようになります。
中古の本であれば、新品価格より一回り安く手に入れられ、節約につながります。
初めての一人暮らしを10代でするか、20代でするかです。
初めての海外旅行を20代でするか、30代でするかです。
初めての株式投資を30代でするか、40代でするかです。
感動するなら、生で本物を鑑賞するに限ります。
これはあらゆることに共通して言えることです。
どれだけ素晴らしい本も、どれだけ高品質のビデオやオーディオも、生で本物を鑑賞するインパクトにはかないません。
私は2025年4月25日、国宝「曜変天目」を鑑賞するため、静嘉堂文庫美術館に行ってきました。
一度本物を直接見てみたかったのです。
曜変天目とは天目茶碗の一種であり、簡単に言うと、抹茶を飲むための茶道具で、いわゆる茶碗です。
スムーズな自分磨きを実現するために、アイテムが必要になることがあります。
スポーツウェアであったり、お稽古道具であったり、調理器具であったりなどなど。
スキンケアであれば、化粧水や乳液、フェイスパックや美顔器などがあるでしょう。
自分磨きをしていると、長く続けていると、疲れることがありますね。
飽きを感じたり、嫌になったりすることもあるかもしれません。
そんなときにやるべきことはただ1つ。
自分磨きで大切なことは、最初からアクセルを踏みすぎないことです。
自分磨きは、早く結果を出したいと思うもの。
素晴らしい自分になれるのなら、1日でも早いに越したことはありません。
「自分磨きをしたい」と思ったあなた。
まずここでひとつ気づいてほしいことがあります。
自分磨きをしたいと思うだけで素晴らしいことなのです。
自分磨きにはお金がかかります。
大きな金額がかかることもあります。
しかし、長い目で見ると、結果として節約になるケースが少なくありません。
自分磨きは、ゆっくり進みます。
小さな成長・小さなレベルアップが、ちびちび積み重なるのです。
ゆっくりであるゆえに変化がわかりにくく「本当に自分磨きができているのか」となりがちです。
自己投資には、失敗が存在します。
得られるはずのリターンが得られなければ、失敗です。
リターンがあったとしても、費やした時間・金銭に見合わないケースもあります。
自分磨きをしていると、人から冷たいことを言われることがあります。
「変わったことをしてるね」
「そんなことやって何の意味があるの?」
相手の話にかぶせて話す癖がある人を見かけることがあります。
こちらはまだ話している途中なのに、相手が話をかぶせて話し始めるのです。
少なくとも良い印象は受けません。
あなたは今、こつこつ自分磨きに取り組んでいることでしょう。
自分磨きに取り組んでいることは素晴らしいことです。
そんな自分磨きをしている様子を振り返ってみてください。
自分磨きは疲れます。
勉強で頭を使ったり、運動で体を動かしたりするので、疲労を感じます。
自分磨きが終わると、ふうっと一息つきたくなるでしょう。
「習うより慣れろ」という言葉があります。
座学で学ぶより、実際にやってみたほうがよくわかるし、身につくのも早いということです。
どんな座学も、実践にはかないません。
仕事の失敗、お金の失敗、人間関係の失敗。
失敗を100パーセント避けることは不可能です。
人間ですから、失敗することはあります。
「私の上司は細かいんだよなあ」という声が聞かれます。
自分の上司が細かい人だと、うっとうしく感じられるものですね。
細かいことにいちいちうるさくて、ストレスを感じます。
自分磨きはいつまで続けるのが良いのでしょうか。
ずばり、一生続けましょう。
「この年齢になったら終わり」「この目標を達成したら終わり」と終了ラインを設けるのはもったいないことです。