人は、感情の生き物です。
一言で「感情」といっても、さまざまな種類があります。
代表的な感情としては「喜び」「怒り」「悲しみ」「楽しみ」の4つが挙げられるでしょう。
怒ると血圧が上がります。
エネルギーを使います。
疲れます。
誓いを立てましょう。
「怒らない人になる」と。
普通に注意するのではありません。
自分の視野の広さは、心の広さに影響します。
また心の広さは、どれだけ寛大な心を持っているかにもつながります。
そして、日常のトラブルでどれだけ冷静になって対処できるかにもつながります。
あなたの身近に「自分勝手な人」はいませんか。
・相手や周りのことは考えず、自分の都合ばかりを考える
・言うことがころころ変わって一貫性がない
注意したとき、逆ギレする人がいます。
「うるさいなあ!」と声を荒らげたり「別にこれくらいいいでしょ」と開き直ったり。
親切に注意をしていただいたにもかかわらず、謝るどころか腹を立てるのです。
会話をしているとき、頭に血が上ることがあるでしょう。
思いどおりに会話が進まないと、だんだん感情が高ぶっていき、怒りのボルテージが上がります。
気がつくと、頭に血が上っている自分がいるのです。
怒らない人になるためにはどうすればいいのでしょうか。
わがままを言われたとき「試されている」と考えるのです。
お客さまからわがままを言われたとき「試されている」と考えましょう。
いらいらしそうになったら、こう考えてください。
「感情のコントロールを鍛える機会だ」と。
筋肉を鍛えるには負荷をかけることが必要であるように、感情のコントロール力も負荷によって鍛えられます。
実家にある大事なものを、親が勝手に処分することがあります。
実家を離れて一人暮らしをしていて、久しぶりに帰省をしたとき「それ」がなくなっていることに気づきます。
「あれはどこにやったの?」と親に聞くと「処分したよ」とさらっと言うのです。
ネットショップで本の注文をしました。
首を長くして入荷を待っていましたが、数日が過ぎていき、1週間たってもまだ連絡がありません。
10日目にしてようやく連絡がありました。
「穏やかな人」
そう聞いてイメージするのはどんな人ですか。
「穏やかな人=怒らない人」と考える人も多いのではないでしょうか。
「言葉の使い方が間違っています」と腹を立てる人がいます。
そういう人は、言葉の変化を受け入れられないのです。
言葉の意味や使い方は、時代と共に変化します。
仕事で苦情を受ける担当になり、クレームの電話を受けることがあるでしょう。
誰にとっても嫌な仕事ですが、誰がやらなければいけない仕事でもあります。
クレーム対応が好きな人はいません。
日常では怒鳴りたくなることがあるものです。
不快なことがあると、いらいらが募ります。
感情が爆発しそうになるときがあるものですね。
気持ちの切り替えるにはどうすればいいのでしょうか。
動きを切り替えましょう。
「気持ちの切り替え=動きの切り替え」です。
とある市で、納税通知書の敬称漏れのトラブルがありました。
宛名の「様」が印字されていない納税通知書が納税者に送付されてしまったのです。
受け取った人が見れば、自分が呼び捨てをされたように感じるでしょう。
せっかちはいけないことであると思われています。
「あなたはせっかちだね」と言われると、なんとなくいい気がしないもの。
ネガティブな評価をされているような印象を受けるのではないでしょうか。
理髪店や美容院では、カットが終わった後、蒸しタオルを顔の上にのせてくれることがあります。
このときの快感たるや、筆舌に尽くしがたい。
本当に心から癒やされます。
あなたにけんかを売ってくる人がいるかもしれません。
相手は感情的になっていて、汚い言葉であなたをののしってきます。
「売られたけんかは買う」と言う人がいます。
人のお節介に悩まされることはありませんか。
相手は親切のつもりでも、こちらとしては余計に感じられることがあります。
上司のアドバイスがストレスということがあるでしょう。
約束をして待ち合わせをしたとき、相手が遅刻してくることがあります。
こういうときの言い訳の定番は「寝坊」「うっかり」「公共交通機関の遅延」です。
「寝坊をして」「うっかりアラームのセットを忘れてて」「電車が遅れていて」など。
あなたには「根に持っていること」はありますか。
昔ばかにされたことを恨んでいたり、昔言われた嫌みに粘着していたり、昔のトラブルを思い出しては怒りがよみがえったり。
根に持っていることがあるなら、さっさと忘れることをおすすめします。
硬い椅子に文句を言っている人がいます。
「硬い椅子はお尻が痛くなる」
「硬い椅子だと落ち着けない」
テレビやニュースで、ダブルブッキングのトラブルを目にすることがあります。
ダブルブッキングとは、別々のお客さんから二重に予約を受けてしまうことです。
ネット予約が進んだ現代でも、絶対ないとは言い切れません。
相手が電話に出ないとき、腹を立てる人がいます。
「何やってたの?」
「どうしてすぐ出ないの?」
食事をしようと、お店に入りました。
ところが入店してすぐNGを感じることがあります。
お店の雰囲気が合わなかったり、団体客がいてうるさく騒いでいたり、店員さんの態度が悪かったり。
タクシーに乗って行き先を伝えます。
このとき、ごくまれに運転手から「場所がわからないので教えてもらえますか」と言われることがあります。
まさか逆に質問を受けることになるとは、珍しいパターンです。
トイレの列に並んでいるとき、真後ろにいる人が急いでいることがあります。
具合が悪そうで「しんどい」とつぶやいていたり、親子連れで子どもが「漏れそう」と言っていたり。
そわそわしている様子から、トイレを急いでいることがわかります。
人は、感情を持った生き物です。
うっかりキレてしまうことがあります。
頭では「キレてはいけない」とわかっていても、気の緩みがあって、ぷちんとキレてしまうことがあるものです。
人は、感情の生き物です。
一言で「感情」といっても、さまざまな種類があります。
代表的な感情としては「喜び」「怒り」「悲しみ」「楽しみ」の4つが挙げられるでしょう。
喜怒哀楽は日常にあふれていて、切っても切れない関係です。
感情のコントロールが大切だと言われて久しい昨今です。
あらゆる感情の中でも最も大切なコントロールは何でしょうか。
それは「怒り」です。
喜びや楽しみは、ポジティブな感情です。
コントロールができなくても、大きなトラブルにつながることは少ないでしょう。
むしろ積極的に感じる機会を増やしていくことで、人生を明るく楽しく生き生き過ごせます。
TPOに応じて抑える場面もありますが、ポジティブな感情なので比較的コントロールが容易です。
一方、悲しみは、ネガティブな感情です。
悲しみを感じると、何をする気も起きなくてじっとしたくなります。
ネガティブな感情のため注意は必要ですが、悲しみを感じたからといって、即トラブルに発展することはありません。
悲しみは、時間による解決が可能です。
落ち込んだり涙を流したりすることはありますが、時間が経過していくうちに立ち直ります。
たっぷり涙を流すこともありますが、涙を流した後はすっきりします。
しかし、怒りだけは違います。
喜び、楽しみ、悲しみと比べて、怒りは特別注意が必要な感情です。
瞬間的に湧き上がる強い怒りは、いわば「刃物」のようなものです。
怒りは、そのままストレートに出してしまうと、大きなトラブルに発展しかねません。
声を荒らげたり口論になったりして、人間関係に大きな亀裂を生む可能性があります。
怒りの程度によって事件や暴力に発展することもある。
怒りを爆発させると、待っているのは後悔です。
取り返しのつかない悲劇を生む可能性もゼロではありません。
あらゆる感情の中で最も大切なコントロールは、怒りなのです。
怒りだけは「コントロールできない」で済ませるわけにはいきません。
すべての人にとって、コントロールが必要です。
ビジネスやプライベートでトラブルを避けるためにも、怒りを理性で抑えられるようになっておくことが必要です。
怒りのコントロールにはいくつかの手段があります。
自分に合った怒りのコントロール法を身につけておきましょう。
日頃から怒りのコントロールを心がけることで、脳の前頭葉が鍛えられていきます。
定期的なストレス解消を心がけ、怒りをためないようにすることも欠かせません。
さまざまな失敗や苦労を経験して、人生の場数を踏むことも大切です。
怒りはストレスに直結するため、きちんとコントロールしておくことが大切です。
怒りに振り回されると、思うような人生を歩めなくなってしまいます。
大人としても社会人としても、怒りのコントロールは「必須スキル」として身につけておく必要があるのです。
怒ると血圧が上がります。
エネルギーを使います。
疲れます。
自律神経が乱れます。
息苦しくなります。
肌が荒れます。
吹き出物ができます。
しわが増えます。
醜い顔になります。
ご飯がまずくなります。
食事が喉を通りにくくなります。
集中力が下がります。
頭の回転が悪くなります。
判断力が鈍くなります。
正しい判断ができなくなります。
新たなミスを招きます。
運が悪くなります。
チャンスを失います。
免疫力が下がります。
頭痛を引き起こします。
体調を崩します。
睡眠の質が下がります。
不眠を引き起こします。
翌日にも悪影響を及ぼします。
相手を不快にさせます。
周りから引かれます。
人間関係が悪くなります。
信頼を損ねます。
自分の評価が下がります。
怒り癖がつきます。
恥ずかしい姿をさらしてしまいます。
嫌な記憶ができます。
心に深い傷が残ります。
自己嫌悪に陥ります。
後悔の念に襲われます。
寿命も縮みます。
未来を曇らせます。
まさしく怒ることは、百害あって一利なし。
あとからなかったことにすることもできません。
怒りを爆発させた代償は、あまりにも大きい。
だから怒らないほうがいいのです。
感情が高ぶって爆発しそうになったら、これらのデメリットを思い出してください。
「深呼吸をする」「時間を置く」「その場を離れる」「水を飲む」など、何かできることがあるはずです。
ぎりぎりのところで踏ん張ってください。
怒らない人になりましょう。
怒らないだけで、人生が劇的に良くなります。
怒らない人に、幸せがやってくるのです。
誓いを立てましょう。
「怒らない人になる」と。
普通に注意するのではありません。
正式に誓いを立てるのです。
怒らないようにするためには、強い理性が必要です。
理性を強く働かせるには、普通に注意するだけでは足りません。
正式に誓いを立てるのが効果的です。
正式に誓いを立てることで「公式」となり、強い意識が働くようになります。
今日から二度と怒ることがないようにしましょう。
いらいらしたりむっとしたりするのはいいですが、怒るのは良くありません。
「怒った」ということは「我を失った」ということです。
つまり「理性と自制心を失った」ということにあります。
自分を見失うことほど恥ずかしいことはありません。
人ではなく、野生の動物と同じということになるからです。
怒った後にあるのは1つしかありません。
後悔です。
必ずあとから自分の愚かな態度を悔やむことになります。
「怒るべきではなかった」
「なんて恥ずかしいことをしてしまったのだろう」
我を失った自分を恥じることになるでしょう。
怒り方によっては、相手に深い傷を負わせてしまい、二度と消えない傷に至ることがあります。
怒る前は「怒っても後悔しない」と思っていても、実際に怒った後は後悔します。
怒ったところでいいことはありません。
精神的に疲れます。
表情が悪くなります。
寿命も縮みます。
「何が何でも怒らない」と心に誓うのです。
深い愛と大きな心で、寛大な精神を心がけましょう。
常に冷静を心がけ、理性をコントロールできるようになってください。
そうすれば、怒りが爆発しそうになったとき、手前で注意できます。
不快なことがあって不満を感じても、一度誓いを立てたからには貫かなければいけません。
きちんと誓いを立てることで、感情のコントロール力が向上します。
誓いは、抑止力になります。
いらいらしてきて怒りが爆発しそうになっても、誓いを思い出すことで我に返ります。
思うようにいかないことがあっても、冷静を取り戻す力が強くなり、自分をなだめることができるようになります。
「まあいいか」「こういうこともあるよね」と思えます。
「危うく怒ってしまうところだった」
理性のブレーキが働くことで感情を抑えられるようになり、ぎりぎりのところで踏ん張れます。
はっきり誓いを立ててください。
相手を諭すために叱るならいいですが、感情をぶつけるために怒ることはないようにしましょう。
叱るのはOKですが、怒るのはNGです。
どっしり構え「怒らない人になる」と誓いを立てましょう。
「怒らない人になる」と誓いを立てることで、理性のレベルがワンランク上がるのです。
自分の視野の広さは、心の広さに影響します。
また心の広さは、どれだけ寛大な心を持っているかにもつながります。
そして、日常のトラブルでどれだけ冷静になって対処できるかにもつながります。
視野が狭いと専門性は出てきますが、周りが見えなくなっています。
日常の中でも何かに集中していると、それに集中できるのはいいのですが、ほかが見えなくなってしまいますよね。
たしかに狭く深くは、時と場合によっては必要です。
何か1つ専門的に集中してやらなければならないときには、そうなります。
しかし、いつも視野が狭いと、往々にしてけんかやトラブルを招きがちになります。
目の前にあることだけがすべてだと思い込み、世の中のすべてだと思い込んでしまっているため、周りとぶつかりやすくなるのです。
ささいなトラブルを起こしやすくなり、けんかになります。
周りの人が見えないため、道端を歩いていても人とぶつかりやすいわけなのです。
心が狭く視野が狭くなっていると、ささいな出来事を必要以上に大きく受け止めてしまい、いらいらしやすくなります。
コーヒーがこぼれてワイシャツが汚れてしまっただけで取り乱したり、信号で待っているだけでいらいらしたりします。
ワイシャツが汚れたり信号での待ち時間が長かったりなどは、大騒ぎをするほどではありません。
少々のことで取り乱すことがないように理解力を深め、視野を広く持っていれば、トラブルに動揺することもないのです。
たくさんの人と出会って話をしたり、本を読んで理解力を深めたりすることは、遠回りにけんかを減らすことにもつながるのです。
あなたの身近に「自分勝手な人」はいませんか。
自分勝手な人は、子どもの世界だけでなく、大人の世界にも存在します。
「世界は自分中心で回っている」と思っているような人がいるものです。
自分勝手な人がいれば、心がけることは1つしかありません。
距離を置きましょう。
頑張ってまで無理に付き合う必要はありません。
自分勝手な人と付き合っていても疲れるだけです。
自分勝手な人と付き合っていると、振り回されることになってしまい、貴重な時間や労力を消耗します。
本人に悪気がなかったとしても、相手や周りに迷惑をかけているのは事実です。
運もチャンスも奪われていくばかりで良いことはありません。
無理に付き合ったところでストレスがたまるだけで、健康にも悪影響です。
いつか大きな代償を払うことになるでしょう。
自分勝手な人と一緒にいても幸せになれません。
いつの間にか自分が被害者になってしまいます。
好意を寄せる異性でも、自分勝手な人であれば、今度の関係を見直したほうがいいでしょう。
交際関係になっても、うまくいかないのは容易に想像できることです。
深く付き合うのは避けておくのが賢明です。
もちろん程度がひどければ、縁を切るのもOKです。
相手には申し訳ないですが、快適な人生を送るためには仕方ないことです。
一緒にいても、こちらに迷惑が降りかかるだけですから、無理やり相手に合わせる必要はありません。
仕事の都合でどうしても付き合わなければいけないこともあるでしょう。
上司や仕事仲間など職場の人付き合いがあって、距離を置くのが難しいときがあるはずです。
そんなときは、挨拶と必要最低限のやりとりだけにして、あまり深く関わらないようにしてください。
やるべきことをきちんとやっていれば、会社で問題になることはありません。
注意したとき、逆ギレする人がいます。
「うるさいなあ!」と声を荒らげたり「別にこれくらいいいでしょ」と開き直ったり。
親切に注意をしていただいたにもかかわらず、謝るどころか腹を立てるのです。
これは良くありません。
注意をされて逆ギレすることほど見苦しいことはありません。
注意をされたということは、何か良くないことをしているということです。
マナー違反、ルール違反、モラルに反する行為など。
お店の人から注意を受けることもあれば、見ず知らずの人から注意を受けることもあります。
悪気があったわけではなく、マナーやルールを知らなくて、NG行為をしていることがありますね。
誰でもうっかりはあるものです。
素直に「ごめんなさい」と謝れば済む話です。
ぐだぐだ文句は言いません。
ここで逆ギレをすると、せっかくの親切が台無しです。
話がごちゃごちゃして、トラブルに発展する可能性もゼロではありません。
自分に非があるなら、素直に謝りましょう。
乱暴な口調で注意されることもあるかもしれませんが、あまり深く気にしないことです。
心を大きくして、きちんと感情を抑えることが大切です。
見ず知らずの人から注意を受けたとしても、冷静を心がける点は同じです。
知らない人から言われると、むっとするかもしれませんが、余計な反論は控えておくのが得策です。
注意を受けたときは、マナーやルールを知るチャンスでもあります。
「そうか、これはNGだったんだね。こうすればいいね」と考えます。
NGな振る舞いがわかることで、大人へと成長するのです。
会話をしているとき、頭に血が上ることがあるでしょう。
思いどおりに会話が進まないと、だんだん感情が高ぶっていき、怒りのボルテージが上がります。
気がつくと、頭に血が上っている自分がいるのです。
頭に血が上ったとき、心がけたいことがあります。
いったん会話を中断してください。
そのまま会話を続けるのは危険です。
口論になります。
余計な一言を言ってしまいます。
相手を傷つける発言をしてしまいます。
頭に血が上ったまま口を開くと、感情に任せた発言となり、ろくなことになりません。
冷静さを失っているため、言葉を選べなくなります。
後になって「あんなことを言うべきではなかった」と後悔するのがオチです。
相手を傷つけてしまい、場合によっては一生の傷をつけてしまうこともあります。
会話がめちゃくちゃになるばかりか、人間関係に亀裂が入ることになりかねません。
あとから謝って発言を撤回すればいいだろうと思いますが、単純なことではありません。
発言を撤回しても、発言した事実は変わりません。
相手は許してくれるかもしれませんが、相手が受けた心の傷は残ります。
頭に血が上ったら、いったん会話を中断するのがベストです。
「頭がくらくらしているので、あとから改めて話をしましょう」
一言断りを入れたうえで、場を改めましょう。
いったん時間を置いて、落ち着いたうえで話をすれば、冷静な話ができます。
どうしても場を改められないなら「長めのブレイクタイム」を設けてください。
できれば1時間以上は時間を空けたい。
どんなに短くても、30分は時間を空けるようにしましょう。
お手洗いに行ったり、冷たい飲み物を飲んだり、深呼吸を繰り返したりするなどして、落ち着きを取り戻すことに集中しましょう。
冷静になっていれば、言葉を選びながら会話ができます。
怒らない人になるためにはどうすればいいのでしょうか。
わがままを言われたとき「試されている」と考えるのです。
お客さまからわがままを言われたとき「試されている」と考えましょう。
友人や恋人からわがままを言われたときも「試されている」と考えましょう。
相手に服従するような感覚を覚えるかもしれませんが、いったんそれは横に置いてください。
嫌な顔を見せません。
できれば、にこにこした表情を見せられるようにしたい。
わがままを言われたとき「自分勝手だな」と思えば腹が立ちますが「試されている」と思えば不思議と許せます。
そして「よし、受けて立ってやろう!」と頑張れるのです。
わがままは、見方を変えれば、試練です。
試練を乗り越えることで、自分の成長にもつながって、器も大きくなります。
相手が嫌いな人なら「神様から試されている」と思ってみてください。
見たくも話したくもない相手なら「鬼の姿をした神様」と思えばいいことです。
神様から試されていると思えば、どんなわがままでも許せるし、頑張ろうと思えるはずです。
時にはむちゃなわがままを言われることもあるかもしれません。
そんなときでもやはり「試されている」と考えるのです。
むちゃなわがままでも、ベストを尽くして応えるようにしたい。
完全に叶えられないなら、できる範囲で叶えるようにしてみてください。
試されていると思えば、怒らなくて済むし、自分の成長にもつながるのです。
いらいらしそうになったら、こう考えてください。
「感情のコントロールを鍛える機会だ」と。
筋肉を鍛えるには負荷をかけることが必要であるように、感情のコントロール力も負荷によって鍛えられます。
いらいらしたときは、その負荷を得られる絶好のチャンスです。
いらいらしているとき、脳には適度な負荷がかかります。
このとき働くのが、理性や感情のコントロールを担う「前頭葉」です。
前頭葉は抑制力や判断力の源であり、使えば使うほど鍛えられていきます。
トレーニングですから、少しきついと感じるくらいでちょうどいいのです。
いらいらしたとき、すぐ感情を爆発させるのではなく、ぐっと我慢してください。
怒りや不快感を覚えても「これはトレーニングだ」と思えば、意味があるものとして受け止められます。
大きく深呼吸をするのも効果的です。
場所を移動してみたり、ゆっくり数を数えたり、空を眺めたり、飲み物を飲んだりなど。
できるだけ気にしないよう、自分に合った方法で工夫してみてください。
いらいらさせられる出来事は突然やってくることも多いですが、そんなときこそ正念場です。
「感情のコントロールを鍛える機会だね。こんなことでいらいらしないぞ」
「ここで感情を爆発させたら負けだ。何としても気持ちを落ち着けよう」
「なるべく穏やかでいよう。顔にも出さないように気をつけよう」
そんなふうに考えながら、とにかくいらいらを抑える努めます。
これを繰り返していくことで、だんだん感情のコントロールが鍛えられていきます。
成長は、大変なことの後にやってくるのです。
実家にある大事なものを、親が勝手に処分することがあります。
実家を離れて一人暮らしをしていて、久しぶりに帰省をしたとき「それ」がなくなっていることに気づきます。
「あれはどこにやったの?」と親に聞くと「処分したよ」とさらっと言うのです。
そういうときは、絶望感を覚えます。
「何てことをしてくれたんだ!」と憤りを覚えることもあるかもしれません。
貴重なものだったり、昔からこつこつ集めていたものだったり。
時間とお金をかけたものだとなおさらです。
やりきれない思いがするのです。
しかし、親を恨まないことです。
親は悪くありません。
普通に処分をしただけです。
自分にとっては大事なものでも、親から見ると、ごみにしか見えないケースはよくあることです。
ごみだと思ったらから、処分しただけです。
最初は不満いっぱいでいらいらするところですが、冷静になることです。
いつの間にか大事なものが処分されてしまいました。
つらく悲しく絶望感を覚えますが、実際は何でもありません。
命が取られるわけでも大きな借金を背負うわけでもありません。
前向きに考えればいいのです。
「身軽になった」「執着から解放された」「部屋がすっきりした」とポジティブに考えれば「まあいいか」と思えるでしょう。
代わりに親が処分してくれたと思えばいいのです。
「ないと生きていけない」と思っていましたが、気のせいです。
実際になくても意外と生きていることに気づかされます。
ショックはショックですが、健康に影響はありません。
「人生が終わった」と思うかもしれませんが、普通に明日はやってくるし、まだまだ人生は続きます。
なければないで、なんとかなるものです。
そもそも自分にも非があるといえます。
「処分してはいけない」と親に伝えておかなかったことが原因です。
一人暮らしで実家を離れているなら、親が子どもの部屋を掃除するのは普通のことです。
荷物の処分をすることも十分予想できます。
子どもの持ち物でも、ごみだと判断したものは処分することも考えられたはずです。
責めるなら、親ではなく、自分です。
勝手に処分した親が悪いように思えますが、危機管理意識が低い自分にも、非があるといえます。
保管したいものがあるなら、今後はきちんと親に伝えておきます。
「これは大事なものだから処分しないで」と念押ししておけば、親も理解して、安易に処分することはありません。
口頭だけでも十分安心とは限りません。
口頭で伝えたとしても、失念することが予想されます。
年を取れば、記憶力は低下します。
そのため実家を離れる間は「保管用」「処分厳禁」といった注意書きを貼っておく工夫をしておくと万全です。
仕事でも言えることですが、口頭と文書の両方で伝えておけば、トラブル発生は防げるのです。
ネットショップで本の注文をしました。
首を長くして入荷を待っていましたが、数日が過ぎていき、1週間たってもまだ連絡がありません。
10日目にしてようやく連絡がありました。
入荷の連絡かなと思いきや、違いました。
キャンセルの連絡です。
メーカーにて品切れ・再販なしとの連絡があり、手配ができないとのこと。
何日も待たされた挙げ句、結局キャンセルで終わることになりました。
さて、こんな状況のとき、あなたならどうしますか。
こうしたとき、腹を立てる人がいます。
「連絡が遅いです。ダメなら最初からそう言ってください!」と。
これは良くありません。
待たされるのはストレスかもしれませんが、大きなトラブルがあったわけではありません。
単に「メーカーにて品切れ・再販なし」というだけのこと。
お店の立場からすると、キャンセルの連絡を入れるのは心苦しいもの。
ここで腹を立てても仕方ありません。
ぶつぶつ文句を言ったところで、品切れが解消されるわけでも再販が行われるわけでもないのです。
こういうときこそスマートな対応を心がけましょう。
お礼と感謝のメッセージを送るのです。
「メーカーにて品切れ・再版なしとのこと承知いたしました。
お忙しい中、わざわざご連絡いただきましてありがとうございます。
またご縁がありましたら、どうぞよろしくお願いいたします」
これでいいのです。
シンプルに「承知しました」という返事だけで済ませるのもいいですが、できればお礼の言葉を添えると好印象です。
そして「またご縁があればよろしくお願いします」と締めくくれば、ますます好印象につながります。
品切れ・再販なしは仕方ないことです。
お店の人にミスがあったわけではありません。
もっと早く連絡があれば良かったと思うところですが、お店の人も最善を尽くしました。
何かの巡り合わせで、またご縁がある可能性もゼロではないのですから、お礼の言葉で気持ちよく締めくくるのが良い。
素直にキャンセルを受け止め、そのまま諦めるか、中古を探すかなど、次のアクションを考えましょう。
「穏やかな人」
そう聞いてイメージするのはどんな人ですか。
「穏やかな人=怒らない人」と考える人も多いのではないでしょうか。
たしかに怒ることがなければ、穏やかな人が実現します。
いつも穏やかに振る舞う。
余裕のある雰囲気が漂っている。
不快なことをされても、にこにこしながら優しく許してくれる。
もちろん常に平穏な心を保てるならベスト。
一切動揺せず、怒りを感じない振る舞いができれば理想的です。
怒ることがなければ、結果として穏やかな人になれるでしょう。
しかし、ここに誤解があります。
実際のところ、完全に怒りを感じない生き方は難しいのが現実です。
私たちが生きるのは、情報社会・スピード社会・ストレス社会です。
変化と刺激にあふれているのが現代社会。
めまぐるしい社会の中で生活をしていると、少なからず怒りを感じる場面があります。
迷惑なことがあれば、誰でもむっとするでしょう。
思いどおりにいかなかったりトラブルに巻き込まれたりすれば、いらいらすることもあります。
まったく怒りを感じないなら、もはや聖人君子です。
普通の人なら、不快なことをされたら、怒りを感じて当然です。
怒りを感じるのはいいのです。
怒りを感じるのは、普通の人間である証拠です。
怒りを感じるまでは、まだ誰にも迷惑をかけていないので許容範囲です。
では、何がいけないのか。
怒りを爆発させるのがいけないのです。
怒りを爆発させると、相手にストレスをぶつけることになります。
摩擦や対立が生まれたり、口論やけんかになったりなど、本格的なトラブルに発展します。
人間関係にひびが入ります。
時には取り返しのつかない出来事に発展することもあるのです。
大切なのは、怒りを爆発させないこと。
怒りを感じるまではOKですが、爆発させるのはNGです。
怒りを感じることはあっても、表に出さないようにしましょう。
心の中は怒りでむかむかしていても、表向きは平静を装い、にこにこします。
深呼吸で息を整え、心を大きくして、怒りを静めるよう心がけます。
怒りをコントロールする自信がなければ、一度その場から離れて、時間を置くのがいいでしょう。
時間がたつにつれて怒りが静まっていき、冷静を取り戻せます。
怒りを爆発させることさえなければ、人付き合いには影響しません。
にこにこしていれば、周りから「心が広い」「器が大きい」と評価してもらえるでしょう。
怒りを感じることはあっても、爆発させないことが大切なのです。
「言葉の使い方が間違っています」と腹を立てる人がいます。
そういう人は、言葉の変化を受け入れられないのです。
言葉の意味や使い方は、時代と共に変化します。
たとえば「的を得る」という表現があります。
本来は誤用であり、正しくは「的を射る」ですが、必ずしも間違いとは言えなくなっています。
誤った使い方も、広く使われるようになると、一般的になります。
今では慣用的に使われていて、辞書にも載る言葉となっているのです。
「やばい」という言葉があります。
もともとヤクザの隠語として使われていた表現でしたが、今ではすっかり意味が変わりました。
「困った」「大変」というネガティブな意味もあれば「すごい」「おいしい」「美しい」というポジティブな意味にも使われます。
現在では若い世代を中心によく使われるようになり、もちろん辞書にも掲載されています。
品があるとは言えず、まだまだ注意は必要ですが、今ではすっかり市民権を得た表現となっているのです。
言葉は生き物です。
意味や使い方は、時代と共に変わります。
その変化を受け入れられないと、言葉の小さな誤用が気になってしまい、いらいらしてしまいます。
言葉の変化を受け入れられず、時代に取り残されてしまうことになります。
「間違っている」と言い続けていると「古い人間」とレッテルを貼られ、若い世代から疎まれることにもなりかねません。
「言葉は生き物、変化するもの」ということを理解しておくことが大切です。
言葉の使い方に違和感を覚えることがあっても「意味や使い方が変わってきているね。言葉は生き物だからね」と思えばいいのです。
自然と心が広くなり、前向きに受け入れられます。
「だいたい意味が通じていればいい」という寛大な考え方でいると、気が楽になります。
「言葉は生き物、変化するもの」とわかっていれば、違和感があっても、いらいらしないのです。
仕事で苦情を受ける担当になり、クレームの電話を受けることがあるでしょう。
誰にとっても嫌な仕事ですが、誰がやらなければいけない仕事でもあります。
クレーム対応が好きな人はいません。
できればやりたくないものですが、自分が担当になり、慣れない仕事にあたふたすることもあるはずです。
電話を受けた瞬間から、相手が怒っていることもしばしば。
厳しいお叱りの言葉を受けることになり、気がめいってしまうものです。
あまりに怒っていて、まともな会話が成立しないときもあるはずです。
「なぜ私がこんなに怒られないといけないの?」と不満に思いつつも、仕事なので逃げるわけにもいきません。
ぐっと耐えながら会社の代表として謝ります。
社会の理不尽を感じることもあるはずです。
そんなクレーム対応ですが、スムーズな対処のコツがあります。
「余計な言い訳をせず、3倍大げさに謝罪すること」です。
まず余計な言い訳をしないことが重要です。
変に言い返したり、言い訳をしたり、揚げ足を取ったりしません。
特に注意したいフレーズは「ですから」「先ほども申し上げたように」です。
うっかり口にすると、相手の怒りを静めるどころか、火に油を注ぐことになります。
「ですから」「先ほども申し上げたように」は「こんなこともわからないの? 頭が悪いですね」と言っているのと同じです。
相手の怒りを増長させるフレーズのため、禁句にしておくのが賢明です。
余計に相手を怒らせることになりかねないので、ひたすら謝罪に徹しましょう。
クレーム対応に限らず、日常会話でも控えておくのが無難です。
謝罪するときにもポイントがあります。
「3倍大げさ」を心がけてください。
たっぷり感情を込めた声で「誠に申し訳ございません!」と伝えます。
対面であれば、眉を八の字にして、申し訳なさそうな表情をしっかり見せます。
深々と頭を下げたり、コメツキバッタのように何度も頭を下げたりします。
しつこい印象が出るくらい、徹底的に頭を下げるのです。
3倍大げさに謝れば、しっかり謝っている感じがよく伝わって、相手の怒りがスムーズに収まります。
謝罪しながら、相手の言い分をたっぷり聞くことに徹します。
たっぷり怒りを発散させると、相手は満足します。
それだけでクレーム対応が終了することも少なくありません。
変な意地やプライドは邪魔になるだけですから、さっさと捨ててしまいましょう。
余計な言い訳はせず、3倍大げさに謝罪することを忠実に実行すれば、クレーム対応の負担は驚くほど軽くなります。
クレームの電話がかかってきても、もう恐れることはないのです。
日常では怒鳴りたくなることがあるものです。
不快なことがあると、いらいらが募ります。
感情が爆発しそうになるときがあるものですね。
いらいらの限界に近づいたとき、爆発しそうな感覚を覚え、大きな声を出しそうになるのです。
しかし、こういうときにもってこいの言葉があります。
「ここが正念場」の一言です。
怒鳴りたくなったら、大きく深呼吸をして「ここが正念場」と自分に言い聞かせてみてください。
熱くなった頭が冷めていき、冷静が戻ります。
ぎりぎりのところでもう一踏ん張りできます。
「ここが正念場」と思うことで、爆発しそうだった感情がすうっと引いていくのです。
あるとき困難にぶつかって諦めそうになることがあります。
何度やってもうまくいかない。
ベストを尽くしているにもかかわらず効果なし。
そんなときは「ダメだ、もう無理かもしれない」と感じます。
頭の中に「諦め」の文字が浮かんでくるのです。
しかし、ここは大事な場面です。
諦めそうになったときも、大きく深呼吸をして「ここが正念場」と自分に言い聞かせてみてください。
諦めかけた気持ちが奮い立ちます。
前向きな気持ちが復活します。
すでにベストを尽くした後でも「もう少しできることがあるんじゃないか!」と思えるようになるのです。
「ここが正念場」は、底力を発揮する魔法の言葉です。
怒鳴りたくなったときも諦めそうになったときも「ここが正念場」の一言で自分を奮い立たせてください。
気持ちの切り替えるにはどうすればいいのでしょうか。
動きを切り替えましょう。
「気持ちの切り替え=動きの切り替え」です。
どうすれば気持ちを切り替えられるだろうかと、机に向かって一生懸命考える人がいます。
残念ながら、それはあまり意味がありません。
動きが変わっていないからです。
じっとした状態のままで、気持ちががらっと切り替わることはありません。
同じ気持ちが続くだけです。
ふさぎ込んだ気持ちから抜け出したり、暗い気持ちから明るい気持ちになったりすることは困難です。
むしろますますストレスをためることになって、逆効果になりかねません。
気持ちの切り替えるには、動きを変えるのがいちばんです。
外に出て、散歩を楽しみましょう。
太陽の光、街の風景、風の香り、すれ違う人、小鳥の鳴き声。
外を歩いているだけで、いろいろな刺激が飛び込んできます。
おいしいものを食べましょう。
パスタ、ハンバーグ、焼き肉、パンケーキ、スイーツ。
腹を満たすことは、心を満たすことです。
おいしいものを食べれば、元気が出て、脳の調子も上向きになります。
筋トレをしましょう。
腕立て伏せ、腹筋、スクワット、ダンベルトレーニング、ベンチプレス。
たっぷり筋肉を動かせば、ストレスを解消でき、汗もにじみ出てきます。
気持ちの切り替えるために「散歩」「食事」「筋トレ」など別々のことをしているようですが、本質は同じです。
結局のところ「動きを変えている」のです。
動きを変えることで入ってくる刺激が変わり、入ってくる刺激が変わることで気持ちが切り替わります。
体の動きを変えることで、血行や心拍数も変化します。
結果として、リセット効果が得られるのです。
とある市で、納税通知書の敬称漏れのトラブルがありました。
宛名の「様」が印字されていない納税通知書が納税者に送付されてしまったのです。
受け取った人が見れば、自分が呼び捨てをされたように感じるでしょう。
市は、市ウェブサイトで謝罪コメントを発表する事態になりました。
敬称漏れの原因は、通知書の様式の変更でした。
今までの通知書は、もともと敬称が印字されていた様式でしたが、新しい様式は敬称なしのものでした。
敬称を付けて印字すべきところで起きたミスとのこと。
つまり、うっかりが起きたということです。
こうしたトラブルの際、腹を立てる人がいます。
敬称がないなんて納税者に失礼だと。
たしかに敬称がないのは良くないことですが、だからといって腹を立てるほどのことではありません。
そこに悪意はありません。
わざとやったことではなく、ただのチェック漏れにすぎません。
納税額を間違えていたわけでもなく、致命的なミスというわけでもありません。
一目見て、担当者のうっかりであることはわかるはずです。
日常ではよくあることです。
ヒューマンエラーは必ず起きます。
ゼロに近づけることはできても、ゼロにはできません。
人は誰でもうっかりを経験します。
こういうときこそ、寛大な心です。
人生を生きていくうえで寛大な心は大切です。
できることなら「敬称がない分、インク代が節約できたね」という考え方をしたいところ。
そういう前向きな考え方ができれば、寛大な心でにこにこできるのです。
これはメールでもよく起こります。
社内向けメールや社会向けメールでも、敬称漏れのメールがよく見受けられます。
おそらく今この瞬間も、敬称漏れのメールが世の中を飛び交っているでしょう。
敬称がないメールを受け取ったときは「うっかり漏れたのだろう」「ミスをしてしまうほど忙しかったのだろう」と思えばいいこと。
それだけのことです。
悪意がないのは明白なのですから、ポジティブに解釈したほうが精神衛生的にも良い状態でいられます。
大きな心を持てば、優しい気持ちでいられるのです。
せっかちはいけないことであると思われています。
「あなたはせっかちだね」と言われると、なんとなくいい気がしないもの。
ネガティブな評価をされているような印象を受けるのではないでしょうか。
せかせかしていると落ち着きがない印象が出て、周りにプレッシャーを与えてしまいます。
できるだけせっかちな性格は直したほうがいいと言う人が多いものです。
ここに誤解があります。
本来せっかちであることはいいことです。
言い換えると「行動力がある」「スピードがある」「仕事が早い」ということです。
せっかちな人は、仕事を後回しにせず、むしろ前倒しで進めようとします。
明日できることも、できるなら今日のうちにやろうとします。
どんどん前倒しで動いていくので、仕事が予定より早く進み、それゆえ結果を出すのも早くなります。
フロア移動の際も、ワンフロアやツーフロアなら、エレベーターより階段を使います。
よく階段を使うので、適度な運動にもなり、足腰が鍛えられます。
成功者はせっかちな人ばかりです。
人より早く行動することは、成功に欠かせない要素です。
せっかちであるのは悪いことではなく、むしろ良いことなのです。
では、せっかちの何が悪いのか。
ぴりぴりした雰囲気を出すのがいけないのです。
せっかちな人は、落ち着きのない振る舞いが目立ちます。
しょっちゅう時計を気にしたり、まくし立てるような話し方だったり、小走りが目立ったり。
もたもたしている人がいると、つい厳しい態度を取ってしまいがちです。
「急いでいるのだから早くしろ」と言わんばかりの態度になり、ぴりぴりした雰囲気になりやすい。
短気のような印象を与えがちです。
そのことで周りにプレッシャーを与えてしまい、時には不快な気持ちにもさせてしまうのです。
これは良くありません。
せっかちな人が嫌われる理由は、ここにあります。
せっかちは素晴らしい性格ですが、一方で言葉や態度には気をつけることが大切です。
ぴりぴりした雰囲気を出さないよう心がけるのです。
できるだけ余裕と落ち着きのある態度を見せます。
頭の中はハイスピードでも、表に出さなければいいのです。
心では「早く、早く」と思っていても、にこにこした表情を心がけたり、柔らかい態度を意識したりします。
相手の仕事が遅くてプッシュしたいときは、言い方に注意します。
「早くしてください!」という命令形ではなく「お手伝いできることはありませんか?」という疑問形の言い方をします。
「今すぐやりましょう!」と相手に押し付けるのではなく「良かったら今のうちにやりませんか」という提案の言い方をします。
せっかちな人は、性格を直す必要はなく、むしろその性格を生かしましょう。
とにかくぴりぴりした雰囲気を出さないこと。
柔らかい態度を意識して落ち着いた雰囲気を醸し出せば、人に嫌われることはないのです。
理髪店や美容院では、カットが終わった後、蒸しタオルを顔の上にのせてくれることがあります。
このときの快感たるや、筆舌に尽くしがたい。
本当に心から癒やされます。
ふわっと体が宙に浮くような心地よさがあります。
温かく湿っていることがポイントです。
適度な水分が、皮膚を優しく刺激してくれます。
包み込まれるような心地よさがあり、体全身の力が抜けるような安心感があります。
蒸しタオルをのせたままマッサージをしてもらうと、強烈な眠気が襲い、すぐ眠れそうです。
「このサービスが大好き」という人も多いのではないでしょうか。
いらいらしたときは、蒸しタオルを顔にのせてみましょう。
顔の血行が良くなり、新陳代謝を促す効果もあります。
温かいものでもいいですが、冷たいものでもかまいません。
たったこれだけで気持ちが落ち着きます。
水分の蒸発とともに、あなたのいらいらも蒸発していくのです。
あなたにけんかを売ってくる人がいるかもしれません。
相手は感情的になっていて、汚い言葉であなたをののしってきます。
「売られたけんかは買う」と言う人がいます。
それはいかがなものでしょうか。
売られたけんかを買っていたら、トラブルが解決するどころか、ますます大きくなるのは目に見えています。
大きなけがを負ったり、社会的信用を失ったりなど、大きな後悔を生む可能性もあります。
売られたけんかを買うことほど愚かなことはありません。
売られたけんかは、買わなくていいのです。
「売られたけんかは買う」ではなく「売られたけんかは買わない」と考えましょう。
「ごめんなさい。あなたが正しいです。私が間違っていました」と言っておけばいいのです。
こちらが引きます。
狭い道で対向車と鉢合わせたとき、進んで道を譲るようなものです。
相手が感情的になっても、あなただけは冷静を貫きましょう。
心の中では腹が立っているかもしれませんが、ぐっとこらえます。
むかむかして言い返してやりたくなるかもしれませんが、余計なことは言わないのがいちばん。
とにかく腰を低くして、丁寧な態度を見せておくのが得策です。
偉そうにしたい人は、偉そうにさせてあげましょう。
けんかをさらっとかわせば、相手は拍子抜けします。
これだけトラブル回避です。
「売られたけんかを買わない」というポリシーを持てば、平和に人生を生きられるのです。
人のお節介に悩まされることはありませんか。
相手は親切のつもりでも、こちらとしては余計に感じられることがあります。
上司のアドバイスがストレスということがあるでしょう。
陳腐なアドバイスは役に立たなくて、戸惑うこともあるかもしれません。
すでにわかっていることをくどくど言われるのは時間の無駄に感じられます。
必要としていないアドバイスは、余計にお節介に感じられます。
親の干渉がうっとうしく感じられることがあるでしょう。
余計なお節介をされると「そこまでお願いしていません」と言いそうになりますね。
相手に悪気はないのはわかっていても、余計なお節介はストレスを感じることがあるものです。
ストレスを感じると、素直に「ありがとうございます」の一言も言いにくくなります。
つい「やめてください!」と声を荒らげそうになることもあるかもしれません。
こうしたシチュエーションのとき、気持ちを落ち着かせる良い方法があります。
人のお節介にいらいらしたら「でも、ありがたいことだよね」を続けてみてください。
心の中でつぶやくだけでいいのです。
上司の余計なアドバイスにむっとしたら「お節介だなあ。でも、ありがたいことだよね」と続けましょう。
すでにわかっていることは余計に感じられますが、無駄ではありません。
大切なことを再確認させてくれることに役立ちます。
親の干渉がうっとうしく感じられたら「お節介だなあ。でも、ありがたいことだよね」と続けましょう。
親が干渉するのは、それだけ子を心配している証拠でもあります。
うっとうしく思うこともありますが、経済的援助があったり、いざというとき助けてもらえたりするでしょう。
親が元気に生きてくれることもありがたいことです。
お節介に感じても「でも、ありがたいことだよね」が続くと、ポジティブに捉えられます。
気に入らないことでも「それほど悪いことではない」と思えます。
負の感情がすっと消えていき、大切なことに再確認できるのです。
約束をして待ち合わせをしたとき、相手が遅刻してくることがあります。
こういうときの言い訳の定番は「寝坊」「うっかり」「公共交通機関の遅延」です。
「寝坊をして」「うっかりアラームのセットを忘れてて」「電車が遅れていて」など。
ありがちな言い訳ですね。
こちらは早めに到着してきちんと時間を守ったのに、相手のせいで待たされることになりました。
長く待たされると、文句の一言でも言いたくなるものですね。
しかし、遅刻したからと言って、なんでも文句を言えばいいわけではありません。
遅刻の言い訳のなかでも、1つだけ怒ってはいけない例外があります。
遅刻の原因が「体調不良」であれば、大目に見ましょう。
体調不良は仕方ありません。
体調が悪いと、着替えに時間がかかるもの。
原因がよくわからないまま、体調が悪くなることもあります。
移動中、急におなかの調子が悪くなって、途中下車することがあるでしょう。
そんなときはトイレの時間も長くなります。
そんな体調が悪い状態にもかかわらず、ドタキャンすることなく、とりあえず待ち合わせ場所に来てくれました。
時間には遅れたものの、最低限の約束は守ったのです。
ありがたいことです。
遅刻の原因が体調不良であれば、大目に見ることが大切です。
厳しい言葉ではなく、優しい言葉をかけるのがいいでしょう。
「体調は大丈夫?」「無理しないで」「今日は少し早めに切り上げよう」など、心配の声をかけるのがいいでしょう。
遅刻の原因が体調不良であれば、寛大な心になるのです。
あなたには「根に持っていること」はありますか。
昔ばかにされたことを恨んでいたり、昔言われた嫌みに粘着していたり、昔のトラブルを思い出しては怒りがよみがえったり。
根に持っていることがあるなら、さっさと忘れることをおすすめします。
意識が過去に縛られるからです。
時間は前に進んでいます。
私たちはどんどん未来に向かっています。
にもかかわらず、過去のトラブルを根に持っていると、心が重くなって、なかなか明るい気持ちになれません。
思い出すたびに負の感情がよみがえり、精神衛生も良くありません。
前向きに生きにくくなります。
根に持つことは、昔の恨みをいつまでも忘れないということです。
これはなかなか想像以上に疲れる仕事です。
思い出すたびに気力や体力がちびちび削られ、疲れやすさの原因にもなります。
普段は意識していないからといって、無害とは限りません。
意識していなくても、覚えています。
覚え続けることにもコストがかかります。
大きな重りを背負って歩いているようなもの。
やはりこれはこれで余計な消耗が増えるのです。
根に持つことは、体力的にも精神的にもマイナスばかり。
行動の足かせとなり、これから明るく生きる妨げになるのです。
だから根に持つのはもうやめるのです。
昔の恨みは、きれいさっぱり忘れましょう。
「時効」ということにして、忘れてしまうのがいちばん。
たしかに過去の恨みを忘れるのは苦しいことかもしれませんが、寛容な心と大きな器を持てば十分可能です。
「復讐したい」「嫌がらせをしてやりたい」といった考えがあるなら、それもやめることです。
仕返したところでいいことはありません。
すかっとするのは一時的です。
醜い自分をさらすだけです。
逆に相手から根に持たれる可能性もあり、負の連鎖が始まるのです。
根に持っていることがあれば、今すぐ忘れましょう。
心を軽くするためにも、そして意識を未来に向けるためにも。
過去にとらわれず、未来を向いて、自分の人生に集中するのがいちばんです。
根に持つことをやめると、新しい自分に生まれ変われます。
硬い椅子に文句を言っている人がいます。
「硬い椅子はお尻が痛くなる」
「硬い椅子だと落ち着けない」
お店によっては硬い椅子であることがあります。
堅い椅子は、お尻の骨盤に当たって痛みを感じます。
ずっと座っていると、だんだんお尻がつらくなってきますね。
腰痛持ちの人にとっては、硬い椅子は拷問に感じることも多いでしょう。
「硬い椅子は苦手」という人も多いのではないでしょうか。
しかし、文句を垂れるばかりでは大人げありません。
お店の人によっては硬い椅子しかないところもあって悩まされるところでしょう。
どうしようもない問題に思うかもしれませんが、諦めてはいけません。
難しい問題に思えますが、実は単純な話です。
硬い椅子に文句を言うのなら、自分ができる対策を採ればいいだけのことです。
ここで大切になるのは「自分にできる対策を採る」という考え方です。
現代社会は物に恵まれた時代であり、あらゆる種類の「悩み解決グッズ」が存在しています。
同じ悩みを抱えている人は自分以外にもたくさんいて、その人たちの悩み解決グッズがすでに販売されています。
もちろん硬い椅子対策のグッズも販売されています。
その1つが「携帯用クッション」です。
折りたたみ式の小さなクッションが販売されています。
コンパクトなので持ち運びやすく、価格も手ごろです。
硬い椅子対策として、自分でクッションを携帯しておけば済む話です。
これだけのことです。
自分にできる対策をすることで、問題はあっさり解決します。
ぶつぶつ文句ばかり言うのではありません。
自分にできることは何かを考え、主体的に取り組んでいくことが大切です。
この考え方は、硬い椅子に限ったことではありません。
何らかの不便があったとき、ぶつぶつ文句を言うばかりでなく、自分にできることはないか考えてみてください。
ちょっと頭を働かせれば、自分なりにできることがあるはずです。
現代社会にはさまざまな悩み解決グッズがそろっています。
悩みがあっても、ちょっとしたグッズで解決できることが多い。
珍しい悩みでも、そのための解決グッズがすでに存在しているものです。
ないほうを探すほうが難しいくらいです。
自分にできることはないか考えれば、たいていの不便は解決するのです。
テレビやニュースで、ダブルブッキングのトラブルを目にすることがあります。
ダブルブッキングとは、別々のお客さんから二重に予約を受けてしまうことです。
ネット予約が進んだ現代でも、絶対ないとは言い切れません。
何らかの手違いで、ホテルや飛行機などでまれに起こります。
いざダブルブッキングに直面すると、どきっとします。
「泊まれないかもしれない」「座れないかもしれない」など、いろいろな不安がよぎって焦ります。
なかには腹を立てる人もいます。
「どうしてくれるんだ! 責任を取れ」と怒鳴るのです。
これはNGです。
たしかにトラブルといえばトラブルですが、大きなことではありません。
ダブルブッキングになったからといって、野宿をしなければいけないわけではない。
ホテルや航空会社も悪気があってそうしたわけではありません。
ダブルブッキングをしたからといって、別に命まで取られるわけではありません。
こういうときは、定番の流れがあります。
ホテル側・航空会社側が必ず「代替手段」を用意してくれます。
迷惑をかけたおわびとして、よりグレードの高い部屋や座席に案内されることも少なくありません。
希望の部屋、希望の席ではないかもしれませんが、何らかの方法で確保に努めてくれます。
ホテルや航空会社が全力で確保に努めてくれるので、その案内を大船に乗ったつもりで落ち着いて待てばいいだけです。
仮に部屋や座席の確保が難しい状況だとしても、必ず全額返金されるので安心してください。
そして願わくは「珍しい経験をした」と前向きに考えたい。
ダブルブッキングという言葉は耳にしたことはあっても、実際に経験することはなかなかありません。
世の中、ダブルブッキングを経験したことがない人が大半です。
万一経験をしたら、それはそれで「珍しい経験をした」と前向きに取られることが大切です。
ダブルブッキングになったら、それはそれで楽しみましょう。
少し予定は狂うかもしれませんが「珍しい経験をした」と前向きに捉え、どっしり構えるのがいいのです。
珍しい経験をしたと思えば、それもまた一興です。
必ず面白い話のネタになります。
良くも悪くも、旅行のユニークな思い出なのです。
相手が電話に出ないとき、腹を立てる人がいます。
「何やってたの?」
「どうしてすぐ出ないの?」
「何度も電話したのに……」
「本当は居留守を使っていたんじゃないの?」
相手が電話に出てくれないとき、ぶつぶつ文句を言わないことです。
すぐ電話に出てくれればいいのですが、相手にも都合があります。
トイレだったのかもしれません。
寝ていたのかもしれません。
たまたま気づかなかっただけかもしれません。
仕事の対応で忙しく、手が離せなかったのかもしれません。
出たくても、すぐ出られないときもあります。
さまざまな事情が考えられますが、電話に出なかったのなら仕方ありません。
電話に出てくれないだけで腹を立てないことです。
不満があっても口にしません。
相手が電話に出てくれないなら、仕方ないと思えば済むことです。
詳しい事情を知る必要はありません。
いちいち理由を問いただす必要もありません。
理由を問いただすと、怒っていなくても怒っているように聞こえます。
電話に出られないだけでぶつぶつ文句を言われては、相手もストレスを感じるでしょう。
その人との電話がおっくうになり、かえって居留守を使いたくなります。
電話に出てくれないだけのことであり、大したことでも何でもありません。
急ぎの用件であれば別ですが、実際はささいな用件がほとんどでしょう。
そもそも用事があれば、電話よりメッセンジャーアプリで連絡するのがベターです。
電話は相手の時間に割り込む行為です。
突然電話をかけると、相手は仕事を一時中断しなければならず、迷惑を感じることがあります。
いきなり電話をかけるのは、急ぎの用事をのぞき、できるだけ避けておくほうが良いでしょう。
メッセンジャーアプリなら、相手の都合の良いときに確認でき、都合の良いときに返信できます。
何かと忙しい現代社会では、非同期のコミュニケーションツールを中心にやりとりするのがベターです。
電話よりメッセンジャーアプリを使ったほうが、スムーズなコミュニケーションを実現できるのです。
食事をしようと、お店に入りました。
ところが入店してすぐNGを感じることがあります。
お店の雰囲気が合わなかったり、団体客がいてうるさく騒いでいたり、店員さんの態度が悪かったり。
入店してすぐストレスを感じて「お店のチョイスを間違えたなあ」と思うことがあるものですね。
そんなときは、すぐ退店しましょう。
我慢は不要です。
お店選びに失敗することもあります。
入ってすぐお店を出ることもあっていいのです。
入店直後の悪い予感は、たいてい当たります。
食事が出てくるのが遅かったり、料理が期待外れだったりなど、悪いことは続くもの。
不快に耐えながら食事をしたところで、おいしくいただけず、嫌な思い出もできてしまいます。
無理に居続けたところで、あまり良いことはありません。
しばらくして「やっぱりお店を出るべきだった」と悔やむことになるでしょう。
だから、すぐ退店するのです。
注文前であれば、気兼ねなく退店できます。
入店してすぐお店を出ると「店員さんに申し訳ないかな」と思うかもしれませんが、考えすぎです。
注文前ですから気にすることはありません。
食事はつくっていないし、お店の人に迷惑をかけてもいません。
お店にとっても、お客さんが注文前に退店することはよくあることです。
退店の理由は適当でいいのです。
「ちょっと都合が悪くなったので」「ちょっと用事を思い出したので」などの一言を伝えれば、店員さんもうなずいてくれます。
「まだ注文はしていません」の一言を添えると、話はスムーズです。
仮に注文後でも、途中退店は可能です。
きちんと支払いさえ済ませれば、お店から文句を言われることはありません。
お金がもったいないように感じるかもしれませんが、貴重な時間を無駄にするほうがもったいないことです。
途中退店はよくあることです。
深く気にすることはありません。
ほかにもお店はたくさんあります。
せっかくお金を出して食事をするなら、できるだけ快適で居心地の良いところを選びたい。
別のお店に足を運び、気持ちよく食事を楽しむのが得策です。
タクシーに乗って行き先を伝えます。
このとき、ごくまれに運転手から「場所がわからないので教えてもらえますか」と言われることがあります。
まさか逆に質問を受けることになるとは、珍しいパターンです。
こんなとき、丁寧に返せるかどうかです。
「わからないのですか。あなたの仕事でしょ」と言いたくなるところかもしれませんが、ここは大事な場面です。
腹を立てたところで仕方ありません。
いらいらした態度は見せず、丁寧に伝えましょう。
専門家だからといって、何でも知っているとは限りません。
専門家でも、知らないことがあるものです。
あなたも自分が仕事をしている専門領域でも、知らないことがあるのではないでしょうか。
特に細かい知識やマニアックな知識を問われると、言葉に詰まるはずです。
あなたがそうであるように、タクシーの運転手も同じです。
専門家でも、知らないことは当然あります。
カーナビの登場でたいていの場所はわかるようになりましたが、それでも完璧ではありません。
特に最近できたばかりの新しい道やお店は、カーナビに正しく表示されず、対処しきれないことがあります。
むしろ「正直に言ってもらえて良かった」と考えましょう。
知っているふりをされて、変な道をうろうろされても、タクシー料金が跳ね上がって困ります。
場合によっては「別のタクシーに変更する」という選択肢もあります。
タクシーの運転手に「道がわからないので教えてください」と言われても、丁寧になることが大切なのです。
トイレの列に並んでいるとき、真後ろにいる人が急いでいることがあります。
具合が悪そうで「しんどい」とつぶやいていたり、親子連れで子どもが「漏れそう」と言っていたり。
そわそわしている様子から、トイレを急いでいることがわかります。
そんなときは、順番を譲ると喜ばれます。
相手にお願いされてから譲ればいいと思いますが、なかなか難しいことがあります。
心理的な抵抗があって「順番を譲ってください」とは言いにくいもの。
本当につらいときは「順番を譲ってほしい」と言う余裕すらないときもあります。
だからこちらから声をかけ、快く順番を譲るのです。
「もし良かったら、お先にどうぞ」と一言言えばいいだけのこと。
列の前後が入れ替わり、自分の番が1つ遅くなりますが、大したことではありません。
周りの人に迷惑をかけるわけでもありません。
本当にぎりぎりで危ないというときがあるものですね。
漏れるか漏れないかの瀬戸際のとき、順番を1つ譲ってもらうだけでも助かります。
ささいなことですが、これも善行です。
道徳にかなった良い行いなのです。
相手が喜んでくれると、自分にとっても気持ちがいいものです。
自分に得があるわけでもなく、順番を譲らなければいけない義務もありませんが、できるだけ心がけたい行いです。
「よし、今日は1つ良いことができた」と嬉しくなれます。
喜ばれる行いができることは素晴らしいことです。
譲る人は譲られます。
列に並んでいて自分が大変な状況のとき、今度は自分が順番を譲ってもらえる立場に恵まれるかもしれません。
困ったときはお互いさまです。
優しい気持ちは、世の中を回っていくのです。
人は、感情を持った生き物です。
うっかりキレてしまうことがあります。
頭では「キレてはいけない」とわかっていても、気の緩みがあって、ぷちんとキレてしまうことがあるものです。
キレたら、必ず後悔します。
感情をコントロールできなかったということです。
大人らしくない振る舞いをしたということです。
そのときは怒りでヒートアップしていますが、しばらくして冷静さを取り戻すと、大きな後悔が襲ってきます。
「しまった。キレてしまった。自分が恥ずかしい」と息苦しくなります。
痴態をさらした自分が嫌になり、みじめな気持ちになるのです。
もしキレて後悔することがあれば、しておきたいことがあります。
それは「誓いを立てること」です。
「もう二度とキレない。何があっても絶対キレない」
そう強く誓い、しっかり自分に言い聞かせましょう。
日頃から強く誓いを意識しておきます。
さらに誓いを忘れないよう書き留めておくことも大切です。
手帳があるなら、そこに書き留めておきましょう。
日記を書いているなら、目立つところに書き留めておきましょう。
頭で意識するだけでなく、文字にして見える形にしておけば、理性的な行動をより強化できるのです。
誓いがあるかどうかは、天と地の差です。
誓いがなければ、キレて後悔してもすぐ忘れ、また同じ過ちを繰り返してしまいます。
しかししっかり誓いを立てておけば、今後同じような場面に遭遇したとき、強力なブレーキが働きます。
いらいらが募っても「誓いを立てたのだから絶対にキレない!」と踏ん張れ、難局を乗り越えられるのです。
誓いは、未来の過ちの抑止力になるのです。