笑い方には、品のあるなしが関わるポイントです。
楽しい会話のときは、誰でも自然と笑みがこぼれますね。
もちろん笑うのはとてもいいことですが、笑い方は品に関わるポイントの1つです。
品のある人とない人とでは、笑い方に違いあります。
品のない人は、口の中が見える笑い方をします。
一言で言えば「ビッグスマイル」です。
大きく口を開けて「あはは!」「わはは!」と笑い、笑い声も大きめです。
一見すると、悪くはないのです。
ビッグスマイルは明るく元気があっていいのですが、品という点ではイエローカードです。
口を大きく開けた笑い方をすると、相手に口の中が見えます。
人前で口を大きく開けたり、口の中を見せたりすることは、品のあることではありません。
なにより大きく口を開けて勢いよく笑うと、相手に向かって飛沫が飛ぶ可能性もあり、衛生的ではありません。
口の中が見える笑い方をすると、品も下がってしまうのです。
品のある人は、口の中が見えない笑い方をします。
口を開ける場合は、手で口元を隠します。
大きな声は出しません。
周りの雰囲気に合わせて、声のボリュームに注意しながら笑います。
手で口元を隠しているので、口の中が見えることはなく、相手に飛沫が飛ぶこともありません。
声を出さない場合は、にっこりほほ笑みます。
白いを歯を見せたほほ笑みもあれば、口を閉じたほほ笑みもあります。
ほほ笑みには柔らかく優しい印象があり、上品さが出てくるのです。