品のない人は騒がしいのです。
声のボリュームが調整できません。
電車の中でも高級レストランでも、大声でしゃべります。
なにかと声が大きく「うるさい」というレベルになっています。
電車や高級レストランだけではありません。
普段から声のボリュームが一回り大きい。
もちろん声が大きいだけでNGというわけではありません。
パーティーや同窓会など私的な場であれば、声のボリュームが大きくなることもあります。
親しい人と会話が弾むと、笑いが増えるし、誰でも声が大きくなるものです。
しかし、品のない人は、TPOをわきまえず、いつもうるさいのです。
ぎゃあぎゃあうるさい人は、いつの間にか周りに迷惑をかけていることがあります。
品のない人は、自分の声がうるさいことにも気づいていません。
聞いてもいないのに、ずけずけ自分から話し始めます。
そのうえ話も長く、だらだらしています。
謙虚さがなく、がつがつした様子があります。
うるさいと、一気に品が落ちてしまうのです。
品を醸し出すためには「物静か」という点が大切です。
物静かであることは否定的に捉えられがちですが、誤解です。
物静かであることは落ち着いている様子として映り、上品な印象アップにつながります。
品のある人はみな、物静かな人ばかりです。
大きな声を出したり、ぎゃあぎゃあ騒いだりすることはありません。
日頃から声のボリュームには注意を払っています。
バスや電車などの公共交通機関では、できるだけ会話は避けます。
会話をするとしても、小声です。
高級レストランでは、落ち着いた雰囲気に合わせて静かに話します。
職場や会議でも、TPOに応じて声のボリュームを調整します。
普段の会話でも、あまり大きな声にならないよう、物静かを心がけます。
声のボリュームには注意しつつ、長話にならないよう、簡潔でわかりやすい話し方を意識しています。
物静かな人からは落ち着きが感じられ、それが品の良さにつながっていくのです。