普段どんな口元になっているかです。
普段の口元は、品に関わるポイントの1つです。
まず注意したいのは「半開きの口元」です。
口が半開きになっている人がいます。
驚いてぽかんと口を開けているわけではなく、普段からずっと口が半開きなのです。
半引きの口をチャーミングと捉える人もいますが、品のある点でいえば要注意です。
ぽかんと開いた口は、子どもっぽく印象やだらしない印象を与えます。
緊張感が抜けているようで、品がないように見えません。
健康面でもマイナスです。
ぽかんと口を開けていると、ちりや病原体を含んだ空気が口の中に入り込んで風邪の原因となります。
口の中が乾燥して、虫歯や歯周病になりやすくなるデメリットもあります。
驚いたときに口を開けるのはいいのですが、普段からずっと口を半開きにしているなら注意したほうがいいでしょう。
上品を意識するなら、きちんと口を閉じましょう。
そして口角を少しだけ上げるのです。
大きく上げる必要はなく、3ミリ上げるだけで十分です。
閉じた口元からは知性を感じさせ、口角を上げた口元からは余裕を感じさせます。
口角を上げていると、相手に明るくポジティブな印象を与えます。
きりっとした口元からは、知性や美しさの印象を与えます。
品のある人は、きちんと口を閉じていて、口角が少し上がっているのです。