品のない人は騒がしいのです。
声のボリュームが調整できません。
電車の中でも高級レストランでも、大声でしゃべります。
品において「音」は、外せない重要なポイントです。
もちろん日常生活を送るうえで、ある程度の音が出るのは仕方のないことです。
歩くときの足音、ドアを閉めるときの音、パソコンのタイピング音。
所作にアラがある人がいます。
・お金を受け取るとき、片手で受け取る
・物を投げるように置く
品を意識するうえで注意したいのは「動きのスピード」です。
早口、早食い、早歩き、小走りなど。
スピード感があっていいのですが、品という点ではマイナスです。
センスのある服装で、身だしなみが整った人がいます。
清潔感もあって、外見も整っています。
落ち着いた雰囲気があって「すてきな人だな」と思いきや、話し始めた途端、がらっと印象が変わることがあります。
品を身につけるなら、常識とマナーの習得が欠かせません。
一言で「常識」「マナー」と言っても幅が広く、多種多様です。
ビジネスでも私生活でも、さまざまな常識・マナーがあります。
おしゃれでも、どことなく不衛生な印象を受ける格好があります。
黄ばんだ服、しみの付いたズボン、擦り切れたバッグ、手垢の付いたバッグアクセサリー、汚れの付いたスマホケース。
汚れや経年劣化の目立つ身なりをしていると、不衛生な印象が出てしまいます。
アパレルショップのショーウインドーでは、おしゃれな服を着たマネキンが飾られています。
姿勢の悪いマネキンはいません。
どのマネキンも、必ず背筋が伸びていて、美しい姿勢になっています。
露出度の高低は、品に関わるポイントの1つです。
露出の多い服装をしている人を見かけます。
半ズボンやタンクトップを着た男性、ミニスカートやキャミソールを着た女性。
品のない人は、アクセサリーをじゃらじゃら身につけるのが特徴です。
指には指輪をいくつもはめています。
耳には大きなイヤリングがゆらゆら揺れています。
服装を心がけるうえで気になるのが「流行」です。
毎年、流行があります。
ファッションに流行を取り入れる人も多いでしょう。
「部屋の状態は、心の状態を反映している」と言われています。
品のない人は、掃除や整理整頓が苦手です。
いつも部屋が片付いていません。
普段どんな口元になっているかです。
普段の口元は、品に関わるポイントの1つです。
まず注意したいのは「半開きの口元」です。
品のない人は、人の悪口や噂話に興味津々です。
人のゴシップにはいつも敏感に反応します。
人の悪口や噂話があれば「何? 何?」と興味津々に耳を傾け、にやにや話します。
話すこと・聞くことは、コミュニケーションに欠かせません。
もちろんどちらも大切なことですが、どちらに重点を置くかで、品のあるなしが変わってきます。
品のない人は、ぺらぺらしゃべってばかりです。
品のある人にも、不平不満はあります。
むっとすることもあるし、愚痴を言いたくなることもあります。
では、品のある人とない人の違いはどこにあるのかというと「言い方」にあります。
苦情を伝えるときは、品のあるなしに関わるポイントの1つです。
上品な人でも、苦情を伝えることはあります。
「これをやめてほしいな」「ここを改善してほしいな」と思うことは誰にでもあることです。
品を身につけるうえで欠かせないことの1つに「ポジティブ思考」があります。
ネガティブ思考になっていると、自分にも周りにも良い印象を与えません。
ため息も増え、自然とネガティブ発言も多くなります。
笑い方には、品のあるなしが関わるポイントです。
楽しい会話のときは、誰でも自然と笑みがこぼれますね。
もちろん笑うのはとてもいいことですが、笑い方は品に関わるポイントの1つです。
「余計な待ち時間を増やしたくない」
そう思ってぎりぎりで行動する人も多いのではないでしょうか。
たしかにジャストタイムで行動すれば、無駄な時間を減らせます。
品のない人は、自分ファーストです。
言い換えると「私が、私が」です。
「相手のことより、まず自分」という思考になっています。
品のない人は、見栄を張った生き方をしています。
少しでも相手より上に見られたいために、高級なものやハイステータスなものに興味があります。
高級ブランド品を持ったり、高級車に乗ったり、高級マンションに住んだり。
群れて行動する人がいます。
仲良しグループをつくって、いつもみんなと共に行動します。
もちろん人と一緒にいることで、寂しさが和らいだり、楽しさが増したりすることがあるのも事実。
品のある人もない人も、気の利いたことはします。
気の利いたことができる人は、仕事ができる人です。
誰かがやるだろうと放置せず、きちんと自分から動けるのは素晴らしいこと。
上品を心がけるうえで大切にしたいのは「誠実であること」です。
誠実であるためには「正直で裏表がないこと」が重要なポイントになります。
どれだけ身なりや言葉遣いが良くても、嘘が多かったり、裏表が激しかったりすると、アウトです。
品のある人とない人の差は、どこに現れるのか。
その1つが「食べ放題」です。
レストランのビュッフェでは、よく食べ放題のメニューが用意されています。
嫌いな人に冷たく接する人がいます。
自分と相性の良い人もいれば、悪い人もいるものです。
人間関係の中では「犬猿の仲」「水と油の関係」ということも珍しくありません。
「親しき仲にも礼儀あり」という言葉があります。
親しみが過ぎて遠慮がなくなると不和の元になるから、親しい関係になっても礼儀を大切にしましょうということです。
初対面のときは誰でも相手に気を遣い、礼儀を意識しますが、親しくなるにつれて態度が柔らかくなっていきます。
私たちは誰でも1人では生きていけません。
すべての人は、生まれてから今まで、さまざまな人に助けられて生きています。
親から愛情と養育を受けるだけではありません。
品のない人は、自分というものを持っていません。
自分のこともあまり理解していません。
自分を持っていないと、他人軸で生きることになります。
品のない人は騒がしいのです。
声のボリュームが調整できません。
電車の中でも高級レストランでも、大声でしゃべります。
なにかと声が大きく「うるさい」というレベルになっています。
電車や高級レストランだけではありません。
普段から声のボリュームが一回り大きい。
もちろん声が大きいだけでNGというわけではありません。
パーティーや同窓会など私的な場であれば、声のボリュームが大きくなることもあります。
親しい人と会話が弾むと、笑いが増えるし、誰でも声が大きくなるものです。
しかし、品のない人は、TPOをわきまえず、いつもうるさいのです。
ぎゃあぎゃあうるさい人は、いつの間にか周りに迷惑をかけていることがあります。
品のない人は、自分の声がうるさいことにも気づいていません。
聞いてもいないのに、ずけずけ自分から話し始めます。
そのうえ話も長く、だらだらしています。
謙虚さがなく、がつがつした様子があります。
うるさいと、一気に品が落ちてしまうのです。
品を醸し出すためには「物静か」という点が大切です。
物静かであることは否定的に捉えられがちですが、誤解です。
物静かであることは落ち着いている様子として映り、上品な印象アップにつながります。
品のある人はみな、物静かな人ばかりです。
大きな声を出したり、ぎゃあぎゃあ騒いだりすることはありません。
日頃から声のボリュームには注意を払っています。
バスや電車などの公共交通機関では、できるだけ会話は避けます。
会話をするとしても、小声です。
高級レストランでは、落ち着いた雰囲気に合わせて静かに話します。
職場や会議でも、TPOに応じて声のボリュームを調整します。
普段の会話でも、あまり大きな声にならないよう、物静かを心がけます。
声のボリュームには注意しつつ、長話にならないよう、簡潔でわかりやすい話し方を意識しています。
物静かな人からは落ち着きが感じられ、それが品の良さにつながっていくのです。
品において「音」は、外せない重要なポイントです。
もちろん日常生活を送るうえで、ある程度の音が出るのは仕方のないことです。
歩くときの足音、ドアを閉めるときの音、パソコンのタイピング音。
どれも必ず音が出ます。
しかし、音には少なからず、人を不快にさせてしまう要素があります。
音が大きくなればなるほど、周りの人に不快な思いをさせてしまい、品の低下にもつながるのです。
品のない人は、何かと音を立てます。
パソコンのタイピング音が大きい、歩くときの足音がうるさい、ドアをばたんと音を立てて閉める。
もちろん本人に悪気はないのですが、大きな音が出るのはNGです。
品のない人は、自分が出す大きな音に鈍感です。
自分が出す音のせいで、周りに不快な思いをさせていることに気づいていません。
大きな音が出るのは「扱い方が少々乱暴になっている」という表れでもあります。
音が大きいと、乱暴な扱い方をしていると思われ、印象も悪くなります。
音が出れば出るほど、大きくなればなるほど、品が下がってしまうのです。
品を心がけるなら、できるだけ大きな音を避けるに超したことはありません。
品のある人は、できるだけ音を立てないよう配慮します。
歩くときは、静かに歩きます。
ドアを閉めるときは、ゆっくり閉めます。
パソコンのキーボードは、優しくタイピングします。
丁寧な所作を心がけることで、静かな音を実現できるのです。
もうひとつ注意したいのが、自分でも気づかないうちに音が出ているパターンです。
よくあるのが、イヤホンの音漏れです。
バスや電車の中、イヤホンを耳につけ、音楽を楽しむ人も多いでしょう。
音楽を楽しむのはいいのですが、いつの間にかイヤホンから音漏れしていて、周りに不快な思いをさせていることがあります。
バスや電車の中、イヤホンで音楽を楽しむときは、音漏れに注意が必要です。
所作にアラがある人がいます。
それぞれ何気ない行為ですが、所作に少し荒っぽいところが見受けられます。
もちろんアラがあるからといって絶対ダメというわけではありませんが、少なくとも良い印象は受けないでしょう。
所作が荒いと、その人の心も荒いように見え、品のない様子に映ります。
また所作にアラがあると、おのずと物の扱い方も乱暴になります。
物を投げるように置くと、壊れやすくなるでしょう。
椅子を引きずると、フローリングに傷をつける原因にもなります。
折りたたみ傘をくしゃくしゃに巻くと、余計なしわを増やす原因にもなります。
劣化を早めたり故障の原因になったりするのです。
品のある人は、所作が丁寧です。
所作の一つひとつに美しさがあります。
さりげない所作にこそ、その人の内面が現れます。
所作の一つひとつはささいなことでも、そういう何気ないところこそ、その人の内面が表れます。
人間とは不思議なもので、所作が丁寧だと、心まで丁寧で整った人に見えるものです。
できるだけ丁寧な所作を心がけることが大切なのです。
品を意識するうえで注意したいのは「動きのスピード」です。
早口、早食い、早歩き、小走りなど。
スピード感があっていいのですが、品という点ではマイナスです。
動きが速いと、ばたばたしているように見えます。
落ち着きのない印象に映り、品位を下げる原因となるのです。
品を意識するなら、落ち着いている様子を見せることが必要不可欠です。
そのためには「ゆっくりした所作」を意識することが欠かせません。
上品な人には、落ち着いた動作があります。
話すときも、ゆっくり落ち着いて話します。
食事をするときも、ゆっくり落ち着いて食べます。
歩くときも、ゆっくり落ち着いて歩きます。
お辞儀をするときも、ゆっくり落ち着いてお辞儀します。
ドアの開閉もゆっくり行います。
動きが落ち着いている人からは、上品な印象を受けるもの。
ゆっくり動くだけで落ち着きがあるように見え、品位がぐっとアップします。
急いで移動したいときもあるかもしれません。
仕事をしていると、スピード感を求められることもあるものです。
そんなときでも、焦っている様子にならないよう、できるだけ落ち着いた動きを心がけることが大切です。
たとえば、急いで移動するなら「大股歩き」を心がけると、落ち着いた雰囲気を保ちながらスピードを出すことが可能になります。
話すときであれば、早口ですべてを話すのではなく、要点を押さえると、話が簡潔になり、ゆっくり落ち着いた話し方ができます。
時間に余裕がなくて急いでいるときでも、挨拶やお辞儀のときだけは、ゆっくり丁寧に行うよう意識できるでしょう。
池の中を泳ぐコイは、ゆっくり泳いでいるから優雅に見えます。
人も、ゆっくり落ち着いて動けば優雅に映るのです。
センスのある服装で、身だしなみが整った人がいます。
清潔感もあって、外見も整っています。
落ち着いた雰囲気があって「すてきな人だな」と思いきや、話し始めた途端、がらっと印象が変わることがあります。
言葉遣いが悪いのです。
品に関係するポイントの1つは、言葉遣いです。
相手に意味が伝わりさえすればいいという考えは良くありません。
言葉遣いは、その人の内面や価値観を表します。
どんなに外見が整っていようと、言葉遣いが悪いと台無しです。
落ち着いた雰囲気も、言葉遣いが悪いと、吹き飛びます。
品のある人を目指すなら、言葉遣いをきちんとしておく必要があります。
品のない人は、言葉遣いが乱暴です。
まず若者言葉が目立ちます。
若者言葉を多用していると、乱暴な言葉遣いになりやすい。
「これ、やばいよね」
「まじでびびった」
「あいつ、むかつくよね」
「超嬉しい、超悲しい」
「まじ」「うざい」「やばい」「むかつく」「びびる」「えぐい」「超○○」といった言葉をよく口にします。
人のことを「こいつ」「あいつ」呼ばわりします。
ネットスラングも多用し「そうだね」「そのとおりだね」と言うのではなく「それな」と言います。
当然ながら乱暴な言葉遣いは品がありません。
敬語もきちんと身についていなくて、相手に失礼な言い方をすることもたびたびあります。
品のない人は、省略言葉もよく口にします。
「ありがとうございます」と感謝する場面では「どうも」の一言だけ。
「よろしくお願いします」とお願いする場面で「よろしく」の一言だけ。
「すみませんでした」という謝る場面で「すまん」の一言だけ。
省略した言葉は、きちんと言ったことになっていません。
感謝も謝罪も中途半端になります。
言葉遣いが乱暴だと、失笑を買ったり、人に不快な思いをさせたりします。
素行が悪く、暴力的な人だと誤解されても仕方ありません。
品のある人は、言葉遣いが丁寧です。
褒めるときも驚くときも、丁寧な言葉遣いです。
「素晴らしいですね」
「おいしい」
「美しいですね」
「驚きました」
「感動しました」
普通の言い方を心がけます。
正しい敬語が身についていて、目上の人やオフィシャルな場では、正しい敬語で話します。
言葉は省略せず、きちんと語尾まで発音します。
感謝するところでは、きちんと相手の目を見て「ありがとうございます」と伝えます。
お願いする場面や謝る場面やでは、頭を下げて「よろしくお願いします」「申し訳ございませんでした」と言います。
飾り気のないシンプルな言葉でも、一言一言を丁寧に伝えるので好印象があります。
言葉遣いが丁寧だと、育ちの良い印象を与えます。
言葉遣いが丁寧な人からは、上品さが感じられるのです。
品を身につけるなら、常識とマナーの習得が欠かせません。
一言で「常識」「マナー」と言っても幅が広く、多種多様です。
ビジネスでも私生活でも、さまざまな常識・マナーがあります。
ビジネスであれば、仕事の常識を始め、敬語のマナー、メールのマナー、電話対応のマナー、来客訪問のマナーなどがあります。
私生活であれば、生活上の常識を始め、食事のマナー、手紙のマナー、冠婚葬祭のマナーなどがあります。
両方に共通する常識やマナーも多数あります。
もちろんすべての常識やマナーをきちんと身につけるのは難しいですが、基本だけは身につけておきたいところ。
非常識やマナー違反が目立つと、相手は「おやっ?!」と首をかしげるでしょう。
相手に不快感を与えたり、場を混乱させたりする恐れがあります。
常識やマナーがないと、本人に悪気はなくても、品がないと思われる行動が増えてしまうのです。
品のある人は、基本的な常識とマナーが身についています。
常識とマナーが身についていると、相手に好印象を与えられます。
自然とスマートな振る舞いができるようになり、知性的でエレガントに見えるようになります。
基本的な常識とマナーが身についていると「あの人はしっかりしているね」と好印象を持たれるのです。
おしゃれでも、どことなく不衛生な印象を受ける格好があります。
黄ばんだ服、しみの付いたズボン、擦り切れたバッグ、手垢の付いたバッグアクセサリー、汚れの付いたスマホケース。
汚れや経年劣化の目立つ身なりをしていると、不衛生な印象が出てしまいます。
不衛生な印象が出ると、品には大きな減点です。
どれだけセンスのいい服装であろうと、どれだけ高級なブランドで身を固めようと、不衛生な点があるとアウトです。
品を醸し出すには、きれいな印象が大事です。
きれいな印象を出すためには「清潔感」が欠かせません。
清潔感は、人の印象を決めるうえで重要な要素。
品は、清潔感があってこそ醸し出るものです。
品のある人は、清潔感のある格好をしています。
服やズボンに汚れがないのは当然です。
汚れてから洗濯するのではなく、毎回きちんと洗濯をして、清潔感のある状態にします。
洗った服は、きれいにたたみ、アイロンが必要なものは、きちんとアイロンをかけてしわを伸ばします。
難しい汚れや特別な衣類は、きちんとクリーニングを出して、しっかり汚れを落としてもらいます。
バッグアクセサリーも、何度も手に触れていると、手垢が付きます。
いくら大事なものでも、あまりに手垢が目立つと、やはり不衛生な印象として映ります。
定期的に掃除をして、洗濯できるなら洗濯して、できるだけ清潔感のある状態を保ちます。
スマホケースも定期的に掃除してきれいにします。
劣化が進んであまりに古くなったものは、新しいケースに買い換えます。
「しみや汚れがないこと」「擦り切れていないこと」「劣化が目立たないこと」が大切です。
清潔感があれば、若々しく見られるメリットもあります。
アパレルショップのショーウインドーでは、おしゃれな服を着たマネキンが飾られています。
姿勢の悪いマネキンはいません。
どのマネキンも、必ず背筋が伸びていて、美しい姿勢になっています。
もし姿勢の悪いマネキンであれば、どう見えるでしょうか。
腰の曲がった猫背のマネキンを想像してみてください。
どれだけおしゃれな服を着ていても、急に印象が悪く見えるはずです。
背筋や姿勢の美しさは、品の良しあしに関係するポイントの1つです。
品のない人は、いつも猫背になっています。
もちろん人間ですから、背筋が曲がることもあります。
疲れていたり、ストレスを感じていたりするときは、つい背筋が曲がってしまうもの。
落ち込んでいるときも、自然と前かがみの姿勢になりやすいものです。
しかし、品のない人はいつも猫背です。
食事のときも仕事のときも歩いているときも猫背です。
普段から猫背の姿勢になっていて姿勢が悪い。
猫背になって姿勢が悪くなっていると、品にもマイナスの影響があります。
元気があっても、元気がないように見えたりすることも増えます。
猫背で姿勢が悪くなっていると、あまり良い印象として映らないのです。
品のある人は、背筋がぴんと伸びています。
食事のときも、仕事のときも、歩いているときも背筋が美しい。
背筋が伸びていると姿勢が良くなると、全身のシルエットが引き締まって、痩せて見える効果もあります。
周りからの印象も良くなって「かっこいいなあ。きちんとした人だな。品がある人だな」と好印象を持たれます。
姿勢の美しさは、品に比例するのです。
あなたの背筋は今、どうなっていますか。
背筋を伸ばして姿勢を整えるだけで、品のある人に近づけるのです。
露出度の高低は、品に関わるポイントの1つです。
露出の多い服装をしている人を見かけます。
半ズボンやタンクトップを着た男性、ミニスカートやキャミソールを着た女性。
露出の多い服装は楽なので好んでいる人も多いでしょう。
暑い夏場であれば、ラフな服装ということで、露出が多めの服装をしがちです。
暑くなれば、自然と薄着になるもの。
女性であれば、異性の目を引きやすいという点も挙げられるでしょう。
色気を出すのに、露出ほど手っ取り早い方法はありません。
しかし「品のある人」というテーマで考えると、安易な露出には要注意です。
男女に関係なく、露出が多くになるにつれて、品の低下を招きます。
世の中を見渡すと、社会的地位のある人で、露出のある服装をしている人は見かけません。
ビジネスシーンでも、露出の多い服装はNGとされ、避けたほうが良いとされています。
女性の場合、露骨に肌を見せていると、貞操観念が低いと見なされる傾向があります。
家庭内やカジュアルシーンであればいいのですが、職場や公共の場では注意したいところ。
品のある人を目指すなら、できるだけ露出の少ない服装をするのが望ましいといえます。
できるだけ肌は見せません。
ミニスカートよりロングスカート、ショートスリーブよりロングスリーブです。
もっとも夏場や気温の高い日であれば多少の露出もありですが、それでも限度を超えたものはNGです。
トップもボトムもロング丈のほうが、落ち着いて見え、品も出るのです。
品のない人は、アクセサリーをじゃらじゃら身につけるのが特徴です。
指には指輪をいくつもはめています。
耳には大きなイヤリングがゆらゆら揺れています。
首にはネックレスが重ね付けされています。
手首には、腕時計だけでなく、ブレスレットやバングルを2つも3つもはめています。
しかも奇抜なデザインのものが多い。
指・耳・首・手首など、体のパーツそれぞれに、これでもかというほどアクセサリーを身につけるのです。
残念ですが、これではお世辞にも品があるとは言えません。
もはや怪しい祈祷師さながらの格好です。
アクセサリーの数は、品格と反比例します。
アクセサリーの数が多くなればなるほど、品も下がります。
アクセサリーが多すぎると、そちらに気を取られ、自己主張が強すぎる印象を与えてしまいます。
品のある人は、最低限のアクセサリーのみ身につけます。
身につけるアクセサリーは、小ぶりでシンプルなものです。
イヤリングもネックレスも、小ぶりなものを身につけます。
手首は、シンプルな腕時計1つのみで、ブレスレットははめません。
指輪は、基本的に結婚指輪・婚約指輪以外ははめません。
はめるとしても1つのみです。
それぞれのアクセサリーは、高級ブランドというわけではありませんが、品質が良くて洗練されたものを身につけます。
品のある人は「アクセサリーはあくまで引き立て役」と考えています。
アクセサリーは、ファッションの一部であって、主役ではありません。
アクセサリーをじゃらじゃら身につけることはなく、最低限のもので済ませるのです。
服装を心がけるうえで気になるのが「流行」です。
毎年、流行があります。
ファッションに流行を取り入れる人も多いでしょう。
流行には「最新感」があって、おしゃれでかっこよくてセンスのいい自分を演出できます。
時代の波に乗っている自分を見せたくて、ファッションに流行を取り入れている人も多いのではないでしょうか。
もちろん流行を取り入れるのも悪くないのですが、注意点もあります。
流行は、あくまで一時的なものです。
そのときはセンスがあってかっこよく見えても、しばらくすれば、廃れます。
今年はやったものも、来年になれば、時代遅れです。
「センスがいい」と言われるどころか「懐かしいね」「まだ着ているの?」と言われます。
今年の最新は、来年の最新ではありません。
どんな流行にも波があり、必ず終わりを迎えます。
そのため流行を追いかけていると、毎年ころころファッションが変わります。
これでは流行を追いかけているというより、流行に振り回されている状態です。
流行を追いかけてばかりいると、自分らしい個性を表現できません。
出費がかさむばかりで、お財布にも痛い。
流行を追いかけてばかりいると、不安定感が増して、品を出すことが難しくなるのです。
品のある人は、流行に振り回されません。
落ち着いたファッションを基本としつつ「自分らしいおしゃれ」を楽しみます。
自分の個性を熟知していて、自分に合ったもの・品質の良いもので、上手に自分を着飾ります。
品質の良いものだからといって、必ずしもハイブランドというわけではありません。
手頃な価格でも、品質の良いものはたくさんあります。
もちろん品のある人でもファッションに流行を取り入れることはありますが、あくまでピンポイントです。
流行の影響を受けないため、毎年ころころ服装が替わることはありません。
自分を確立している人は、ファッションも安定しています。
自分を確立している人に、品があるのです。
「部屋の状態は、心の状態を反映している」と言われています。
品のない人は、掃除や整理整頓が苦手です。
いつも部屋が片付いていません。
物が散乱していたり、服も脱ぎっぱなしだったり、本や雑誌が置きっぱなしだったり。
いろいろなものが散らかっていて、ごちゃごちゃしています。
使い終わったものは出したままで、元の場所に戻しません。
掃除もされていなくて、部屋にちりやほこりが舞っています。
ごみ出しもされていなくても、ごみ箱からごみがあふれかえっています。
掃除は不定期で「気になったらやればいい」と思っています。
そして気になる段階になっても、なかなか重い腰を上げず掃除をしません。
「片付けるの面倒くさい」「片付けても、どうせ散らかるのだから意味がない」と思っています。
品のない人は、持ち物を乱暴に扱います。
服やアクセサリーも、適当な場所に置いたままにしています。
服やアクセサリーを身につけるとき「ない、ない」と言って、部屋中を探し回ることになるのです。
持ち物を定期的にメンテナンスする習慣もありません。
残念ながら、散らかっている様子があると、上品な印象があるとは言えません。
品のある人は、掃除や整理整頓がとても得意です。
普段から部屋や身の回りがきれいに整えられています。
使い終わったものは、元の場所に戻します。
脱いだ服はそのままにせず、ハンガーに掛けるか、洗濯かごに入れます。
カバンやバッグは荷物入れに収納して、小物やアクセサリーは収納ボックスに入れ、きちんと定位置に戻すことが徹底されています。
そのため物を探す時間がありません。
必要なときに、さっと取り出します。
どこに何があるか、頭に入っているのです。
また、定期的な掃除や整理整頓を欠かしません。
きちんとごみ出しをしていて、ごみがたまらないよう心がけています。
定期的に掃除をして、いつも部屋を清潔な状態にしています。
掃除が行き届いていて、身の回りもきちんと整理整頓されていて、いつでもお客さんを呼べる状態になっています。
品のある人は、部屋だけでなく、身の回りのものも大切にしています。
特に革製品は、定期的にメンテナンスも欠かしません。
ハンドバッグの場合、柔らかい布でから拭きをして、ビジネスシューズの場合、シューシャインクリームでお手入れをします。
いつも部屋や身の回りが整っている人からは、品位が感じられるのです。
普段どんな口元になっているかです。
普段の口元は、品に関わるポイントの1つです。
まず注意したいのは「半開きの口元」です。
口が半開きになっている人がいます。
驚いてぽかんと口を開けているわけではなく、普段からずっと口が半開きなのです。
半引きの口をチャーミングと捉える人もいますが、品のある点でいえば要注意です。
ぽかんと開いた口は、子どもっぽく印象やだらしない印象を与えます。
緊張感が抜けているようで、品がないように見えません。
健康面でもマイナスです。
ぽかんと口を開けていると、ちりや病原体を含んだ空気が口の中に入り込んで風邪の原因となります。
口の中が乾燥して、虫歯や歯周病になりやすくなるデメリットもあります。
驚いたときに口を開けるのはいいのですが、普段からずっと口を半開きにしているなら注意したほうがいいでしょう。
上品を意識するなら、きちんと口を閉じましょう。
そして口角を少しだけ上げるのです。
大きく上げる必要はなく、3ミリ上げるだけで十分です。
閉じた口元からは知性を感じさせ、口角を上げた口元からは余裕を感じさせます。
口角を上げていると、相手に明るくポジティブな印象を与えます。
きりっとした口元からは、知性や美しさの印象を与えます。
品のある人は、きちんと口を閉じていて、口角が少し上がっているのです。
品のない人は、人の悪口や噂話に興味津々です。
人のゴシップにはいつも敏感に反応します。
人の悪口や噂話があれば「何? 何?」と興味津々に耳を傾け、にやにや話します。
誰かの悪口大会が始まったら、喜んで参加するのです。
噂話の収集能力も高い。
誰かの悪い噂話があれば、ここぞとばかりに喜んで飛びつきます。
人の不幸を確認しては、自分はまだまだ大丈夫と安心するのです。
人の不幸を面白おかしく話す人がいるものです。
たしかに他人の不幸をわきで眺めるのは、ちょっと気分良く感じるところがあるのも事実。
「人の不幸は蜜の味」という言葉もあります。
しかし、人の悪口も噂話も、どちらも品のない話題です。
話せば話すほど、下品に成り下がります。
悪口にせよ噂話にせよ、それを話したところで、何の役に立つのでしょう。
自分には何のプラスにもならず、時間とエネルギーの無駄を生むだけなのです。
品のある人は、人の悪口や噂話には関わりません。
自分から情報を取りに行くこともありません。
品のないことであることを知っているので、意識的に避けています。
そもそも興味がなく、聞いたところで仕方ないと思っています。
「あなたはどう思う?」と話を振られても「私にはわかりません」と答えます。
仲間内で悪口や噂話が始まると、さっとその場から離れます。
人の悪口せよ噂話にせよ、何かを生み出すわけでも、何かが成長するわけでもありません。
やるべきことがあるので、人の悪口や噂話をする暇も、聞く暇もありません。
品のある人は、悪口や噂話には目もくれず、ひたすら自分のやるべきことに邁進するのです。
話すこと・聞くことは、コミュニケーションに欠かせません。
もちろんどちらも大切なことですが、どちらに重点を置くかで、品のあるなしが変わってきます。
品のない人は、ぺらぺらしゃべってばかりです。
「とにかく話したい」「とにかく私の話を聞いて」「もっと私のことを理解して」と言わんばかりに、話しまくります。
相手が話もろくに聞きません。
まだ相手は話し終わっていないのに、途中で会話の主導権を奪い、自分の話を始めます。
これではマシンガントークの状態です。
とにかくよく話すのです。
自分ばかり話していると、がつがつした印象を与えます。
自己主張が目立ってしまい、品が損なわれるのです。
品のある人は、話すことより聞くことに注力します。
まず相手の話を聞いて「うんうん」「なるほど」「そうですね」と、上手に相槌を打ちます。
もちろんずっと聞いてばかりではありません。
相手が話を終えたら自分のことを話しますが、長々と話すことはありません。
割合としては「話すこと2割」に対して「聞くこと8割」です。
たっぷり話を聞ける人は魅力的です。
人の話を聞くから、相手の話から吸収できます。
品のある人ほど聞き役に回り、理解する人になります。
相手の話をきちんと聞く姿勢から、品が醸し出されます。
たっぷり話を聞ける人からは、品の良さを感じるのです。
品のある人にも、不平不満はあります。
むっとすることもあるし、愚痴を言いたくなることもあります。
では、品のある人とない人の違いはどこにあるのかというと「言い方」にあります。
品のない人は、思ったことをずばずば言います。
不快に思う人がいれば「うるさいなあ」「落ち着きがない人だ」など直接的な表現で文句を言います。
口に合わない料理があったとき「まずい」「おいしくない」とずばっと言います。
断るときも「嫌です」とストレートに断ります。
褒めるときであれば、ストレートな言い方でいいのです。
「素晴らしい」「いいですね」「最高ですね」といった褒め言葉であれば、ストレートな言い方で問題ありません。
たっぷり褒めれば相手も喜んでくれますが、ノーを伝えるときには要注意です。
ストレートな言い方は、わかりやすくていいのですが、とげとげしくなりやすい。
言い方が悪いと、トラブルを起こしかねません。
本人が聞いたときどう思うか、やや配慮に欠けたところがあります。
一方、品のある人は、オブラートに包んだ言い方をします。
できるだけ相手を刺激しない言葉を選びつつ、前向きなニュアンスの言葉を使います。
特に不平不満やネガティブなことを伝えるときには、言い方を工夫することが大切です。
「うるさい人ですね」「落ち着きがない人ですね」ではなく「元気な人ですね」「活動的な人ですね」という言い方をします。
口に合わない料理があったとき「まずい」ではなく「面白い味ですね」「変わった味ですね」という言い方をします。
断るときは「嫌です」ではなく「遠慮しておきます」「お気持ちだけありがたくいただます」という丁寧な言い方をします。
大切なことは「相手を刺激しない言い方」です。
同じことを伝えるにも、言い方ひとつで印象が変わります。
相手を刺激しないためにも、日頃からボキャブラリーを増やし、できるだけ上品な言い方ができるようになっておくといいでしょう。
苦情を伝えるときは、品のあるなしに関わるポイントの1つです。
上品な人でも、苦情を伝えることはあります。
「これをやめてほしいな」「ここを改善してほしいな」と思うことは誰にでもあることです。
品のある人とない人とでは、苦情の伝え方に大きな違いがあります。
品のない人は、いきなり苦情を伝えます。
「絶対おかしいです!」
「ここを直してください!」
「今すぐ対応してください!」
ストレートに苦情を口にします。
いきなり苦情を伝えると、感情的な言葉になりがちです。
感情的な言葉はとげが含まれ、相手を不快にさせます。
相手も人間です。
自分に非があったとしても、いきなり感情的な言葉を浴びせられると、むっとします。
「助けたい」「なんとかしたい」という気持ちがそがれます。
言い方によっては、トラブルに発展することも珍しくありません。
いくら相手に非があるとはいえ、苦情の伝え方には注意が必要なのです。
上品な人の場合、いきなり苦情を伝えるのではなく、まずクッション言葉から入ります。
「ご気分を悪くされたら申し訳ないのですが」
「ちょっと気になることがありまして、今よろしいでしょうか」
「少々困っていることがありまして、ご相談があるのですが」
クッション言葉があると、相手は「何かあるのかな」と心の準備ができます。
クッション言葉を入れてから苦情を伝えると、相手は心の準備ができている分、すんなり受け入れられます。
「助けたい」「なんとかしたい」という気持ちも強くなり、物事がスムーズに運ぶのです。
苦情の内容は同じでも、クッション言葉があるかないかで、相手が受ける印象は変わります。
クッション言葉があるだけで、丁寧な印象がぐっとアップします。
相手に非があるからといって、乱暴な言葉遣いでいいというわけではありません。
人間対人間で理解するためには、コミュニケーションが大事です。
苦情を伝える場面はデリケートであるため、言葉遣いには注意するに超したことはないのです。
品を身につけるうえで欠かせないことの1つに「ポジティブ思考」があります。
ネガティブ思考になっていると、自分にも周りにも良い印象を与えません。
ため息も増え、自然とネガティブ発言も多くなります。
暗い雰囲気が出るだけでなく、周りにも悪い影響を与え、品を損ねる原因となるのです。
品のない人は、ネガティブ思考です。
物事を悪いほうに考える癖があり、新しいチャレンジにも消極的です。
ネガティブ思考になっていると、ネガティブ発言も目立ちます。
「失敗するに決まっている」「今さら遅い」「どうせうまくいかない」など。
ネガティブな発言は、人のやる気を奪ったり不快な気持ちにさせたりします。
ネガティブ思考・ネガティブ発言が目立つと、自分も周りも暗くさせてしまいます。
暗い雰囲気が漂ってしまい、品にも悪い影響を与えてしまうのです。
品のある人は、ポジティブ思考です。
何事も良いほうに考える習慣があります。
未来に明るい展望を持っていて、楽観的に物事を捉える力があります。
「きっとうまくいくよ」「可能性はある」「一緒に頑張っていきましょう」など、ポジティブ発言が多い。
大変なことがあっても「心身が鍛えられる」と前向きに捉えます。
失敗しても「次の課題が見つかったね。おかげで成長できるね。まだまだ伸びしろがあるね」と前向きに捉えます。
苦手な人がいても、悪いところではなく良いところに着目して、円滑な人間関係を心がけます。
自分も周りも明るくさせたり、元気にさせたりでき、弱音を吐くこともありません。
ポジティブ思考になっているので、自然と明るい雰囲気が漂います。
ポジティブ発言が多い人には、心のゆとりが感じられます。
自然と明るい雰囲気が漂い、それが上品さにもつながっていくのです。
笑い方には、品のあるなしが関わるポイントです。
楽しい会話のときは、誰でも自然と笑みがこぼれますね。
もちろん笑うのはとてもいいことですが、笑い方は品に関わるポイントの1つです。
品のある人とない人とでは、笑い方に違いあります。
品のない人は、口の中が見える笑い方をします。
一言で言えば「ビッグスマイル」です。
大きく口を開けて「あはは!」「わはは!」と笑い、笑い声も大きめです。
一見すると、悪くはないのです。
ビッグスマイルは明るく元気があっていいのですが、品という点ではイエローカードです。
口を大きく開けた笑い方をすると、相手に口の中が見えます。
人前で口を大きく開けたり、口の中を見せたりすることは、品のあることではありません。
なにより大きく口を開けて勢いよく笑うと、相手に向かって飛沫が飛ぶ可能性もあり、衛生的ではありません。
口の中が見える笑い方をすると、品も下がってしまうのです。
品のある人は、口の中が見えない笑い方をします。
口を開ける場合は、手で口元を隠します。
大きな声は出しません。
周りの雰囲気に合わせて、声のボリュームに注意しながら笑います。
手で口元を隠しているので、口の中が見えることはなく、相手に飛沫が飛ぶこともありません。
声を出さない場合は、にっこりほほ笑みます。
白いを歯を見せたほほ笑みもあれば、口を閉じたほほ笑みもあります。
ほほ笑みには柔らかく優しい印象があり、上品さが出てくるのです。
「余計な待ち時間を増やしたくない」
そう思ってぎりぎりで行動する人も多いのではないでしょうか。
たしかにジャストタイムで行動すれば、無駄な時間を減らせます。
しかしその一方で、品という点ではマイナスです。
ぎりぎりで行動していると、焦った動きが目立ってしまい、ばたばたしがちです。
タイムプレッシャーを感じながら、はらはらどきどきすることが増えます。
冷や汗を流しながら、行動するのは精神衛生的にも良くありません。
落ち着きのない動きが目立つことで、品が損なわれてしまうのです。
品のない人は、いつもぎりぎりの行動をしていて、時間に余裕がありません。
「忙しい」「時間がない」が口癖です。
「少しでも時間を無駄にしたくない」「余計な待ち時間を増やしたくない」と思っているので、何をするにもいつもぎりぎり。
そのため慌ただしい動きが目立ち、品のない様子となっています。
時間に余裕がないと、気持ちからも余裕が失われ、表情も悪くなります。
ぎりぎりだからといって間に合うとは限りません。
少しでも交通機関に乱れがあると、遅刻が確定となり、信用も失います。
仕事をしていても、時間に余裕がないと、余計なミスが増え、評価を落とすことになります。
「もっと早く出発しておけば良かった」とあとから悔やんでも遅いのです。
品のある人は、いつも早めの行動をしています。
5分前行動、10分前行動は当たり前です。
時には30分前行動をすることも少なくありません。
十分早めに行動すれば、時間に余裕ができるので、交通機関が少々遅れても平気です。
遅刻を防止するだけでなく、自然と余裕のある振る舞いができるようになります。
仕事でも、早めに行動すると時間に余裕が生まれ、ミスが減ったり精度が上がったりします。
上司から「もうできたの?!」と驚かれるのです。
品のある人を目指すなら、早めに行動する習慣を身につけ、日頃から時間の余裕を持つことが欠かせません。
時間に余裕ができると、気持ちにも余裕が生まれます。
その気持ちの余裕があればあるほど、品の向上へとつながっていくのです。
品のない人は、自分ファーストです。
言い換えると「私が、私が」です。
「相手のことより、まず自分」という思考になっています。
自己アピールに熱心で、自分のメンツを立てることにこだわります。
自分を大きく見せることが大好きです。
もちろん誰でも自分を立派に見せたい、自分の評価を上げたいという気持ちはあるものですが、品のない人は並外れて大きいのです。
仕事では「私がいるから回っている」「私の能力は人一倍優れている」と自分の仕事を過大評価します。
目標を達成できたときは「これは私の実力」と自分の力を誇示します。
日常でも何かとマウントを取りたがり、ぎらぎらしています。
「私のほうが上」「何事も自分がいちばん」と言わんばかりに高圧的な態度を取るのです。
品のない人は「譲る」という習慣もありません。
電車やエレベーターの乗り降りでは「われ先に」と言わんばかりの勢いで行動します。
狭い道で対向車と鉢合わせしたときは、道を譲るように、相手を威圧します。
がつがつしているので、人とぶつかることもしばしばです。
残念ながら、自分ファーストの人には品格も人望もありません。
自分ファーストになっていると、偉そうな態度や周りを見下す態度が目立って周りから反感を買います。
何事も自分ファーストになっていて、次第に孤立無援となるのです。
一方、品のある人は「相手ファースト」です。
自分のメンツより自分のメンツを立てることを意識していて、常に自分が一歩下がってへりくだります。
仕事でも「一人ひとりの力で仕事が回っている」と考えます。
目標を達成できたときも「上司のおかげ」「みんなのおかげ」と上司や周りを立て、感謝の言葉をよく口にします。
自分の仕事ぶりは「微力ながら」「少しでもお役に立ったのなら」と控えめな言い方をします。
マウントを取ることもなく、人からマウントを取られても腹を立てることはありません。
品のある人は相手を立てるのが上手です。
自己アピールには無関心で「聞かれたら答える」という程度です。
素直に褒めたたえたり感謝の気持ちを伝えたりします。
自分に注目してもらえるよう「かまってちゃん」になることもないのです。
品のある人は、譲ることも上手です。
電車やエレベーターの乗り降りでは「お先にどうぞ」を心がけます。
狭い道で対向車と鉢合わせしたときは、自分からさっと道を譲ります。
積極的に譲るので、人とぶつかることもありません。
相手ファーストになっている人は、おのずと品が生まれ、愛されます。
また会いたいと思われるのです。
品のない人は、見栄を張った生き方をしています。
少しでも相手より上に見られたいために、高級なものやハイステータスなものに興味があります。
高級ブランド品を持ったり、高級車に乗ったり、高級マンションに住んだり。
高級なものを所有しては、他人に見せびらかします。
自慢話も大好きで、すごいと思われるためにぺらぺら話しては、悦に浸ります。
わからないことがあっても、素直にわからないとは言いません。
知ったかぶりをして、話を合わせようとします。
自分の弱いところは見せず、強いところだけ見せようとします。
比較の世界で生きていて、相手より上に見られようと必死です。
いつも人からの評価や評判を気にしていて、実際以上に自分をよく見せようとするのです。
もちろん自分を大きく見せたい気持ちは、少なからず誰にでもあるもの。
そのためにうわべを取り繕うこともよくあることですが、品のない人は、人一倍気にするのです。
見栄を張ると、ストレスが増えたり、疲れやすくなったりします。
相手より上に立てば優越感を覚える一方、相手より下とわかれば、劣等感に悩まされます。
比較の世界に生きていると、気持ちが安定しません。
繕った自分は、外づらは良くても、偽物の自分。
違和感が残ります。
見栄を張ると、そのために余計な出費が増えたり、固定費が上がったります。
ハイブランドを持ったところで、その人の価値が上がるわけではありません。
身の丈を超えたハイブランドを身につけたところで「豚に真珠」です。
自分の価値が上がったように感じるのは、ハイブランドによる魔法であり、ただの錯覚です。
お金のかかる付き合いが増えたりして、余計なストレスに悩まされたりします。
そしていつかは化けの皮が剥がれます。
見栄を張ったところで長続きしません。
ずっと背伸びを続けていると、いずれ足が疲れて限界が来るように、見栄を張り続けても、いずれ限界が来ます。
「もう疲れた」「もうやめたい」となるのは時間の問題です。
金欠で首が回らなくなったり、ストレスに倒れたりして、繕っていたことが露呈するのです。
品のある人を目指すために大切なのは、等身大の生き方です。
「分相応」ということです。
気取るわけでもなく、無理に自分を大きく見せるわけでもなく、ありのままの自分でいこうとします。
普段の生活も、身の丈に合った範囲を心がけています。
結局のところ、等身大がいちばん自分らしいことです。
自分に正直な生き方ほど大切なことはありません。
等身大の生き方を心がけると、肩に余計な力が入らなくなり、自然でいられます。
「私は私。ありのままの自分でいく」という価値観で生きることです。
すべてをニュートラルにすれば、心穏やかな生活を送れます。
身の丈に合った生活を送ると、固定費が下がって、余計な出費もなくなって、お金も貯まりやすくなります。
それが品へとつながっていくのです。
群れて行動する人がいます。
仲良しグループをつくって、いつもみんなと共に行動します。
もちろん人と一緒にいることで、寂しさが和らいだり、楽しさが増したりすることがあるのも事実。
ドイツの詩人シラーは「友情は喜びを2倍にし、悲しみを半分にする」と言っています。
親しい仲間たちと一緒に過ごせば、明るい雰囲気にもなり、楽しい時間が増えますね。
思い出もつくりやすくなるものです。
しかし、いつもみんなと一緒でないといけないとなると話は変わります。
「群れて行動することもできる」と「群れないと行動できない」は、似て非なるもの。
天と地の差があります。
いつも群れてばかりの人からは、寂しさを埋めたい様子、人に依存する様子がうかがえます。
「みんなと一緒でないと、心細くて行動できない」という状態です。
人にべったり依存していると、1人で行動できなくなり、何をするにもスピードが遅くなります。
周りに合わせることばかりになり、自分の人生を歩めません。
品のある自立した人になりたいなら、1人行動を基本とすることが大切です。
もちろん団体行動が求められる場面であれば、きちんと従います。
仕事のチームワークや旅行の団体ツアーなどは、勝手な行動は許されず、周りに合わせて行動することが求められます。
また歓送迎会やパーティーなど、社交上の付き合いが必要になることもあるでしょう。
日常では群れることが必要な場面もありますが、いつも団体行動ばかりではいけません。
いつもグループを成して群れていると、行動が縛られることが増えます。
どれだけ仲がいい人でも、一緒にいると、相手の都合を考えることが出てくるもの。
周りに合わせなければいけないことも増え、何かと不都合です。
群れているゆえの制限に縛られ、物事を自分のペースで進めらません。
大切なことは、1人行動ができるようになることです。
もちろん常に1人というわけではありません。
1人行動もできるが、団体行動もできるというのが理想です。
品のある人は、1人行動を基本とします。
精神的に自立しているので、自分で考え、1人で行動できます。
周りの目は気にせず、あくまで自分に集中し、自分らしく生きています。
ただし完全に一匹狼というわけではなく「自分でできることは自分でする」「自分の課題は自分が行う」という行動があります。
自分に集中しているから、自分の成長も早くなります。
スピードが速くなることで、夢や目標を叶えられます。
1人で行動するほうが、素早く行動でき、成長も早くなります。
学力アップもスキルアップも体力アップも、誰かに代わってもらうことはできず、本人が努力するしかありません。
1人行動ができる人には、自立した強さがあります。
その自立した強さこそ、かっこいいオーラを醸し出し、品を上げていくのです。
品のある人もない人も、気の利いたことはします。
気の利いたことができる人は、仕事ができる人です。
誰かがやるだろうと放置せず、きちんと自分から動けるのは素晴らしいこと。
細かなところまでよく気がつき、率先して動ける人は一目置かれます。
上司からも周りからも好印象です。
気の利いたことは、できないよりできたほうがいいのは間違いありません。
しかし、品のある人とない人とでは、気の利いたことをした「後」に違いがあります。
品のない人は、気の利いたことをします。
職場の仕事で、誰かがやらなければいけないけれど、誰も手をつけていないことに気づいたら、率先してやります。
ここまではいいのですが、残念なのは、この後です。
「誰もやっていなかったので私がやっておきました」と上司にアピールします。
「私は気が利く人間です」と言わんばかりの言い方です。
もちろん気の利いたことができるのは素晴らしいのですが、惜しいところがあります。
気の利いた仕事も、露骨なアピールがあると台無しです。
露骨なアピールにはわざとらしさがあり、品がありません。
「誰もやっていなかったので」という一言も余計です。
周りの人が聞いたら、遠回りに責められているように聞こえ、いい気がしないでしょう。
「みんな、だらしないなあ」と言っているようにも聞こえます。
周りを落として、自分を上げるような印象があるのです。
品のある人は、気の利いたことをこっそりします。
誰も手をつけていないことがあれば、自発的に行います。
困っている人がいれば、さっとフォローします。
掃除や片付けが行き届いていないところがあれば、自分が率先して行います。
気の利いたことをしたと、自分からずけずけアピールすることはありません。
上司から「おやっ?! きれいにできているね。誰がやってくれたの?」と聞かれたとき、初めて自分がやったことを伝えます。
気の利いたことするときは、仕事をしつつも、人に気を遣わせないことが大切です。
このさりげなさが、品につながっていくのです。
上品を心がけるうえで大切にしたいのは「誠実であること」です。
誠実であるためには「正直で裏表がないこと」が重要なポイントになります。
どれだけ身なりや言葉遣いが良くても、嘘が多かったり、裏表が激しかったりすると、アウトです。
もちろんすべての嘘が悪いわけではありませんが、品のない人は、自己保身のために平気で嘘をつくのです。
これでは品があるとは言えません。
人としての信用が損なわれ、必ず印象も悪くなります。
嘘が目立ったり裏表が激しかったりすると、誠実な印象が損なわれ、品のない印象となるのです。
品のない人は、よく嘘をつきます。
そして裏表も激しいのが特徴です。
目上の人にはぺこぺこする一方で、目下の人には偉そうな態度を取ります。
トラブルがあったとき、自分に非があっても素直に認めず、なかなか謝罪しません。
品のある人は、裏表がありません。
常に正直を心がけます。
自分の弱みやコンプレックスも正直にさらけ出します。
トラブルがあったとき、自分に非があれば、すぐ認めて謝罪します。
人によって態度を変えることもありません。
上司にも部下にも同僚にも、丁寧な態度で接します。
正直で裏表がない様子があると、品へとつながっていくのです。
品のある人とない人の差は、どこに現れるのか。
その1つが「食べ放題」です。
レストランのビュッフェでは、よく食べ放題のメニューが用意されています。
飲食店の定額サービスの1つです。
決められたメニューの中から、好きな料理を好きな量だけ食べられ、高い自由度が魅力です。
どれをどれだけ食べてもOKなのは、食べるのが好きな人にとって嬉しいサービスですね。
しかし、食べ放題のときこそ食べ方に注意してください。
食べ放題は自由度が高いため、品のある人とそうでない人の差が現れやすくなります。
品のない人は、値段の高い高級食材を使ったものばかり食べようとします。
「元を取ってやろう」という一心です。
お皿に山盛りに取って、盛り付けは気にしません。
がつがつ食べ、満腹になるまでぎゅうぎゅうに詰め込んで食べます。
食べ方もがつがつしていて勢いがあり、テーブルマナーを意識することはありません。
自分が取った料理にもかかわらず残すことも多く、食べ散らかすような状態になっています。
食べ残しても料金が変わらないため、残すことにも罪悪感がありません。
食べ方に貧乏根性が現れていて、品位を下げてしまいます。
一方、品のある人は違います。
食べ放題でも、料理の値段は気にしません。
食べたいものを食べます。
「元が取れるかどうか」という考えは頭になく「おいしいものをおいしく食べられるかどうか」を気にします。
食べ放題のときでも、きちんとテーブルマナーが守られています。
膝上にきちんとテーブルナプキンを置いてから食事を始めます。
品のある人は、食べ残すことがありません。
料理を取る際、きちんと食べきれる量で調整しているので、食べ残すことがないのです。
また満腹まで食べることはなく、腹八分目で終わらせます。
まだ食べられそうでも、まだおなかにゆとりのある状態で食事を終えます。
おなかにゆとりのあるため、食後の余韻が長く続きます。
品のない人は腹だけ満足させますが、品のある人は腹も心も満足させます。
品は、食べ放題のとき現れます。
品を大切にしたいなら、食べ放題のときこそ注意を払いましょう。
本性が現れやすい場面なので、注意しすぎることはありません。
食べ放題のときでも上品な食べ方ができれば、品のある人として認められます。
嫌いな人に冷たく接する人がいます。
自分と相性の良い人もいれば、悪い人もいるものです。
人間関係の中では「犬猿の仲」「水と油の関係」ということも珍しくありません。
たしかに嫌いな人であれば、つい冷たい態度を取ってしまうことが多いもの。
無視したり、できるだけ会話をしないように避けたり、陰でこそこそ悪口を言ったりします。
しかし、嫌いだからといって、態度に出すのは上品とは言えません。
「あなたのことが嫌い」というメッセージは、雰囲気で伝わります。
相手は不快に感じて、ますます仲が悪くなるばかり。
人間関係の亀裂がどんどん大きくなっていくのです。
少なくともビジネスであれば、相手に関係なく、最低限のコミュニケーションが求められます。
品のある人は、相手が誰でも丁寧に接します。
親しい人はもちろんのこと、嫌いな人にも丁寧に接するのです。
嫌いな人がいて、本音では抵抗感があっても、表には出しません。
会ったときはきちんと笑顔で挨拶をして、礼儀正しく接します。
当然ながら、陰で悪口を言うこともありません。
悪口は本人の耳に入る可能性があることを知っているので、心の中で思っても、口にはしないのです。
たとえ大嫌いな相手でも、丁寧な態度は崩しません。
きちんと挨拶をするし、笑顔も見せて接します。
品のある人は、相手が誰でも、丁寧な態度を貫くのです。
ビジネスの場では、感情を表に出すのはタブーとされています。
嫌いな人でも、仕事であれば、最低限の礼儀と挨拶くらいはしておくことが大切です。
こういう人こそ上品な人といえるのです。
「親しき仲にも礼儀あり」という言葉があります。
親しみが過ぎて遠慮がなくなると不和の元になるから、親しい関係になっても礼儀を大切にしましょうということです。
初対面のときは誰でも相手に気を遣い、礼儀を意識しますが、親しくなるにつれて態度が柔らかくなっていきます。
お互いを知り、理解が深まってくると、次第に態度が砕けてくるもの。
それは普通のことであり、悪いことではありませんが、ここで「礼儀」まで忘れることになってはいけません。
親しい関係になったとしても、やはり人との付き合いであることに変わりはありません。
なれなれしい態度が強くなると、相手はむっとします。
せっかく親しくなれても、礼儀を忘れてなれなれしい態度になっては、関係が台無しになるのです。
品のない人は、親しくなって礼儀を忘れてしまうのです。
「すっかり親しくなったのだから、礼儀なんてどうでもいいだろう」と考えます。
態度が雑になったり、言葉遣いが乱暴になったり、感謝の言葉がなくなったりします。
相手に迷惑をかけることがあっても「私とあなたの仲なんだから別にこれくらいいいじゃないか」と謝りません。
礼儀のない接し方をされると、誰でも不快感を覚えます。
せっかく仲が良くなっても、亀裂が入り、最終的に関係が決裂するのです。
品がある人は、親しくなっても、礼儀は忘れません。
ある程度態度が柔らかくなったり砕けた話し方になったりすることはありますが、最低限の礼儀は忘れません。
お世話になったときはきちんと感謝の言葉を伝えます。
相手に迷惑をかけることがあれば、きちんと頭を下げて謝ります。
親しくなっても、きちんと礼儀のある態度を心がけるので、関係が長く続きます。
「親しき仲にも礼儀あり」という格言は、品を身につけるうえで欠かせない言葉なのです。
私たちは誰でも1人では生きていけません。
すべての人は、生まれてから今まで、さまざまな人に助けられて生きています。
親から愛情と養育を受けるだけではありません。
友人、先生、上司、同僚、部下、ご近所さん、行きつけのお店の店員さん。
親切にしてもらったり、指導やアドバイスをいただいたり、困っているとき助けられたり。
いろいろな人のお世話になって生きています。
これに1つの例外もありません。
だから私たちは今、ここにいます。
しかし、最初は恩や感謝の気持ちがあっても、それが毎回続くと、当たり前の感覚になります。
「されて当然」「あって当然」という感覚になります。
そうしていつの間にか、恩や感謝を忘れてしまうのです。
これは良くありません。
お世話になっていることに変わりはありません。
お世話されることに慣れてしまうと、いつの間にか態度や振る舞いが雑になってしまいます。
おのずと品のない言動が目立ってしまうのです。
品のない人は、すぐ恩や感謝を忘れがちです。
最初こそ嬉しい気持ちを感じてきちんとお礼を言いますが、しばらくすると、だんだん普通の感覚となります。
「それくらい当たり前」という感覚となり、そうして口の利き方や態度が無愛想になるのです。
最終的にはすっかり忘れてしまい、記憶のかなたへと消えるのです。
そのことで、態度や言葉遣いが悪くなるのです。
品のある人は、いつまでも恩や感謝を忘れません。
お世話になっていることがあれば、きちんと心に留めたり、日記やノートに書き記したりします。
いつもお世話になっているなら「いつもお世話になっている」という気持ちを持ち続けます。
恩や感謝を忘れずにいるから、いつまでも丁寧な態度・優しい言葉遣いが続きます。
日記やノートを見返しては「あのときはお世話になったなあ。今の自分がいるのはあの人のおかげだね」と幸せな気持ちになります。
恩や感謝を忘れないでいれば、ずっと優しい気持ちでいられます。
結果として、品の良い状態が保たれるのです。
品のない人は、自分というものを持っていません。
自分のこともあまり理解していません。
自分を持っていないと、他人軸で生きることになります。
人の顔色をうかがって、周りに流されることが増えます。
人に同調したり、言われるがままに応じてしまったり、嫌われないよう無理に振る舞ったり。
他人軸で生きていると、言動がふらふらしてしまい、優柔不断や弱々しさやが目立つようになるのです。
大切なことは「自分を持ち、自分軸で生きること」です。
人の言葉や周りの状況に流されません。
同調圧力にも屈しません。
自分の声を聞き、自分の気持ちに正直になることが大切です。
自分を持ち、自分軸で生きれば、周りに流されません。
「私はこれがいい」「私はこれが好き」「私はこれがやりたい」と、はっきり自分の意見を言えるようになります。
自分を持ち、自分軸で生きるためにも「自分で考える習慣」が欠かせません。
自分の好きなことは何か、嫌いなことは何か。
自分の長所や得意なことは何か、短所や不得意なことは何か。
自分の将来の夢は何か、何に生きがいを感じるのか。
日頃から自問自答を行い、自分に対する理解を深めておくことが大切です。
問題があったときも、すぐ人に解決を求めるのではなく、まず自分の頭で考えることも大事なことです。
自分を持ち、自分軸で生きていれば、物事の判断が速くなります。
自分を持ち、自分軸で生きると、自信を持った行動ができるようになります。
人や周りに流されません。
同調圧力にも屈しません。
おのずと胸を張って、堂々とした振る舞いができるようになります。
他人の基準や評価ではなく、自分の基準や評価で生きることです。
迷いのない真っすぐな行動ができることで、上品さにつながっていくのです。