公開日:2024年12月29日
執筆者:水口貴博

品のある人とない人の30の違い

  • 品のない人は、
    親しくなって礼儀を忘れる。
    品のある人は、
    親しくなっても礼儀を忘れない。
品のある人とない人の30の違い

品のない人は、声がうるさい。
品のある人は、物静か。

品のない人は騒がしいのです。
声のボリュームが調整できません。
電車の中でも高級レストランでも、大声でしゃべります。

品のない人は、言葉遣いが乱暴。
品のある人は、言葉遣いが丁寧。

センスのある服装で、身だしなみが整った人がいます。
清潔感もあって、外見も整っています。
落ち着いた雰囲気があって「すてきな人だな」と思いきや、話し始めた途端、がらっと印象が変わることがあります。

品のない人は、所作が荒い。
品のある人は、所作が丁寧。

所作にアラがある人がいます。
・お金を受け取るとき、片手で受け取る
・物を投げるように置く

品のない人は、いきなり苦情を伝える。
品のある人は、まずクッション言葉から入る。

苦情を伝えるときは、品のあるなしに関わるポイントの1つです。
上品な人であっても、苦情を伝えることはあります。
「これをやめてほしいな」「ここを改善してほしいな」と思うことは誰にでもあることです。

品のない人は、聞くことより話すことに注力する。
品のある人は、話すことより聞くことに注力する。

話すこと・聞くことは、コミュニケーションに欠かせません。
もちろんどちらも大切なことですが、どちらに重点を置くかで、品のあるなしが変わってきます。
品のない人は、ぺらぺらしゃべってばかりです。

品のない人は、露出の多い服装をしている。
品のある人は、露出の少ない服装をしている。

露出度の高低は、品に関わるポイントの1つです。
露出の多い服装をしている人を見かけます。
半ズボンやタンクトップを着た男性、ミニスカートやキャミソールを着た女性。

品のない人は、アクセサリーをじゃらじゃら身につける。
品のある人は、最低限のアクセサリーのみ身につける。

品のない人は、アクセサリーをじゃらじゃら身につけるのが特徴です。
指には指輪をいくつもはめています。
耳には大きなイヤリングがゆらゆら揺れています。

品のない人は、部屋や身の回りが散らかっている。
品のある人は、部屋や身の回りがきれいに整っている。

「部屋の状態は、心の状態を反映している」と言われています。
品のない人は、掃除や整理整頓が苦手です。
いつも部屋が片付いていません。

品のない人は、気の利いたことをしてアピールする。
品のある人は、気の利いたことをこっそりする。

品のある人もない人も、気の利いたことはします。
気の利いたことができる人は、仕事ができる人です。
誰かがやるだろうと放置せず、きちんと自分から動けるのは素晴らしいこと。

品のない人は、人の悪口や噂話に飛びつく。
品のある人は、人の悪口や噂話に関わらない。

品のない人は、人の悪口や噂話に興味津々です。
人のゴシップにはいつも敏感に反応します。
人の悪口や噂話があれば「何? 何?」と興味津々に耳を傾け、にやにや話します。

品のない人は、いつも口が半開きになっている。
品のある人は、きちんと口を閉じていて、口角が少し上がっている。

普段どんな口元になっているかです。
普段の口元は、品に関わるポイントの1つです。
まず注意したいのは「半開きの口元」です。

品のない人は、猫背の姿勢になっていて姿勢が悪い。
品のある人は、背筋がぴんと伸びていて姿勢が美しい。

アパレルショップのショーウインドーでは、おしゃれな服を着たマネキンが飾られています。
姿勢の悪いマネキンはいません。
どのマネキンも、必ず背筋が伸びていて、美しい姿勢になっています。

品のない人は、口の中が見える笑い方をする。
品のある人は、口の中が見えない笑い方をする。

笑い方には、品のあるなしが関わるポイントです。
楽しい会話のときは、誰でも自然と笑みがこぼれますね。
もちろん笑うのはとてもいいことですが、笑い方は品に関わるポイントの1つです。

品のない人は、何かと音を立てる。
品のある人は、できるだけ音を立てないよう配慮する。

品において「音」は、外せない重要なポイントです。
もちろん日常生活を送るうえで、ある程度の音が出るのは仕方のないことです。
歩くときの足音、ドアを閉めるときの音、パソコンのタイピング音。

品のない人は、せかせか急いで動く。
品のある人は、ゆっくり落ち着いて動く。

品を意識するうえで注意したいのは「動きのスピード」です。
早口、早食い、早歩き、小走りなどなど。
スピード感があっていいのですが、品という点ではマイナスです。

品のない人は、いつもぎりぎりの行動で、時間に余裕がない。
品のある人は、いつも早めの行動で、時間に余裕がある。

「余計な待ち時間を増やしたくない」
そう思ってぎりぎりで行動する人も多いのではないでしょうか。
たしかにジャストタイムで行動すれば、無駄な時間を減らせます。

品のない人は、自分ファースト。
品のある人は、相手ファースト。

品のない人は、自分ファーストです。
言い換えると「私が、私が」です。
「相手のことより、まず自分」という思考になっています。

品のない人は、ネガティブ思考・ネガティブ発言。
品のある人は、ポジティブ思考・ポジティブ発言。

品を身につけるうえで欠かせないことの1つに「ポジティブ思考」があります。
ネガティブ思考になっていると、自分にも周りにも良い印象を与えません。
ため息も増え、自然とネガティブ発言も多くなります。

品のない人は、見栄を張った生き方をしている。
品のある人は、等身大の生き方をしている。

品のない人は、見栄を張った生き方をしています。
少しでも相手より上に見られたいために、高級なものやハイステータスなものに興味があります。
高級ブランド品を持ったり、高級車に乗ったり、高級マンションに住んだり。

品のない人は、不衛生な身なりをする。
品のある人は、清潔感のある身なりをする。

おしゃれであっても、どことなく不衛生な印象を受ける格好があります。
黄ばんだ服、しみの付いたズボン、擦り切れたバッグ、手垢の付いたバッグアクセサリー、汚れの付いたスマホケース。
汚れや経年劣化の目立つ身なりをしていると、不衛生な印象が出てしまいます。

品のない人は、群れないと行動できない。
品のある人は、1人行動を基本としつつ、団体行動もできる。

群れて行動する人がいます。
仲良しグループを作って、いつもみんなと共に行動します。
もちろん人と一緒にいることで、寂しさが和らいだり、楽しさが増したりすることがあるのも事実。

品のない人は、基本的な常識とマナーが身についていない。
品のある人は、基本的な常識とマナーが身についている。

品を身につけるなら、常識とマナーの習得が欠かせません。
一言で「常識」「マナー」と言っても幅が広く、多種多様です。
ビジネスでも私生活でも、さまざまな常識・マナーがあります。

品のない人は、恩や感謝をすぐ忘れる。
品のある人は、いつまでも忘れない。

私たちは誰でも1人では生きていけません。
すべての人は、生まれてから今まで、さまざまな人に助けられて生きています。
親から愛情と養育を受けるだけではありません。

品のない人は、他人軸で生きていて、人や周りに流される。
品のある人は、自分軸で生きていて、自分の人生を生きる。

品のない人は、自分というものを持っていません。
自分のこともあまり理解していません。
自分を持っていないと、他人軸で生きることになります。

品のない人は、NOを伝えるとき、ストレートな言い方をする。
品のある人は、オブラートに包んだ言い方をする。

品のある人にも、不平不満はあります。
むっとすることもあるし、愚痴を言いたくなることもあります。
では、品のある人とない人の違いはどこにあるのかというと「言い方」にあります。

品のない人は、嫌いな人に冷たくする。
品のある人は、相手が誰であっても丁寧に接する。

嫌いな人に冷たく接する人がいます。
自分と相性の良い人もいれば、悪い人もいるものです。
人間関係の中では「犬猿の仲」「水と油の関係」ということも珍しくありません。

品のない人は、流行に振り回される。
品のある人は、流行に関係なく、自分らしいおしゃれを楽しむ。

服装を心がけるうえで気になるのが「流行」です。
毎年、流行があります。
ファッションに流行を取り入れる人も多いでしょう。

品のない人は、親しくなって礼儀を忘れる。
品のある人は、親しくなっても礼儀を忘れない。

「親しき仲にも礼儀あり」という言葉があります。
親しみが過ぎて遠慮がなくなると不和の元になるから、親しい関係になっても礼儀を大切にしましょうということです。
初対面のときは誰でも相手に気を遣い、礼儀を意識しますが、親しくなるにつれて態度が柔らかくなっていきます。

現金を直接手渡すとき、上品な印象になる3つのポイント。

日常では現金を直接手渡すことがあります。
たとえば、謝礼金を手渡すケースがあるとします。
普通に現金を手渡せば十分と言いたいところですが、上品を心がけるなら、意識しておきたいポイントが3つあります。

品のない人は、嘘つきで裏表が激しい。
品のある人は、正直で裏表がない。

上品を心がけるうえで大切にしたいのは「誠実であること」です。
誠実であるためには「正直で裏表がないこと」が重要なポイントになります。
どれだけ身なりや言葉遣いが良くても、嘘が多かったり、裏表が激しかったりすると、アウトです。

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