品のない人は騒がしいのです。
声のボリュームが調整できません。
電車の中でも高級レストランでも、大声でしゃべります。
センスのある服装で、身だしなみが整った人がいます。
清潔感もあって、外見も整っています。
落ち着いた雰囲気があって「すてきな人だな」と思いきや、話し始めた途端、がらっと印象が変わることがあります。
所作にアラがある人がいます。
・お金を受け取るとき、片手で受け取る
・物を投げるように置く
苦情を伝えるときは、品のあるなしに関わるポイントの1つです。
上品な人であっても、苦情を伝えることはあります。
「これをやめてほしいな」「ここを改善してほしいな」と思うことは誰にでもあることです。
話すこと・聞くことは、コミュニケーションに欠かせません。
もちろんどちらも大切なことですが、どちらに重点を置くかで、品のあるなしが変わってきます。
品のない人は、ぺらぺらしゃべってばかりです。
露出度の高低は、品に関わるポイントの1つです。
露出の多い服装をしている人を見かけます。
半ズボンやタンクトップを着た男性、ミニスカートやキャミソールを着た女性。
品のない人は、アクセサリーをじゃらじゃら身につけるのが特徴です。
指には指輪をいくつもはめています。
耳には大きなイヤリングがゆらゆら揺れています。
「部屋の状態は、心の状態を反映している」と言われています。
品のない人は、掃除や整理整頓が苦手です。
いつも部屋が片付いていません。
品のある人もない人も、気の利いたことはします。
気の利いたことができる人は、仕事ができる人です。
誰かがやるだろうと放置せず、きちんと自分から動けるのは素晴らしいこと。
品のない人は、人の悪口や噂話に興味津々です。
人のゴシップにはいつも敏感に反応します。
人の悪口や噂話があれば「何? 何?」と興味津々に耳を傾け、にやにや話します。
普段どんな口元になっているかです。
普段の口元は、品に関わるポイントの1つです。
まず注意したいのは「半開きの口元」です。
アパレルショップのショーウインドーでは、おしゃれな服を着たマネキンが飾られています。
姿勢の悪いマネキンはいません。
どのマネキンも、必ず背筋が伸びていて、美しい姿勢になっています。
笑い方には、品のあるなしが関わるポイントです。
楽しい会話のときは、誰でも自然と笑みがこぼれますね。
もちろん笑うのはとてもいいことですが、笑い方は品に関わるポイントの1つです。
品において「音」は、外せない重要なポイントです。
もちろん日常生活を送るうえで、ある程度の音が出るのは仕方のないことです。
歩くときの足音、ドアを閉めるときの音、パソコンのタイピング音。
品を意識するうえで注意したいのは「動きのスピード」です。
早口、早食い、早歩き、小走りなどなど。
スピード感があっていいのですが、品という点ではマイナスです。
「余計な待ち時間を増やしたくない」
そう思ってぎりぎりで行動する人も多いのではないでしょうか。
たしかにジャストタイムで行動すれば、無駄な時間を減らせます。
品のない人は、自分ファーストです。
言い換えると「私が、私が」です。
「相手のことより、まず自分」という思考になっています。
品を身につけるうえで欠かせないことの1つに「ポジティブ思考」があります。
ネガティブ思考になっていると、自分にも周りにも良い印象を与えません。
ため息も増え、自然とネガティブ発言も多くなります。
品のない人は、見栄を張った生き方をしています。
少しでも相手より上に見られたいために、高級なものやハイステータスなものに興味があります。
高級ブランド品を持ったり、高級車に乗ったり、高級マンションに住んだり。
おしゃれであっても、どことなく不衛生な印象を受ける格好があります。
黄ばんだ服、しみの付いたズボン、擦り切れたバッグ、手垢の付いたバッグアクセサリー、汚れの付いたスマホケース。
汚れや経年劣化の目立つ身なりをしていると、不衛生な印象が出てしまいます。
群れて行動する人がいます。
仲良しグループを作って、いつもみんなと共に行動します。
もちろん人と一緒にいることで、寂しさが和らいだり、楽しさが増したりすることがあるのも事実。
品を身につけるなら、常識とマナーの習得が欠かせません。
一言で「常識」「マナー」と言っても幅が広く、多種多様です。
ビジネスでも私生活でも、さまざまな常識・マナーがあります。
私たちは誰でも1人では生きていけません。
すべての人は、生まれてから今まで、さまざまな人に助けられて生きています。
親から愛情と養育を受けるだけではありません。
品のない人は、自分というものを持っていません。
自分のこともあまり理解していません。
自分を持っていないと、他人軸で生きることになります。
品のある人にも、不平不満はあります。
むっとすることもあるし、愚痴を言いたくなることもあります。
では、品のある人とない人の違いはどこにあるのかというと「言い方」にあります。
嫌いな人に冷たく接する人がいます。
自分と相性の良い人もいれば、悪い人もいるものです。
人間関係の中では「犬猿の仲」「水と油の関係」ということも珍しくありません。
服装を心がけるうえで気になるのが「流行」です。
毎年、流行があります。
ファッションに流行を取り入れる人も多いでしょう。
「親しき仲にも礼儀あり」という言葉があります。
親しみが過ぎて遠慮がなくなると不和の元になるから、親しい関係になっても礼儀を大切にしましょうということです。
初対面のときは誰でも相手に気を遣い、礼儀を意識しますが、親しくなるにつれて態度が柔らかくなっていきます。
日常では現金を直接手渡すことがあります。
たとえば、謝礼金を手渡すケースがあるとします。
普通に現金を手渡せば十分と言いたいところですが、上品を心がけるなら、意識しておきたいポイントが3つあります。
上品を心がけるうえで大切にしたいのは「誠実であること」です。
誠実であるためには「正直で裏表がないこと」が重要なポイントになります。
どれだけ身なりや言葉遣いが良くても、嘘が多かったり、裏表が激しかったりすると、アウトです。