「部屋の状態は、心の状態を反映している」と言われています。
品のない人は、掃除や整理整頓が苦手です。
いつも部屋が片付いていません。
物が散乱していたり、服も脱ぎっぱなしだったり、本や雑誌が置きっぱなしだったり。
いろいろなものが散らかっていて、ごちゃごちゃしています。
使い終わったものは出したままで、元の場所に戻しません。
掃除もされていなくて、部屋にちりやほこりが舞っています。
ごみ出しもされていなくても、ごみ箱からごみがあふれかえっています。
掃除は不定期で「気になったらやればいい」と思っています。
そして気になる段階になっても、なかなか重い腰を上げず掃除をしません。
「片付けるの面倒くさい」「片付けても、どうせ散らかるのだから意味がない」と思っています。
品のない人は、持ち物を乱暴に扱います。
服やアクセサリーも、適当な場所に置いたままにしています。
服やアクセサリーを身につけるとき「ない、ない」と言って、部屋中を探し回ることになるのです。
持ち物を定期的にメンテナンスする習慣もありません。
残念ながら、散らかっている様子があると、上品な印象があるとは言えません。
品のある人は、掃除や整理整頓がとても得意です。
普段から部屋や身の回りがきれいに整えられています。
使い終わったものは、元の場所に戻します。
脱いだ服はそのままにせず、ハンガーに掛けるか、洗濯かごに入れます。
カバンやバッグは荷物入れに収納して、小物やアクセサリーは収納ボックスに入れ、きちんと定位置に戻すことが徹底されています。
そのため物を探す時間がありません。
必要なときに、さっと取り出します。
どこに何があるか、頭に入っているのです。
また、定期的な掃除や整理整頓を欠かしません。
きちんとごみ出しをしていて、ごみがたまらないよう心がけています。
定期的に掃除をして、いつも部屋を清潔な状態にしています。
掃除が行き届いていて、身の回りもきちんと整理整頓されていて、いつでもお客さんを呼べる状態になっています。
品のある人は、部屋だけでなく、身の回りのものも大切にしています。
特に革製品は、定期的にメンテナンスも欠かしません。
ハンドバッグの場合、柔らかい布でから拭きをして、ビジネスシューズの場合、シューシャインクリームでお手入れをします。
いつも部屋や身の回りが整っている人からは、品位が感じられるのです。