執筆者:水口貴博

外食の達人になる30の方法

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「食事が終わった」と油断してからのデザートには、格別の嬉しさがある。

「食事が終わった」と油断してからのデザートには、格別の嬉しさがある。 | 外食の達人になる30の方法

フルコースでは「ああ、食事が終わった」というタイミングがあります。

前菜、スープ、メイン料理、サラダと続きます。

ひととおり食事を終えれば、腹も心も満足です。

食事を終えて帰ろうとしたところ、お店の人から「食後のデザートをお持ちします」と言われて、はっとすることがあります。

「そうだ! まだデザートが残っていたね。うっかりしていた。危うく帰るところだった」

デザートがあることをすっかり忘れていて驚いた経験はありませんか。

すっかり食事を終えた気分になっていたところ「実はもうひとつあります」という流れです。

こういうときのデザートは、格別の嬉しさがあります。

急にプレゼントをされたようなサプライズ感があります。

油断していた分だけ、驚きと感動が大きいのです。

天から降ってきたような、サプライズプレゼントは、しっかり楽しもう

最後のデザートに驚くことがあれば、ラッキーです。

これはこれで味わい深い。

油断はマイナスに働くものですが、このときに限ってはプラスに働きます。

しっかりサプライズを楽しんでください。

「もう食べられない」と思うかもしれませんが、甘いものは別腹です。

おなかがいっぱいでも、甘いものに限ってはすんなり入っていくでしょう。

甘いものを食べると、胃の中のものが腸に押し出され、隙間ができるようになっています。

たまたま油断していただけのことですが、ちょっとした幸せです。

天から降ってきたような、サプライズプレゼントです。

外食の達人になる方法(22)
  • 食後のデザートのサプライズ感を楽しむ。
「いつもので」が通じるようになったら、常連客として認められた証拠。

外食の達人になる30の方法

  1. 外食の予定を立てることは、積極的に人生を楽しむことになる。
  2. 「今度行ってみよう」と思ったお店に行ってみよう。
  3. 外食は、財布と時間に余裕があるに超したことはない。
    ただし、ないならないで楽しめる。
  4. お店の前を通り過ぎても頭から離れないなら、本当はそこに行きたいということ。
  5. お店の外観も、外食の楽しみの1つ。
  6. 「まあ、この料理でいいか」と考えるのではない。
    「よし、この料理に決めた!」と考えるのだ。
  7. 注文するときは、きちんと料理名を言い切る。
  8. 「おいしいものを食べに行こう」は、言われるものではなく、言うもの。
  9. メニューの裏側を見る癖は、食の可能性を広げる癖。
  10. どれだけ素晴らしい料理も、トイレを我慢していると集中できない。
  11. 店員さんを名前で呼ぶと、早く仲良くなれる。
  12. お店の人と仲良くなる3つのポイント。
  13. 本当に食べたいなら、喜んで行列に並ぼう。
    暇つぶしの道具があれば、待ち時間は苦にならない。
  14. 少しくらい値段が高くても、第一希望を食べるのがいい。
    人生に、第二希望・第三希望を選んでいる暇はない。
  15. フードペアリングのおすすめは、変に身構えず、素直に受け入れてみる。
  16. 普通に慣れたらカスタマイズに挑戦して、バリエーションを楽しもう。
  17. マイ箸は、エコに役立つだけではない。
    外食をグレードアップさせる道具。
  18. なぜ食通は嫌われるのか。
  19. 同じお店を楽しむのもいい。
    いろんなお店を楽しむのはもっといい。
  20. 食事会を企画することは、企画力のトレーニングになる。
  21. レストランの予約は、残業の抑止力になる。
  22. 「食事が終わった」と油断してからのデザートには、格別の嬉しさがある。
  23. 「いつもので」が通じるようになったら、常連客として認められた証拠。
  24. 外食でお金を使いすぎた罪悪感は、仕事で晴らす。
  25. 食べたいものがたくさんあるときは「次のお楽しみ」と考えよう。
  26. 「また来ますね」を社交辞令で終わらせていないか。
  27. 雨の日は、外食日和。
  28. 意見箱には、感謝の感想を書いてもいい。
    お店にとって絶賛の言葉ほど嬉しいものはない。
  29. 新しい食生活として「外食のはしご」を取り入れてみませんか。
  30. 人生で一度くらいは「最高級店」に行ってみる。

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