執筆者:水口貴博

外食の達人になる30の方法

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なぜ食通は嫌われるのか。

なぜ食通は嫌われるのか。 | 外食の達人になる30の方法

あなたは、自分が「食通」と思いますか。

食通とは、食べ物の味や知識について詳しいことをいいます。

普段からおいしいものをたくさん食べていて、おいしいものについて詳しいのが特徴です。

食通になるのはいいのです。

食の知識を身につけることは悪くありません。

むしろ素晴らしいことです。

食通になれば、食にまつわる話を紹介できるでしょう。

おいしいお店を紹介したり食の豆知識を披露したりできるはずです。

食のトリビアを紹介すれば「へえ」と驚かれ、場が盛り上がるに違いありません。

もちろん食通になるのはいいのですが、食通になるにつれて注意したいことがあります。

それが「知識をひけらかすような話しぶり」です。

なぜ食通は嫌われるのか

もちろん聞かれたときに答えるくらいならいいのです。

相手からの要望ですから、自信を持って答えても悪印象はありません。

「なるほど」「そうなんだね」「よく知っているね」と感心されるでしょう。

しかし、聞かれてもいないのに、ずけずけ自分から話すのは注意したい。

上から目線になりやすい。

知識をひけらかすような話し方になりやすい。

食通になると、自然と偉そうな話しぶりになることが少なくありません。

これは無意識のうちに起こります。

自分の知識に自信を持つと、尊敬されたい気持ちが出て、自然と知識をひけらかすような話し方になりがちです。

いつの間にか「ああだ」「こうだ」と知識をひけらかすような話しぶりになってしまいます。

知識をひけらかすような話し方は、嫌われる

知識をひけらかすような話し方は嫌われます。

相手は「私はこんなに詳しい」「こんなことも知らないの?」と言われているように感じてストレスを感じるでしょう。

場の空気が固くなり、相手を萎縮させてしまいます。

感じが悪いだけで済めばまだいいほうです。

人によっては「ばかにされた」「見下された」と感じて、大きな不快感を覚えることも少なくありません。

もちろん本人に悪気はありませんが、結果として嫌われることになります。

大切なことは「相手がどう感じるか」です。

自分は親切に話したつもりであっても、相手が不快や抵抗を感じたらNGです。

知識をひけらかすような話し方は、遅かれ早かれ、嫌われるのがオチです。

知識をひけらかすような話しぶりは、不快感を与えるもと

世間では「食通のトークが苦手」という人も少なくありません。

なぜ食通は嫌われるのか。

食通がいけないのではありません。

知識をひけらかすような話しぶりがいけないのです。

知識をひけらかすような話しぶりは、不快感を与えるもとです。

相手を見下すような態度や話し方になっていないか振り返ってみてください。

うんちくなら、何でも話していいわけではありません。

相手にとって興味のあるうんちくならいいですが、そうでないならただの退屈話です。

興味のないうんちく話を聞かされることほど退屈なことはありません。

相手が興味のないそぶりを見せたら、早めに話を終えるのが賢明です。

外食の達人になる方法(18)
  • 食通になっても、偉そうな話しぶりにならないように注意する。
同じお店を楽しむのもいい。
いろんなお店を楽しむのはもっといい。

外食の達人になる30の方法

  1. 外食の予定を立てることは、積極的に人生を楽しむことになる。
  2. 「今度行ってみよう」と思ったお店に行ってみよう。
  3. 外食は、財布と時間に余裕があるに超したことはない。
    ただし、ないならないで楽しめる。
  4. お店の前を通り過ぎても頭から離れないなら、本当はそこに行きたいということ。
  5. お店の外観も、外食の楽しみの1つ。
  6. 「まあ、この料理でいいか」と考えるのではない。
    「よし、この料理に決めた!」と考えるのだ。
  7. 注文するときは、きちんと料理名を言い切る。
  8. 「おいしいものを食べに行こう」は、言われるものではなく、言うもの。
  9. メニューの裏側を見る癖は、食の可能性を広げる癖。
  10. どれだけ素晴らしい料理も、トイレを我慢していると集中できない。
  11. 店員さんを名前で呼ぶと、早く仲良くなれる。
  12. お店の人と仲良くなる3つのポイント。
  13. 本当に食べたいなら、喜んで行列に並ぼう。
    暇つぶしの道具があれば、待ち時間は苦にならない。
  14. 少しくらい値段が高くても、第一希望を食べるのがいい。
    人生に、第二希望・第三希望を選んでいる暇はない。
  15. フードペアリングのおすすめは、変に身構えず、素直に受け入れてみる。
  16. 普通に慣れたらカスタマイズに挑戦して、バリエーションを楽しもう。
  17. マイ箸は、エコに役立つだけではない。
    外食をグレードアップさせる道具。
  18. なぜ食通は嫌われるのか。
  19. 同じお店を楽しむのもいい。
    いろんなお店を楽しむのはもっといい。
  20. 食事会を企画することは、企画力のトレーニングになる。
  21. レストランの予約は、残業の抑止力になる。
  22. 「食事が終わった」と油断してからのデザートには、格別の嬉しさがある。
  23. 「いつもので」が通じるようになったら、常連客として認められた証拠。
  24. 外食でお金を使いすぎた罪悪感は、仕事で晴らす。
  25. 食べたいものがたくさんあるときは「次のお楽しみ」と考えよう。
  26. 「また来ますね」を社交辞令で終わらせていないか。
  27. 雨の日は、外食日和。
  28. 意見箱には、感謝の感想を書いてもいい。
    お店にとって絶賛の言葉ほど嬉しいものはない。
  29. 新しい食生活として「外食のはしご」を取り入れてみませんか。
  30. 人生で一度くらいは「最高級店」に行ってみる。

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