執筆者:水口貴博

外食の達人になる30の方法

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意見箱には、感謝の感想を書いてもいい。お店にとって絶賛の言葉ほど嬉しいものはない。

意見箱には、感謝の感想を書いてもいい。お店にとって絶賛の言葉ほど嬉しいものはない。 | 外食の達人になる30の方法

お店によっては「意見箱」が設置されていることがあります。

「アンケートを募集しています」

「サービス品質向上のためお客さまの声をお聞かせください」

「貴重なご意見として全社で共有させていただきます」

意見を求める文言が書かれていて、改善点や気になった点を募集しています。

「意見箱」というちょっと堅苦しい名前の影響でしょうか。

「わざわざ意見するくらいだから改善点を書くもの」と思いがちです。

お店で不快なことや不満に感じたことがあれば、改善点として投稿することが多いのではないでしょうか。

もちろん不満点や改善点を書くのもいいですが、活用法はその限りではありません。

もっと肩の力を抜いて考えてください。

普通に感謝の感想も書き込んでいいのです。

感謝の感想を書き込んでいい

「おいしかった!」と満足できることがあるでしょう。

おいしい料理に満足できれば、感動が冷めないうちに感想を書いてみましょう。

改善点の書き込みではなく、感謝の感想でもいいのです。

「○○の味に感動しました」

「○○が濃厚でおいしかったです!」

「新商品の○○がとても素晴らしいです。考えた人は天才です」

きれいな字でなくてもいいのです。

走り書きで十分です。

感動の声をそのままストレートに書くだけです。

「おいしかった」という絶賛も、れっきとした意見の1つです。

感謝されるのは誰にとっても嬉しいこと。

これだけでお店の人は大喜びしてくれます。

「貴重なご意見をありがとうございます」と感謝されます。

「頑張って作ったかいがあった」「これからももっとおいしい料理を作っていこう」と思ってくれるのは間違いありません。

お客さまからの意見は社内で共有されるのが一般的です。

接客係だけでなく、料理人や支配人も喜んでくれるに違いありません。

お店の人みんなをハッピーにできます。

感謝の言葉を意見箱に入れると、食後の余韻がよくなる

たとえば、意見カードに「おいしい料理をありがとうございました」と書き、意見箱に入れてからお店を出るとします。

すると、食後の余韻がよくなります。

「いいことをした」という実感があると、にこにこしながらお店を後にできます。

お店の人も嬉しい言葉に喜んでくれ、モチベーションがアップします。

自分のためにもお店のためにもなるのです。

外食の達人になる方法(28)
  • お店の料理に感動したら、意見カードに絶賛の感想を書いて入れる。
新しい食生活として「外食のはしご」を取り入れてみませんか。

外食の達人になる30の方法

  1. 外食の予定を立てることは、積極的に人生を楽しむことになる。
  2. 「今度行ってみよう」と思ったお店に行ってみよう。
  3. 外食は、財布と時間に余裕があるに超したことはない。
    ただし、ないならないで楽しめる。
  4. お店の前を通り過ぎても頭から離れないなら、本当はそこに行きたいということ。
  5. お店の外観も、外食の楽しみの1つ。
  6. 「まあ、この料理でいいか」と考えるのではない。
    「よし、この料理に決めた!」と考えるのだ。
  7. 注文するときは、きちんと料理名を言い切る。
  8. 「おいしいものを食べに行こう」は、言われるものではなく、言うもの。
  9. メニューの裏側を見る癖は、食の可能性を広げる癖。
  10. どれだけ素晴らしい料理も、トイレを我慢していると集中できない。
  11. 店員さんを名前で呼ぶと、早く仲良くなれる。
  12. お店の人と仲良くなる3つのポイント。
  13. 本当に食べたいなら、喜んで行列に並ぼう。
    暇つぶしの道具があれば、待ち時間は苦にならない。
  14. 少しくらい値段が高くても、第一希望を食べるのがいい。
    人生に、第二希望・第三希望を選んでいる暇はない。
  15. フードペアリングのおすすめは、変に身構えず、素直に受け入れてみる。
  16. 普通に慣れたらカスタマイズに挑戦して、バリエーションを楽しもう。
  17. マイ箸は、エコに役立つだけではない。
    外食をグレードアップさせる道具。
  18. なぜ食通は嫌われるのか。
  19. 同じお店を楽しむのもいい。
    いろんなお店を楽しむのはもっといい。
  20. 食事会を企画することは、企画力のトレーニングになる。
  21. レストランの予約は、残業の抑止力になる。
  22. 「食事が終わった」と油断してからのデザートには、格別の嬉しさがある。
  23. 「いつもので」が通じるようになったら、常連客として認められた証拠。
  24. 外食でお金を使いすぎた罪悪感は、仕事で晴らす。
  25. 食べたいものがたくさんあるときは「次のお楽しみ」と考えよう。
  26. 「また来ますね」を社交辞令で終わらせていないか。
  27. 雨の日は、外食日和。
  28. 意見箱には、感謝の感想を書いてもいい。
    お店にとって絶賛の言葉ほど嬉しいものはない。
  29. 新しい食生活として「外食のはしご」を取り入れてみませんか。
  30. 人生で一度くらいは「最高級店」に行ってみる。

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