執筆者:水口貴博

外食の達人になる30の方法

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少しくらい値段が高くても、第一希望を食べるのがいい。人生に、第二希望・第三希望を選んでいる暇はない。

少しくらい値段が高くても、第一希望を食べるのがいい。人生に、第二希望・第三希望を選んでいる暇はない。 | 外食の達人になる30の方法

「これ、おいしそう。食べてみたい!」

そう思って注文を決めかけたところ、値段を見て驚きます。

思ったより値段が高い。

ここでどうするかです。

「思ったより値段が高いな。やっぱりやめて、ほかの料理にしようかな」

注文に迷いが生じます。

第一希望が難しいなら、第二希望や第三希望で妥協しそうになります。

ここは大切な瞬間です。

ここで妥協に甘んじると、本当に食べたい料理を食べることができません。

中途半端な料理を食べることになります。

本当に食べたい料理ではなく、第二希望・第三希望の料理を食べることになります。

第二希望・第三希望では本当に満足できません。

「まあまあだね」「こんなものだね」となるでしょう。

「中途半端なものを選んでしまったね」

「やっぱり第一希望を選んでおくべきだった」

悔やむことになってからでは遅いのです。

常に第一希望を選ぶ

人生は常に本番の連続です。

後からやり直したくても、時間は戻せません。

常に本番なのですから、料理の選び方も常に第一希望を選ぶことです。

中途半端な選び方をしていると、中途半端な人生になってしまいます。

食べながら「やっぱり第一希望を選んでおくべきだったな」と悔やんでからでは遅い。

もう時間は戻せません。

自分に妥協すると、生き方に妥協することになり、満足のいく人生を送れなくなります。

食にお金をかけるのは、本来の目的にのっとっていること

食べたいものなら、注文してしまいましょう。

自分に正直になることです。

ちょっと値段が高くても、すぐ破産するわけではないはずです。

もちろん完全に予算オーバーであれば別ですが、少し高い程度なら許容範囲です。

毎日頑張っている自分へのご褒美です。

私たちは本来、食べるために仕事をして稼いでいます。

食にお金をかけるのは、本来の目的にのっとっていることです。

食は、腹を満たすだけでなく、心を満たすものでもあります。

第一希望を食べれば、それだけ腹も心も満足できます。

ゆくゆくは満足のいく人生に波及していきます。

普段と違った料理を食べるときも、第一希望とする

時には初めての料理にチャレンジすることもあるでしょう。

新しい刺激や変化がほしくて、普段と違った料理を注文したくなることもあるでしょう。

いろんな料理を試してみるほうが、食生活は豊かになります。

普段と違った料理では第一希望にならず、矛盾するように思えますが、違います。

「普段食べないものを食べる」という意味で、やはり第一希望です。

初めての料理を食べるときも、やはり「第一希望を選ぶ」という考え方で注文してください。

大幅な予算オーバーでないかぎり、常に第一希望を選ぶのが正解

「たかが注文」と思うかもしれませんが軽視できません。

人生における小さなワンシーンですが、人生は小さなワンシーンの連続で成り立っています。

外食で注文する瞬間は、ゆくゆく人生全体にも波及します。

外食で妥協する癖がついていると、ゆくゆく人生全体にも妥協が広がっていき、悪い影響を及ぼします。

人生は短い上、常に本番しかないのですから、第二希望・第三希望を選んでいる暇はありません。

常に第一希望を選び、常に第一希望で生きることです。

本当に食べたいものを食べましょう。

少々高くてもご愛嬌あいきょうです。

大幅な予算オーバーでないかぎり、常に第一希望を選ぶのが正解です。

外食の達人になる方法(14)
  • 少々値段が高くても、第一希望の料理を注文して食べる。
フードペアリングのおすすめは、変に身構えず、素直に受け入れてみる。

外食の達人になる30の方法

  1. 外食の予定を立てることは、積極的に人生を楽しむことになる。
  2. 「今度行ってみよう」と思ったお店に行ってみよう。
  3. 外食は、財布と時間に余裕があるに超したことはない。
    ただし、ないならないで楽しめる。
  4. お店の前を通り過ぎても頭から離れないなら、本当はそこに行きたいということ。
  5. お店の外観も、外食の楽しみの1つ。
  6. 「まあ、この料理でいいか」と考えるのではない。
    「よし、この料理に決めた!」と考えるのだ。
  7. 注文するときは、きちんと料理名を言い切る。
  8. 「おいしいものを食べに行こう」は、言われるものではなく、言うもの。
  9. メニューの裏側を見る癖は、食の可能性を広げる癖。
  10. どれだけ素晴らしい料理も、トイレを我慢していると集中できない。
  11. 店員さんを名前で呼ぶと、早く仲良くなれる。
  12. お店の人と仲良くなる3つのポイント。
  13. 本当に食べたいなら、喜んで行列に並ぼう。
    暇つぶしの道具があれば、待ち時間は苦にならない。
  14. 少しくらい値段が高くても、第一希望を食べるのがいい。
    人生に、第二希望・第三希望を選んでいる暇はない。
  15. フードペアリングのおすすめは、変に身構えず、素直に受け入れてみる。
  16. 普通に慣れたらカスタマイズに挑戦して、バリエーションを楽しもう。
  17. マイ箸は、エコに役立つだけではない。
    外食をグレードアップさせる道具。
  18. なぜ食通は嫌われるのか。
  19. 同じお店を楽しむのもいい。
    いろんなお店を楽しむのはもっといい。
  20. 食事会を企画することは、企画力のトレーニングになる。
  21. レストランの予約は、残業の抑止力になる。
  22. 「食事が終わった」と油断してからのデザートには、格別の嬉しさがある。
  23. 「いつもので」が通じるようになったら、常連客として認められた証拠。
  24. 外食でお金を使いすぎた罪悪感は、仕事で晴らす。
  25. 食べたいものがたくさんあるときは「次のお楽しみ」と考えよう。
  26. 「また来ますね」を社交辞令で終わらせていないか。
  27. 雨の日は、外食日和。
  28. 意見箱には、感謝の感想を書いてもいい。
    お店にとって絶賛の言葉ほど嬉しいものはない。
  29. 新しい食生活として「外食のはしご」を取り入れてみませんか。
  30. 人生で一度くらいは「最高級店」に行ってみる。

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