執筆者:水口貴博

食生活を豊かにする30の方法

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まず食べることに、幸せを感じる。

まず食べることに、幸せを感じる。 | 食生活を豊かにする30の方法

まず食べることに、幸せを感じましょう。

おいしいかどうかは関係ありません。

量が多いか少ないかも、高級なものかどうかも、質が高いかどうかも関係ありません。

「食べることができた。幸せだなあ」

無条件に幸せを感じるのです。

「食べる=幸せ」です。

食べることができることは、生きることそのものだからです。

食べることは生きること

もし、今から何も食べることができない生活になると想像してみてください。

食べることができなければ、私たちは生きていけません。

どんどん体が痩せ細っていき、数日後あるいは数十日後には死んでしまいます。

人によって生き延びる日数に差はあるものの、最後は確実に死を迎えます。

食べることは生きることです。

食べることができるおかげで、私たちは栄養やエネルギーを摂取でき、生きることができます。

今あなたが生きているのも、今までいろんなものを食べてきたおかげです。

食べるのは当たり前でない時代もあった

「食べるのは当たり前」と思いがちです。

私たちは、飽食の時代を生きています。

現代社会では、どんな食べ物でも手に入り、食べることができる時代です。

「食べるのは当たり前」と思うのも無理はないかもしれません。

しかし、人類の歴史を振り返ると、食べることが当たり前ではない時代もありました。

まだ人類が狩猟採集で生活していた時代、その日の食料は保証されていませんでした。

その日を食べる野生の生き物を、その日に狩らなければいけませんでした。

うまく獲物にありつけるとは限りません。

狩猟に失敗すると、その日の食べ物はゼロです。

空腹で過ごさなければいけません。

家族がいれば養っていけません。

油断すると、逆に襲われてしまい、こちらの命が危ぶまれます。

まさに毎日がサバイバルの状態です。

何日も食べ物にありつけない状態が続けば、死が待ち受けています。

現代ではあり得ない話ですが、はるか大昔の人類の歴史をさかのぼれば、そういう時代が存在していたのです。

食料が保証されていない時代から見ると、現代の飽食時代は、いかに恵まれているのでしょう。

食べたいものが自由に食べられます。

24時間365日、食べたいものを食べることができます。

普通にお金を支払えば、簡単に食料が手に入り、安全に食べていけます。

おかげで生きることができます。

食べるものが保証されているから、生きることができています。

しかも普通に食べることができるだけでなく、あらゆるものを食べることができる時代です。

果物もお菓子も何でも、食べることができています。

この豊かさに気づくことが大切です。

食べることができて、生きることができています。

おいしいかどうかより、まず食べることができることに感謝する

おいしいかどうかも大切ですが、まず食べることができることに感謝してください。

食べることに感謝できれば、おのずとおいしさも感じられます。

食べることは生きることそのものです。

食べることができるだけで幸せです。

どんな食べ物であっても、食べられるだけ幸せです。

食べることができるから、パワーが出て、元気になります。

食べることができるから、生きていけるのです。

食生活を豊かにする方法(1)
  • 食べることそのものに感謝して、幸せを感じる。
食事を味わう時間は、人生を味わう時間だ。

食生活を豊かにする30の方法

  1. まず食べることに、幸せを感じる。
  2. 食事を味わう時間は、人生を味わう時間だ。
  3. 「おいしい」を口癖にすると、食生活が豊かになる。
  4. 食事をおいしくいただくためのおまじない。
    手を合わせて笑顔で「いただきます」。
  5. 「朝から大好物を食べる」という選択肢もあっていい。
  6. 食事をしながら、携わった人たちの様子を思い浮かべよう。
  7. 「まずい」とは言わない。
    「変わった味」「口に合わない」と言い換える。
  8. 日々の食事は、褒めるトレーニング。
  9. 早食いの癖があるかぎり、豊かな食生活は実現できない。
  10. 不作法な食べ方は、野生の猿と同じ。
    文化的な生き物なら、食事マナーを意識しよう。
  11. あなたの健康運は、食べるもので決まる。
  12. 挨拶を交わせる店員さんを増やしていくことが、食生活の豊かさにつながる。
  13. いらいらしたら料理を作ろう。
    ストレス発散の効果が抜群。
  14. 割引券を使うなら、早めに使おう。
  15. 風習の食べ物は、素直に食べておくほうが、食生活が豊かになる。
  16. あなたの食生活には「大好物ランキング」がありますか。
  17. 腕時計を外してみると、時間を忘れて食事ができる。
  18. 食器のグレードアップは、食生活のグレードアップ。
  19. 1日3食にとらわれない。
    1日2食以下でもいい。
    1日4食以上でもいい。
  20. 昨日の食事すべてを思い出せますか。
  21. 今は食べることができなくても、いつか食べられるようになる希望だけは持ち続ける。
  22. 食事の時間は、人生で最も幸せな瞬間の1つ。
  23. 空腹は、おいしさを高める最高の調味料。
  24. 料理を作る立場を経験すると、もっと料理が味わい深くなる。
  25. 同じものを食べ続けるより、いろいろなものを食べるほうが、豊かだ。
  26. おいしいお店を紹介すると、おいしいお店を紹介される。
  27. 急いでいるときでも、食事マナーをおろそかにしない。
  28. あなたの1週間を決めるのは、日曜日の朝食にある。
  29. 大好物は、気が向いたときに食べるものではなく、定期的に食べるもの。
  30. 食べたものを記録してみよう。
    食日記は、健全な食生活を促す習慣。

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