執筆者:水口貴博

食の大切さに気づく30の名言

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料理で満腹でも諦めない。おなかがいっぱいでも、食後のデザートは別腹。

料理で満腹でも諦めない。おなかがいっぱいでも、食後のデザートは別腹。 | 食の大切さに気づく30の名言

「ああ、おいしかった。もう食べられない」

メインの料理を食べれば、おなかも満たされているでしょう。

特にコース料理では、一皿ずつゆっくり出てくるため十分な満腹感が得られます。

最後に登場するのがデザートです。

「えっ、まだデザートがあるの? もう食べられないよ」

まだ食後のデザートが残っているとわかると、ちょっと複雑な気持ちになります。

満腹であれば、食後のデザートは諦めるしかないのでしょうか。

いいえ、違います。

満腹だからといって、食後のデザートを諦めないことです。

おなかがいっぱいで諦めそうになりますが、意外と普通に食べることができるでしょう。

満腹でもう食べられないと思っても、食後のデザートに限っては、ぺろりと平らげてしまえるはずです。

なぜ食後のデザートは別腹なのか

食後のデザートは別腹です。

入らないように思えますが、食べたら食べたで、すんなり入ってしまいます。

これにはきちんとした根拠があります。

甘いものを口に入れて甘みを感じると、脳から「オレキノン」という化学物質が分泌され、摂食中枢が刺激されます。

そうすると胃のぜん動運動が起こって胃の内容物が腸に押し出されます。

胃に空きスペースができた結果、甘いものを食べることができてしまうのです。

これは、人類が狩猟採集生活を送っていたころの名残とされています。

人類が狩猟採集生活を送っていたころは、次の獲物をいつ捕獲できるかわからないため、飢餓に備える必要がありました。

少しでもエネルギーを蓄えるため、甘いものが入ってきたときは、少しでも多く食べ物を蓄える仕組みができています。

人には飢餓に備える仕組みが備わっているため、食後のデザートに限っては、満腹であってもすんなり食べることができるのです。

取りすぎたカロリーは、食後の運動で解消しよう

甘いものは別腹となると、カロリーが心配になるところですね。

取りすぎたカロリーは食後の運動で解消しましょう。

一駅手前で下りて帰ったり、スポーツジムのランニングマシンで数キロ余分に走ったりです。

家事を普段より頑張るだけでも消費カロリーがアップします。

一番おいしいものは、コースの最後に登場します。

食後のデザートを食べないで帰るなんて、映画のクライマックスを見ないで帰るようなものです。

一番おいしいところを見逃すことになってもったいない。

せっかくおいしいデザートが最後に残っているのですから、ぜひ最後まで楽しみましょう。

おなかがいっぱいでも、甘いものは特別です。

食後のデザートは別腹なのです。

食の大切さに気づく名言(14)
  • 食後でおなかがいっぱいでデザートに悩んでも、甘いものは別腹と考える。
「味わう」より「味わわせていただく」。

食の大切さに気づく30の名言

  1. 今の食欲は、未来の準備。
  2. 大好物は、人生のパートナー。
  3. 無性に食べたくなるのは、体からの救援シグナル。
  4. 食事には、本番しかない。
  5. あなたの個性は、好きな食べ物に表れる。
  6. 落ち込んでいる人を励ますくらいなら、食事に誘ったほうが早い。
  7. 「何を食べたか」より「どれだけ味わったか」。
  8. 食べるのは、あなたの仕事。
    消化吸収は、内臓の仕事。
  9. まずい食べ物にも感謝しよう。
    すべてがおいしければ、それはそれで味気ない世界。
  10. 一食一食を大切にして満足するのではない。
    一口一口を大切にするのだ。
  11. 嫌いな食べ物が含まれているからといって、料理全体を否定しない。
  12. おいしい食べ物は、いつもあなたの味方。
    どんなことがあっても、あなたを裏切らない。
  13. 外食の機会は、料理のヒントを得る機会。
  14. 料理で満腹でも諦めない。
    おなかがいっぱいでも、食後のデザートは別腹。
  15. 「味わう」より「味わわせていただく」。
  16. 下痢で大恥・大損をした経験も、無駄にはならない。
    同じ苦しみを経験した人に優しくなれるから。
  17. ぼんやり食器を洗うのではない。
    感謝の気持ちを込めながら洗おう。
  18. 満腹を自慢するな。
    食べすぎたことを反省しろ。
  19. おすすめを食べてみて期待外れであっても、騙されたわけではない。
  20. 「1粒残す」と「1粒も残さない」は別物と考える。
  21. 生きるために食べているのではない。
    食べるために生きているのだ。
  22. 味と見た目のギャップを楽しむことも、食の醍醐味。
  23. いいお店を見つけたら「話のネタができた」とガッツポーズ。
  24. 「単なる食事」は、1つもない。
  25. すべての食事は、一期一会。
    完全に同じものは二度と楽しめない。
  26. 「いただきます」は「命をいただきます」と言い換えてみよう。
    「ごちそうさまでした」は「命をごちそうさまでした」と言い換えてみよう。
  27. お店との出会いは、すべてが奇跡。
  28. 食に対する感謝は「ありがとう」と「ありがたい」の両方が必要。
  29. 気が向いたときに好きな食べ物を食べようなんて、好きな食べ物に失礼だ。
  30. 人生は有限。
    食事回数も有限。

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