執筆者:水口貴博

デザートとコーヒーの30のテーブルマナー

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「甘いものは別腹」という言葉は、本当だった。

「甘いものは別腹」という言葉は、本当だった。 | デザートとコーヒーの30のテーブルマナー

レストランのワゴンサービスでは、パン・チーズ・デザートなどが運ばれてくることがあります。

基本的に食べられるだけお願いするのがマナーです。

食べ残しは品が悪く、できるだけ避けたいところです。

「おなかいっぱいで食べられない」

そう思っても、甘いデザートなら食べられるという人も多いのではないでしょうか。

「甘いものは別腹」という言葉があります。

甘いものが好きな人が、自分を正当化させる言葉かと思いますが、そうではありません。

生理学的にも立証されている、人間の体に備わったシステムです。

好物を見たり食べたりすると、脳内で「オレキノン」という化学物質が分泌されます。

オレキノンが分泌されると、摂食中枢が刺激され、胃のぜん動運動が起こり、胃の内容物が腸へ押し出されるようになります。

その結果、胃に空間ができて、もう少し食べられる余裕が生まれるのです。

ただし、そもそも甘いものが苦手な人には、この現象は起こりません。

この不思議な現象は、人間がまだ狩猟採集生活を送っていたころ、飢餓に耐えるためにできたシステムといわれています。

人間の体は「飢え」を前提に作られています。

狩猟採集生活を送っていたころは、いつでも食料が手にできる確証はありませんでした。

そのため、食べられるときに食べられるよう、体のシステムができたのです。

ただし、飢餓に耐えようとするこのシステムが、今、人類に対して脅威になっています。

「飽食」と呼ばれる時代になり、好きなときに好きなだけ食べられるようになりました。

その結果、甘いものを食べすぎてしまい、健康に悪影響を及ぼしているのです。

甘いものは別腹でも、食べすぎには注意をしましょう。

デザートとコーヒーのテーブルマナー(4)
  • 食べすぎに注意しながら、デザートを食べる。
横割りにされているフルーツの美しい食べ方。

デザートとコーヒーの30のテーブルマナー

  1. デザートは、なぜ一口目が一番おいしいのか。
  2. ワゴンサービスは、食べられるだけお願いするのがマナー。
  3. レストランで、好き勝手に写真撮影をしない。
  4. 「甘いものは別腹」という言葉は、本当だった。
  5. 横割りにされているフルーツの美しい食べ方。
  6. レストランで出てきたリンゴを上手に食べる、3ステップ。
  7. 皮つきブドウの美しい食べ方。
  8. 皮がついているオレンジの食べ方。
  9. オレンジの皮をきれいにむく方法。
  10. 酸っぱいと感じたときに笑顔を作ると、味のある表情になる。
  11. メロンを上手な食べる、4つのステップ。
  12. バナナは、直接持って食べない。
    バナナを食べるときも、ナイフとフォークを使う。
  13. 複数のデザートが出てきたとき口にする、賢い順番。
  14. プリンやババロアの上手な食べ方。
  15. フィルムがついているケーキの上手なフィルムの取り方。
  16. エレガントなケーキの食べ方。
  17. ケーキの上のイチゴ。
    先に食べるか、後に食べるか。
    それが問題だ。
  18. ミルフィーユの上手な食べ方と、パイくずの上手な対処法。
  19. 「なるほど」と思われる、硬い生地のミルフィーユを食べる、かっこいい食べ方。
  20. 皿のチョコレートソースをうまく拭き取る方法。
  21. シュークリームのエレガントな食べ方。
  22. アイスクリームやシャーベットに添えられているお菓子には、重要な意味がある。
  23. デザートの最後の一塊が、つるりと滑って食べにくいときの対処法。
  24. できるかぎり、コーヒーはブラックで飲みたい。
  25. ブラックコーヒーが苦手な人が、砂糖やクリームを入れる前にしておきたい最低限のマナー。
  26. なぜコーヒーは「食後」が定番なのか。
  27. コーヒーや紅茶のおいしくて美しい飲み方。
  28. 立食パーティーを除いて、コーヒーはソーサーを持ちながら飲まない。
  29. 「一連のフルコース料理をすべて食べ終えました」という最終的なサイン。
  30. デザートが食べ終わるやいなや、すぐナプキンを取らない。

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