目先の快楽だけ考えて行動していませんか。
特別な理由がなければ、目先の快楽を求める行動をしがちです。
欲しいものは、今すぐ手に入れたい。
食べたいものは、食べるだけ食べたい。
たまったストレスは、手軽に快感が得られる方法で発散させたい。
欲のおもむくままに行動することもあるでしょう。
先送りする理由はありません。
今すぐ快楽が得られるなら、今すぐ手に入れようとするでしょう。
特に余裕がないときは、目先の快楽を求める傾向が顕著です。
もちろん正直な行動という意味では悪くありません。
何もしないでじっとしているくらいなら、何かしたほうがいいでしょう。
行動は、人生を変える基本です。
遊びなり仕事なり、何か行動したほうが、人生は前に進みます。
しかし、いくら行動とはいえ、目先の快楽には注意が必要です。
往々にして目先の快楽の先には、危険な落とし穴があるからです。
まず目先の快楽を求めると、計画性の乏しい行動になります。
欲しいものを今すぐ手に入れようとすると、いつまで経ってもお金が貯まりません。
食欲のおもむくままに食べる食習慣では、健康を害する原因になります。
欲のままに行動すれば、人生計画が狂ってしまいます。
そして世の中にある数多くの誘惑に惑わされ、不運や災難の多い人生になるでしょう。
ましてや目先の快楽に溺れてしまえば大変です。
最悪の場合、お金・仕事・健康をすべて失う可能性もゼロではありません。
目先の快楽を求める人は、幸せになれないのです。
では、幸せになるためには、どうすればいいか。
幸せになるためには、常に先を考えた行動が大切です。
欲しいものがあっても我慢して、将来のために節約を心がけます。
食べたいものがあっても、カロリーの取りすぎになるなら控えます。
ストレス発散をするときは、できるだけ自己成長・自己実現につながる手段で発散させようとします。
性的な衝動が湧き起こっても、反社会的な行為は徹底して慎みます。
正しい我慢は、幸せにつながる階段です。
正しい我慢は、必ず将来の幸せにつながります。
5年後10年後の先を考えて行動すれば、おのずと計画的になるため、目先の快楽に惑わされなくなります。
目先の快楽ではなく、常に先を考えながら行動してください。
「今さえよければいい」と考えるのではありません。
5年後10年後のために、時には苦労に耐えながら行動しましょう。
行動するべきときには行動しますが、我慢すべきときには我慢します。
精神的な苦痛も、将来につながるなら、意味があります。
時間がかかり我慢も必要になりますが、必ず幸せにつながります。