執筆者:水口貴博

情報を見極める力がつく30の方法

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資本家は、動物的本能を逆手に取って、消費活動を促している。

資本家は、動物的本能を逆手に取って、消費活動を促している。 | 情報を見極める力がつく30の方法

大切なことを見極めるために、目的意識は重要です。

私たち人間と、一般的動物の行動の違いは「意識した行動の目的があるかどうか」です。

目的がない人は、流された行動になりがちです。

野生動物と同じとまではいきませんが、近い状況があります。

「目立つものが重要」「頻繁に目にするものは安全」という基準で行動するようになります。

動物は、目立つものに反応する生き物です。

人間も動物ですから、目立つものに反応します。

生物は身を守るために、動くものに反応し、注意を向けます。

また毎日、目にすることは安全と判断します。

慣れが生じるため、危険ではないと感じるからです。

人の進化の上で身についた本能ですから、仕方ありません。

「目立つものが重要」「頻繁に目にするものは安全」は、生物が生存するために必要な本能です。

そのため、テレビのCMでよく見かけるものが素晴らしいものと思ってしまう。

「雑誌でよく見かける」という理由だけで、流行の服を買ってしまう。

「目立っていることが重要」「頻繁に目にするものは安全」という判断基準で行動すると、野生動物と同じになります。

賢い資本主義の資本家は、この事実に気づいています。

「目立つものが重要」「頻繁に目にするものは安全」という動物的本能を逆手に利用して、消費を促します。

動物の本能を逆手に利用している資本主義の事実に気づくことです。

一種のわなです。

特に目的意識のない人は、メディアに流されてしまいがちです。

目的がないから、とりあえずメディアを頼りにする。

テレビや雑誌の情報に流されて、必要でもない物を買ってしまう。

お金がなくなり、自分の時間が消えるのです。

本能と言えばそれまでですが、本当に賢い人は、その本能を超越して行動できます。

自分の行動に目的を持ち、必要のあることだけをピックアップするのです。

情報を見極める力がつく方法(5)
  • 目的意識を持った行動をする。
「残り続けているもの」に手を出せば、間違いない。

情報を見極める力がつく30の方法

  1. 多くの情報に、溺れていませんか。
  2. 目的意識を持てば、情報に流されることはない。
  3. 世の中の大切なことは、人それぞれ。
  4. 五感を通じて得られた情報が、一番頼りになる。
  5. 資本家は、動物的本能を逆手に取って、消費活動を促している。
  6. 「残り続けているもの」に手を出せば、間違いない。
  7. 世界展開しているものには、外れがない。
  8. 落ち着いた心を取り戻すためには、深呼吸をすればいい。
  9. 大切なことは、失敗しないと見えてこない。
  10. 「早すぎる行動」をする人が、その他大勢から抜きんでる。
  11. いい子ちゃんをやめれば、自分らしい生き方ができる。
  12. 人間は「限定」に弱い生き物である。
  13. 「欲しい」と思ったら、3日間、時間を空けて考える。
  14. 数字のトリックに、騙されない。
  15. 行動をした後悔より、行動をしなかった後悔のほうが強い。
  16. 時代の変化は、テレビを見るより、町へ出かけることでわかる。
  17. 褒められたい気持ちを捨てれば、大切なことが見えてくる。
  18. 人付き合いも、過剰になれば、浪費になる。
  19. 本に限っては、値段なんて気にしなくていい。
  20. 変化する時代に対応できる姿勢とは、謙虚である。
  21. 枯れた技術こそ、安定する。
  22. マスメディアに出ている情報は、すでに時代遅れになっている。
  23. ロボットは、暗記が得意。
    人間は、理解が得意。
  24. 本を読むより、行動するほうが、はるかに重要。
  25. 睡眠時間は、記憶の定着と整理整頓の時間。
  26. 賢くなって、できるだけ安く商品を手に入れる。
  27. 本質は、時代が変化しても、変わらない。
  28. 現場で一生懸命仕事をしていれば、お金に騙されることはない。
  29. 不満や愚痴を言って、初めて本当の改善がなされる。
  30. 本質は、丸印ではなく、ペケ印にある。

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