執筆者:水口貴博

口臭を抑える30の対策

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朝食を抜くと、かえって口臭は、ひどくなる。

朝食を抜くと、かえって口臭は、ひどくなる。 | 口臭を抑える30の対策

口臭における、単純な発想があります。

「食事を抜けば、口臭も抑えられるだろう」

発想としてはわかります。

たとえば、朝食を抜けば、口が汚れませんから、口臭予防につながると思うのも不思議ではありません。

しかし、残念ですが、無意味です。

むしろ朝食を抜けば、かえって口臭がひどくなります。

空腹の状態が続くと、すい臓で作られるすい液が、胃で分解され始めます。

すい液が胃の中で分解される際、独特の異臭が出ます。

胃から出た異臭が、食道を逆流して口へと出やすくなるため、口臭の原因になるのです。

朝は、口臭が最もひどい時間帯です。

睡眠中はだ液の分泌が抑えられているため、朝の口臭がにおいやすいのです。

朝食を抜けば、だ液が少ない状態が続きます。

胃の中からにおいが漂ううえ、だ液の分泌量も減るため、朝はとても口がくさいのです。

だからこそ、きちんと朝食を食べましょう。

朝の食事をよく噛んで食べることで、たっぷりのだ液が分泌され、口臭も抑えられるのです。

もちろん朝食を食べた後も、きちんと歯磨きをしましょう。

口臭を抑える対策(28)
  • 朝食を抜くのは、やめる。
おなかがすいたときの口臭対策。

口臭を抑える30の対策

  1. 口臭は、人間関係を妨げる、見えない壁だ。
  2. 自分の息をチェックする、2つの方法。
  3. 口臭予防の最も基本となる習慣は、食後の歯磨きだ。
  4. 歯磨きの主役は、歯磨き粉ではない。
    歯ブラシだ。
  5. 面倒な食後の歯磨きは、ダブル効果を想像するのがコツ。
  6. 歯磨きのとき、舌の上を磨き忘れていると、口臭になる。
  7. 歯磨きで大切なのは、時間より、磨き方。
  8. 腫れた歯茎と魚の血生臭いにおいは、歯肉炎と歯槽膿漏を疑う。
  9. いくら歯を磨いても口臭がするなら、内臓疾患を疑う。
  10. だ液の役割は、消化を促すだけではない。
    口臭を抑える効果もある。
  11. 食後の眠気と口臭は、ガム1つで、解決できる。
  12. ガムを噛むとき「キシリトール」がキーワード。
  13. 奥歯には、だ液の分泌を促すスイッチがある。
  14. きちんと口を閉じてガムを噛む人からは、配慮と知性が、感じられる。
  15. ガムを噛んでいるのに、だ液が分泌されない意外な理由とは。
  16. よく話す人は、口臭になりにくい。
  17. 口の体操は、口臭予防に効果がある。
  18. 口を動かすことなく、だ液の分泌を促す方法。
  19. 口のにおいがするのは、口で呼吸をするから。
  20. 口が寂しくなったとき、何に手を差し出すか。
    それが問題だ。
  21. 口臭の原因になる飲み物もあれば、口臭を予防する飲み物もある。
  22. ストレスと口臭には、意外なつながりがある。
  23. いい香りがするコーヒーも、口臭の原因の1つになる。
  24. どうせコーヒーを飲むなら、ブラックが一番。
  25. コーヒーと水は、相性がいい。
  26. フルーツの甘酸っぱい刺激が、だ液の分泌を促す。
  27. 愛情を伝えるつもりの寝起きのキスは、かえって嫌われることもある。
  28. 朝食を抜くと、かえって口臭は、ひどくなる。
  29. おなかがすいたときの口臭対策。
  30. 梅干しの組み合わせには、強力な口臭防止効果がある。

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