執筆者:水口貴博

口臭を抑える30の対策

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口を動かすことなく、だ液の分泌を促す方法。

口を動かすことなく、だ液の分泌を促す方法。 | 口臭を抑える30の対策

だ液には、口臭を抑える消臭効果があります。

たとえば、ガムを噛むと、だ液の分泌が促されるので、口臭が抑えられるのです。

また、ガムがなくても、歯を上下に噛み合わせたり、口の中で舌を動かしたりする方法も効果的です。

しかし、口をもぞもぞ動かすのが、恥ずかしい場面もあります。

デート中、口をもぞもぞさせるのも「何をしているの?」と思われ、不自然に見られるでしょう。

大事な会議で口を動かしていると、ガムを噛んでいるのと間違われたり、別のことを考えていたりなど、誤解されるかもしれません。

口を動かさずに、だ液の分泌を促す裏技があります。

酸っぱいものを想像すればいいのです。

単にレモンを食べたり、梅干しを食べたりしているところだけでは、まだ甘いです。

思い切って大胆に、酸っぱさを感じているところを想像してしまいましょう。

たとえば、塩を振りかけたレモンを梅干しと一緒に食べ、さらにお酢を飲んでいる自分を想像しましょう。

かなり無理のあるシチュエーションですが、想像だからいいのです。

これくらい酸っぱいものを想像すれば、かなりだ液が出てくるはずです。

私も今書きながら、口の中がじわりじわりとしてきました。

「そんなふざけたシチュエーションはない」と思いながら、口の中はびしょびしょです。

単純な方法ですが、効果があります。

だ液を分泌する方法として、時と場合に応じて、ご活用ください。

口臭を抑える対策(18)
  • 口を動かさずにだ液の分泌を促すときは、酸っぱいものを想像する。
口のにおいがするのは、口で呼吸をするから。

口臭を抑える30の対策

  1. 口臭は、人間関係を妨げる、見えない壁だ。
  2. 自分の息をチェックする、2つの方法。
  3. 口臭予防の最も基本となる習慣は、食後の歯磨きだ。
  4. 歯磨きの主役は、歯磨き粉ではない。
    歯ブラシだ。
  5. 面倒な食後の歯磨きは、ダブル効果を想像するのがコツ。
  6. 歯磨きのとき、舌の上を磨き忘れていると、口臭になる。
  7. 歯磨きで大切なのは、時間より、磨き方。
  8. 腫れた歯茎と魚の血生臭いにおいは、歯肉炎と歯槽膿漏を疑う。
  9. いくら歯を磨いても口臭がするなら、内臓疾患を疑う。
  10. だ液の役割は、消化を促すだけではない。
    口臭を抑える効果もある。
  11. 食後の眠気と口臭は、ガム1つで、解決できる。
  12. ガムを噛むとき「キシリトール」がキーワード。
  13. 奥歯には、だ液の分泌を促すスイッチがある。
  14. きちんと口を閉じてガムを噛む人からは、配慮と知性が、感じられる。
  15. ガムを噛んでいるのに、だ液が分泌されない意外な理由とは。
  16. よく話す人は、口臭になりにくい。
  17. 口の体操は、口臭予防に効果がある。
  18. 口を動かすことなく、だ液の分泌を促す方法。
  19. 口のにおいがするのは、口で呼吸をするから。
  20. 口が寂しくなったとき、何に手を差し出すか。
    それが問題だ。
  21. 口臭の原因になる飲み物もあれば、口臭を予防する飲み物もある。
  22. ストレスと口臭には、意外なつながりがある。
  23. いい香りがするコーヒーも、口臭の原因の1つになる。
  24. どうせコーヒーを飲むなら、ブラックが一番。
  25. コーヒーと水は、相性がいい。
  26. フルーツの甘酸っぱい刺激が、だ液の分泌を促す。
  27. 愛情を伝えるつもりの寝起きのキスは、かえって嫌われることもある。
  28. 朝食を抜くと、かえって口臭は、ひどくなる。
  29. おなかがすいたときの口臭対策。
  30. 梅干しの組み合わせには、強力な口臭防止効果がある。

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