だ液は、1日におよそ500から1,500ミリリットル、分泌されています。
ビールびん、2本分です。
量が多いと感じませんか。
だ液には、口臭を抑える大切な役割があります。
だ液の分泌が減ってしまうと、口臭がひどくなるのです。
そういうときこそ、ガムです。
ガムを噛むことで、だ液の分泌を促せます。
顎の筋肉を使うため、ストレス解消にも効果があります。
しかし、ガムを噛んでいるにもかかわらず、なかなかだ液が分泌されないことがあります。
基本的なことが抜けているのかもしれません。
水分不足です。
だ液のもとになる水がなければ、だ液を作ることはできません。
汗は「体温調整」という生死に関わる役目があるため、水分不足の影響はあまり受けませんが、だ液は影響します。
体が水分不足に陥ると、だ液の量が減ってしまうのです。
口臭対策の1つは、こまめな水分補給です。
できれば、1日に1.5リットルは飲みたいところです。
喉が渇いてから水を飲むのではなく、喉が渇く前に水を飲みましょう。
十分に水分を取ることで、だ液の分泌も活発になります。
口臭が抑えられるのです。