私は実家で、クッピーという名前の犬を飼っています。
クッピーとじゃれ合っているとき、ときどき口のにおいが気になることがあります。
「虫歯なのかな」と、歯を除いてみますが、その様子はありません。
もともと犬は、口で呼吸するのが基本なので、口のにおいがしやすいのです。
特にクッピーがドッグフードを食べた後は、においやすいと感じます。
歯と歯の間に詰まっている食べかすなどから、においがぷんぷん出ています。
これは、犬ばかりではありません。
人間でも、犬のように口で呼吸をすると、息がにおいやすくなります。
口で呼吸すると、口の中のにおいが外に出て、口臭へと変わるのです。
口で呼吸すると、口の中が乾いてしまいます。
だ液には消臭効果があります。
口が渇いてしまうと、だ液がにおいを消してくれなくなるため、においが強くなってしまうのです。
口をぼうっと開けているのは、だらしないように見え、外見としてもスマートとは言えません。
犬のようです。
周りの人からは、口がくさいだけでなく「犬みたいな人だ」と思われることでしょう。
口呼吸より、鼻呼吸です。
口を閉じて鼻から呼吸すれば、空気が口を通過しないので、口臭が抑えられます。
また鼻の毛が、空気中のごみやちりを取り除いてくれるので、免疫力も向上するのです。
あなたはいかがでしょうか。
今、この記事を読んでいるあなたは、口呼吸ですか。
鼻呼吸ですか。
しっかり口は閉じて、呼吸は鼻でしましょう。