執筆者:水口貴博

口臭を抑える30の対策

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いい香りがするコーヒーも、口臭の原因の1つになる。

いい香りがするコーヒーも、口臭の原因の1つになる。 | 口臭を抑える30の対策

コーヒー豆には、消臭効果があるのをご存じですか。

「コーヒー」ではなく「コーヒー豆」です。

煎ったコーヒー豆の表面をよく見ると、小さな穴がたくさん開いていることがわかります。

ここの穴からにおいの成分が吸収され、消臭効果を生むのです。

驚くべきことに、消臭効果があるのは、コーヒー豆だけではありません。

使い終わったコーヒーの残りかすにも、消臭効果があります。

余った残りかすを乾燥させて布の袋に入れると、消臭剤になります。

靴の中、げた箱、トイレに置いておくと、においをきれいに取ってくれるのです。

コーヒー豆の再利用にもなり、エコですね。

では、肝心のコーヒーそのものは、どうなのでしょうか。

たしかにひいたばかりのコーヒーは、豆の香ばしい香りがします。

しかし、コーヒー豆や残りかすに消臭効果があるとはいえ、コーヒーそのものは、口臭の原因になります。

コーヒーを飲んだとき、コーヒー豆の小さな微粒子が、舌の上に残ります。

すると、口の中のペーハーが酸性に傾き、だ液の分泌が減ってしまうのです。

さらに砂糖やミルクを入れると、状況はもっと悪くなります。

砂糖やミルクを入れると、歯垢しこうを作る原因になり、口臭は余計に悪化するのです。

ブレイクタイムに楽しむコーヒーも、量や頻度は、ほどほどにしておきましょう。

口臭を抑える対策(23)
  • 口臭を予防するなら、コーヒーは控えめにする。
どうせコーヒーを飲むなら、ブラックが一番。

口臭を抑える30の対策

  1. 口臭は、人間関係を妨げる、見えない壁だ。
  2. 自分の息をチェックする、2つの方法。
  3. 口臭予防の最も基本となる習慣は、食後の歯磨きだ。
  4. 歯磨きの主役は、歯磨き粉ではない。
    歯ブラシだ。
  5. 面倒な食後の歯磨きは、ダブル効果を想像するのがコツ。
  6. 歯磨きのとき、舌の上を磨き忘れていると、口臭になる。
  7. 歯磨きで大切なのは、時間より、磨き方。
  8. 腫れた歯茎と魚の血生臭いにおいは、歯肉炎と歯槽膿漏を疑う。
  9. いくら歯を磨いても口臭がするなら、内臓疾患を疑う。
  10. だ液の役割は、消化を促すだけではない。
    口臭を抑える効果もある。
  11. 食後の眠気と口臭は、ガム1つで、解決できる。
  12. ガムを噛むとき「キシリトール」がキーワード。
  13. 奥歯には、だ液の分泌を促すスイッチがある。
  14. きちんと口を閉じてガムを噛む人からは、配慮と知性が、感じられる。
  15. ガムを噛んでいるのに、だ液が分泌されない意外な理由とは。
  16. よく話す人は、口臭になりにくい。
  17. 口の体操は、口臭予防に効果がある。
  18. 口を動かすことなく、だ液の分泌を促す方法。
  19. 口のにおいがするのは、口で呼吸をするから。
  20. 口が寂しくなったとき、何に手を差し出すか。
    それが問題だ。
  21. 口臭の原因になる飲み物もあれば、口臭を予防する飲み物もある。
  22. ストレスと口臭には、意外なつながりがある。
  23. いい香りがするコーヒーも、口臭の原因の1つになる。
  24. どうせコーヒーを飲むなら、ブラックが一番。
  25. コーヒーと水は、相性がいい。
  26. フルーツの甘酸っぱい刺激が、だ液の分泌を促す。
  27. 愛情を伝えるつもりの寝起きのキスは、かえって嫌われることもある。
  28. 朝食を抜くと、かえって口臭は、ひどくなる。
  29. おなかがすいたときの口臭対策。
  30. 梅干しの組み合わせには、強力な口臭防止効果がある。

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