執筆者:水口貴博

ウォーキング・ダイエットのすすめ

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本当に大変なのは、ウォーキングより、ウォーキングが終わった後。

本当に大変なのは、ウォーキングより、ウォーキングが終わった後。 | ウォーキング・ダイエットのすすめ

運動すれば、腹が減ります。

しっかり体を動かしますから、血糖値が下がり、次第に空腹を感じるのは自然です。

「腹が減ったから、しっかり食べるぞ」

せっかく運動しても、消費したカロリー分だけ食べてしまうと、意味がありません。

むしろより空腹だからこそ、食べすぎてしまうこともあるでしょう。

ダイエットのために運動して、食べすぎたので余計に太っては、本末転倒です。

ウォーキング・ダイエットの本当の勝負は「ウォーキングしているとき」ではなく「ウォーキングが終わった後」と言えます。

せっかくダイエットのために運動しましたから、運動後の食事はできるだけ控えたい。

もちろん完全に食べないのではなく「食べすぎない」という注意が必要です。

では、食べたい欲求を、どうすれば抑えることができるのでしょうか。

  1. 運動する30分前に食事を済ませておく

あらかじめ運動をする前に、食事を済ませておくといいでしょう。

食後30分ほど経過すれば、糖が血中に含まれるので、運動しているときの炭水化物の燃焼効率がよくなります。

運動後の空腹感も、比較的小さくなります。

  1. 果物を食べる

食べるなら、ご飯やパンなどではなく、果物がいいでしょう。

バナナ・リンゴ・オレンジなど、食べすぎない程度に口にします。

果糖は、砂糖とは違い、代謝がよいので、脂肪になりにくいのが特徴です。

固形物ですから、空腹も紛れることでしょう。

  1. 高タンパク低カロリーの物を食べる

果物のほかにおすすめなのは「高タンパク低カロリー」の食べ物です。

代表としては、大豆類・肉類です。

特に「豆腐」は効果的です。

量があるので満腹感が得やすく、カロリーも低めです。

豆腐は、大きいように思えますが90パーセントは水です。

残りはタンパク質や脂質であるため、サイズは大きくても、低カロリーなのです。

ウォーキング・ダイエットのすすめ(20)
  • 運動後の食事に、注意を払う。
ウォーキング・シューズは、自腹で買うほうが効果的。

ウォーキング・ダイエットのすすめ

  1. ダイエットを「食べない」という方法だけに頼っている人は要注意。
  2. さまざまなスポーツの中で、ウォーキングほど場所と時間を問わないものはない。
  3. 明確な目標があるほうが、モチベーションは向上する。
  4. 「だらだらした散歩」と「有酸素運動としてのウォーキング」は、似て非なるもの。
  5. 有酸素運動が、ダイエットに効果がある理由。
  6. 食後に軽い散歩をするだけで、太りにくくなる。
  7. 運動すれば、すぐ脂肪が燃焼されるわけではない。
  8. 有酸素運動を意識するなら、時速4キロのペースを目安に歩きたい。
  9. 水分補給は、ウォーキング前にするのがポイント。
  10. たくさん汗をかく人は、ミネラル不足に陥りやすい。
  11. 汗をかくことで、毒も体外へ排出される。
  12. コーヒーを飲んだ30分後にウォーキングすれば、ダイエット効果は倍増する。
  13. 少し厚着をしたほうが、汗はたくさん出て痩せやすい。
  14. 「足腰を強くする」というのは「人生に対して強くなる」ということ。
  15. ウォーキングほど、運動量の調整がしやすい有酸素運動はない。
  16. 記録をつけ始めると、その時点で、ダイエットの半分は成功している。
  17. 腕を90度に曲げながら歩くと、上半身を鍛えながら歩くことができる。
  18. 昨日と比べて1キロ痩せたと喜ぶのは、大きな思い違い。
  19. 消費カロリーは「歩いた距離」は目安にならない。
    「歩く速さ」と「歩いた時間」をもとに考えること。
  20. 本当に大変なのは、ウォーキングより、ウォーキングが終わった後。
  21. ウォーキング・シューズは、自腹で買うほうが効果的。
  22. 歩く気分が乗らないときは、ハイテンポの音楽を聴けばいい。
  23. 音楽がなくても、自分の足音を聞けば、いつでもリズムに乗れる。
  24. 夜にウォーキングをするときの、ベストな流れ。
  25. 「音楽のリズム」と「足のリズム」を合わせれば、相乗効果が得られる。
  26. どんなに忙しい人であろうと、きちんと探せば、歩けるチャンスは必ずあるはず。
  27. 「痩せること」はあえて忘れる。
    「楽しみ、喜び」から考えると、ダイエットはうまくいく。
  28. ウォーキングをしてかく汗は、その人を芯から輝かせる。
  29. ウォーキングのとき動かすのは、足や腕だけではない。
    大切な部分を忘れていませんか。
  30. ウォーキング・ダイエットの効果を倍にする、ささいな工夫。

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