汗には、塩分が含まれていることは有名です。
塩分が含まれると、より多くの熱を奪って蒸発しやすいため、体温の低下を促しやすいです。
ほてった体を少しでも早く冷まし、生命の危機を避けようとする体のシステムです。
しかし、人間の体はよくできたものです。
この汗をかくタイミングで、体内の不要になった成分も一緒に排出しようとします。
アンモニア・尿素・乳酸など、体内でいらなくなった物質です。
本来、私たちはおしっこや便によって、不要なものを体外へ排出しますが、汗によっても排出します。
温泉のサウナでたっぷり汗をかいた後、すがすがしい気持ちになったことはありませんか。
なぜかというと、体内の毒物が外へ排出されたためです。
同様に、ウォーキングで汗をかくと、運動したにもかかわらず、体が軽くなる実感が得られるはずです。
汗をかくことで、体内の毒が排出されて、体が浄化されます。
たくさん汗をかけばかくほど、体はきれいになるのです。