物事には、格好から入るほうが、うまくいく場合があります。
たとえば、ウォーキング・シューズです。
「靴なんて、どれも同じだろう」と思いますが、一概にそうとも言えません。
一度履いてみると、違いがよくわかります。
靴は靴でも、違う。
軽くて、通気性がよく、歩きやすく設計されています。
シューズの軽さがダイエットにどう関係があるのかと思いますが、これが大ありです。
シューズが軽ければ、長時間歩き続けることができるようになります。
つまり、長時間歩き続けることができるなら、それだけ消費カロリーも多くなるということです。
また、通気性も重要です。
長時間歩くとなると、足も大量の汗をかきます。
足が湿ってくると気持ちが悪くなりますが、通気性がいいと、歩きやすい状態を維持しやすくなります。
さらに歩きやすくなるよう、つま先やかかとなどに工夫が施されているものが多い。
靴を履いているだけですが、誰かに励まされているような感じがします。
さすが、歩きやすくするために徹底した設計が施されています。
専門家が作っただけのことはあり、うなずけます。
靴屋に行けば、さまざまなウォーキング・シューズがありますから、自分の好みに合ったものを選ぶといいでしょう。
「よし! そうとわかれば、さっそくシューズを買いに行くぞ」
さて、そこで1つ、注意ポイントがあります。
本気でウォーキングを考えているなら、自腹で買うのが得策です。
自腹でシューズを買うと「お金を払ったのだから元を取らなければ!」という切迫した気持ちが湧いてきます。
お金を払った痛みを感じた分、シューズを履く意気込みが強くなり、ウォーキング・ダイエットが成功しやすくなるのです。