運動を続けることは、リズムに乗ることです。
リズムに乗りやすくなると、気分も乗りやすくなります。
音楽にも「乗りのいい曲」というのがあります。
乗りがいいから、気分も乗りやすいです。
人は、勢いが出ると、うっとりした気分に浸れます。
そういうとき、不思議と疲れは感じません。
乗りのいい音楽を聴いていると、激しく体を動かしていながらも、全然疲れを感じないという不思議な感覚になります。
音楽に合わせてダンスを踊っているかのように、夢見心地の気分に浸ることができる。
歩くときも、リズムは重要です。
音楽を聴きながらならリズムに乗りやすくなりますが、リズムに乗るのは必ずしも音楽ばかりではありません。
無音の場合、どうすれば楽しくリズムに乗るのか。
あるではありませんか。
自分の足音です。
歩くとき、必ず足音があります。
普段は小さい音で気にしていないかもしれませんが、歩いているときには、わずかに音があるはず。
その音を聞いて、リズムに乗ってください。
「タン・タン・タン」というリズムが一定になるよう、自分で調整しながら歩きます。
この自分の足音を聞いてリズムに乗り、一定に保つよう歩けばいい。
自分で自分の足音を聞けば、音楽がなくても、いつでもどこでもリズムに乗ることができるのです。