執筆者:水口貴博

ウォーキング・ダイエットのすすめ

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記録をつけ始めると、その時点で、ダイエットの半分は成功している。

記録をつけ始めると、その時点で、ダイエットの半分は成功している。 | ウォーキング・ダイエットのすすめ

ダイエットの成功のために、必ず記録をつけましょう。

本当は「余裕があれば記録をつけてください」と言いたいところですが「必ず」記録をつけましょう。

なんとなく適当にダイエットを始めると、挫折します。

そもそも人間は、怠け者であり、楽をしたがる生き物です。

その人間が、毎日運動をしたり食事を制限したりなど、厳しいことに立ち向かうためには、工夫が必要です。

工夫と言っても、何のことはない、記録をつけるだけでいい。

たったこれだけですが、強力なモチベーション維持につながります。

人間は結果が目に見えると、踏ん張りができるようになります。

ウォーキングとは、素直なスポーツです。

すればするほど、足腰が鍛えられ、体力がつきます。

すると、次第に歩ける歩数が増えます。

この「歩ける歩数が次第に増える」というのが、ポイントです。

記録を毎日つけていると、歩数がだんだん増えていくのが、目に見えてわかるようになります。

自分の努力の結果が見えないと、習慣というのはなかなか続きませんが、向上しているのが目に見えてわかると、素直に嬉しい。

テストの点数が上がるような嬉しさがあります。

すると、誰から励まされるわけでもなく、自然と「もっと歩きたい」「もっと頑張ろう」という衝動に駆られるようになります。

その結果、いつしか最初は考えられなかった距離が歩けるようになります。

これが、1人でダイエットを成功させるコツです。

記録をつけるというのはシンプルではありますが、強力なダイエット成功の工夫です。

記録の付け方はどこでも何でもいいですが、できれば冷蔵庫にA4の紙を1枚張っておくといいでしょう。

毎日目に付く場所というのが、ポイントです。

記録をつけ始めると、その時点で、ダイエットの半分は成功しているのです。

ウォーキング・ダイエットのすすめ(16)
  • 歩いた歩数は、必ず記録につける。
腕を90度に曲げながら歩くと、上半身を鍛えながら歩くことができる。

ウォーキング・ダイエットのすすめ

  1. ダイエットを「食べない」という方法だけに頼っている人は要注意。
  2. さまざまなスポーツの中で、ウォーキングほど場所と時間を問わないものはない。
  3. 明確な目標があるほうが、モチベーションは向上する。
  4. 「だらだらした散歩」と「有酸素運動としてのウォーキング」は、似て非なるもの。
  5. 有酸素運動が、ダイエットに効果がある理由。
  6. 食後に軽い散歩をするだけで、太りにくくなる。
  7. 運動すれば、すぐ脂肪が燃焼されるわけではない。
  8. 有酸素運動を意識するなら、時速4キロのペースを目安に歩きたい。
  9. 水分補給は、ウォーキング前にするのがポイント。
  10. たくさん汗をかく人は、ミネラル不足に陥りやすい。
  11. 汗をかくことで、毒も体外へ排出される。
  12. コーヒーを飲んだ30分後にウォーキングすれば、ダイエット効果は倍増する。
  13. 少し厚着をしたほうが、汗はたくさん出て痩せやすい。
  14. 「足腰を強くする」というのは「人生に対して強くなる」ということ。
  15. ウォーキングほど、運動量の調整がしやすい有酸素運動はない。
  16. 記録をつけ始めると、その時点で、ダイエットの半分は成功している。
  17. 腕を90度に曲げながら歩くと、上半身を鍛えながら歩くことができる。
  18. 昨日と比べて1キロ痩せたと喜ぶのは、大きな思い違い。
  19. 消費カロリーは「歩いた距離」は目安にならない。
    「歩く速さ」と「歩いた時間」をもとに考えること。
  20. 本当に大変なのは、ウォーキングより、ウォーキングが終わった後。
  21. ウォーキング・シューズは、自腹で買うほうが効果的。
  22. 歩く気分が乗らないときは、ハイテンポの音楽を聴けばいい。
  23. 音楽がなくても、自分の足音を聞けば、いつでもリズムに乗れる。
  24. 夜にウォーキングをするときの、ベストな流れ。
  25. 「音楽のリズム」と「足のリズム」を合わせれば、相乗効果が得られる。
  26. どんなに忙しい人であろうと、きちんと探せば、歩けるチャンスは必ずあるはず。
  27. 「痩せること」はあえて忘れる。
    「楽しみ、喜び」から考えると、ダイエットはうまくいく。
  28. ウォーキングをしてかく汗は、その人を芯から輝かせる。
  29. ウォーキングのとき動かすのは、足や腕だけではない。
    大切な部分を忘れていませんか。
  30. ウォーキング・ダイエットの効果を倍にする、ささいな工夫。

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