執筆者:水口貴博

ウォーキング・ダイエットのすすめ

8

有酸素運動を意識するなら、時速4キロのペースを目安に歩きたい。

有酸素運動を意識するなら、時速4キロのペースを目安に歩きたい。 | ウォーキング・ダイエットのすすめ

有酸素運動であるウォーキングをするなら、早歩きのペースを維持する必要があります。

しかし、この「早歩き」というのが厄介です。

わかりやすいようで、わかりにくい。

人によって、早歩きにもペースがかなり異なるでしょう。

たとえば、身長の低い人と高い人とでは、早歩きのペースに、それなりに違いが出てくるはずです。

しかし、そういう点を考慮して、あえて一言で言い表すなら「時速4キロ」が目安です。

いかがでしょうか。

具体的な数字がわかるだけで「このペースで歩けばいいのか」とかなりわかりやすくなったのではないでしょうか。

時速4キロというのは「少し早歩き」といった程度です。

毎日、時間をかけてウォーキングの習慣を続けるなら、早すぎないペースを維持するのがいいでしょう。

当然のことながら、時速4キロというのはあくまで基本であって、身長によっても若干異なります。

有酸素運動としての目安は「時速3キロ以上、5キロ未満」です。

少し幅がありますが、身長に応じて、若干変更すればいいでしょう。

時速3キロより遅く歩いてしまうと、単なる散歩と変わらなくなります。

逆に時速5キロを超えたハイペースで歩くとなると、無酸素運動へ傾いてしまいます。

「時速4キロ」というペースを頭に入れておくと、大きな外れはありません。

このくらいのペースになると、ただ歩くとはいえ、汗ばむことができるようになります。

汗ばむほど早歩きで体を動かしているなら、有酸素運動としてのウォーキングができていると言っていいでしょう。

ウォーキング・ダイエットのすすめ(8)
  • 「時速4キロ」を目安に、歩く。
水分補給は、ウォーキング前にするのがポイント。

ウォーキング・ダイエットのすすめ

  1. ダイエットを「食べない」という方法だけに頼っている人は要注意。
  2. さまざまなスポーツの中で、ウォーキングほど場所と時間を問わないものはない。
  3. 明確な目標があるほうが、モチベーションは向上する。
  4. 「だらだらした散歩」と「有酸素運動としてのウォーキング」は、似て非なるもの。
  5. 有酸素運動が、ダイエットに効果がある理由。
  6. 食後に軽い散歩をするだけで、太りにくくなる。
  7. 運動すれば、すぐ脂肪が燃焼されるわけではない。
  8. 有酸素運動を意識するなら、時速4キロのペースを目安に歩きたい。
  9. 水分補給は、ウォーキング前にするのがポイント。
  10. たくさん汗をかく人は、ミネラル不足に陥りやすい。
  11. 汗をかくことで、毒も体外へ排出される。
  12. コーヒーを飲んだ30分後にウォーキングすれば、ダイエット効果は倍増する。
  13. 少し厚着をしたほうが、汗はたくさん出て痩せやすい。
  14. 「足腰を強くする」というのは「人生に対して強くなる」ということ。
  15. ウォーキングほど、運動量の調整がしやすい有酸素運動はない。
  16. 記録をつけ始めると、その時点で、ダイエットの半分は成功している。
  17. 腕を90度に曲げながら歩くと、上半身を鍛えながら歩くことができる。
  18. 昨日と比べて1キロ痩せたと喜ぶのは、大きな思い違い。
  19. 消費カロリーは「歩いた距離」は目安にならない。
    「歩く速さ」と「歩いた時間」をもとに考えること。
  20. 本当に大変なのは、ウォーキングより、ウォーキングが終わった後。
  21. ウォーキング・シューズは、自腹で買うほうが効果的。
  22. 歩く気分が乗らないときは、ハイテンポの音楽を聴けばいい。
  23. 音楽がなくても、自分の足音を聞けば、いつでもリズムに乗れる。
  24. 夜にウォーキングをするときの、ベストな流れ。
  25. 「音楽のリズム」と「足のリズム」を合わせれば、相乗効果が得られる。
  26. どんなに忙しい人であろうと、きちんと探せば、歩けるチャンスは必ずあるはず。
  27. 「痩せること」はあえて忘れる。
    「楽しみ、喜び」から考えると、ダイエットはうまくいく。
  28. ウォーキングをしてかく汗は、その人を芯から輝かせる。
  29. ウォーキングのとき動かすのは、足や腕だけではない。
    大切な部分を忘れていませんか。
  30. ウォーキング・ダイエットの効果を倍にする、ささいな工夫。

同じカテゴリーの作品

2:11

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION