執筆者:水口貴博

子どもに礼儀と行儀をしつける30の方法

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親は、子どもの勇気を出す手助けをするだけでいい。

親は、子どもの勇気を出す手助けをするだけでいい。 | 子どもに礼儀と行儀をしつける30の方法

本によって得られることと、得られないことがあります。

多くの知識は本から得られますが「失敗したときの悔しさ」や「失敗した原因」までは本では得られません。

子どもが将来成長するために必要なのは「失敗」です。

失敗をすることで、本からは得られない貴重な学びを得ることができます。

では、失敗を得るために何が必要なのかというと「行動」です。

行動した分、多くの経験ができ、失敗をする確率も高くなります。

では、行動するために何が必要なのかというと「決断力」です。

「よし、やるぞ」という決断力があれば、人生を前に進めることができます。

では、決断するために何が必要なのかというと「勇気」です。

勇気があるからこそ、思い切って決断ができます。

この勇気こそ、人生におけるすべての根源です。

勇気があるから決断でき、決断ができるから行動でき、行動できるから失敗ができ、失敗があるから新たな学びを得ることができる。

いくら考える力があっても、勇気がなくて行動しなければゼロです。

子どもには幼いころから、勇気を持って行動させる習慣をつけさせてください。

小さな行動でも結構です。

小さな考えでも、小さな勇気が必要とされています。

仕事も勉強も恋愛も、最初に必要なのは勇気です。

勇気があれば、多くの行動を経験でき、実体験から多くのことを学べます。

では、親は子どもに対して何ができるのか。

実は、この勇気を出す手助けをすることです。

難しいことではありません。

ただ「大丈夫」「できるよ」という前向きな言葉をかけるだけでいい。

根拠のない前向きな言葉でOKです。

根拠がなくても、親から元気づけられると子どもは素直に喜び、勇気を出します。

それだけで子どもはどんどん行動して、成長できるのです。

子どもに礼儀と行儀をしつける方法(23)
  • 子どもを、勇気づける。
成功であれ失敗であろうと、勇気を出して行動すれば、褒めることができる。

子どもに礼儀と行儀をしつける30の方法

  1. 幼いときに身につけた習慣は、大人になってからも変わりにくい。
  2. 「お行儀よくしましょう」という言い方では、子どもは行儀よく行動できない。
  3. 子どもに、礼儀や行儀を教えるなら、10歳までの時期が大切。
  4. 初めは、礼儀や行儀の理屈を抜きにしつけてもいい。
  5. そもそも礼儀や行儀は「頭」で覚えるのではなく「体」で覚えるもの。
  6. 子どもが100点や1等賞を取ったときも喜ぶ。
    取れなくても喜ぶ。
  7. 親が子どもから感謝されるのは、ずっと後になってから。
  8. ご近所から褒められた経験が、子どもの意識を変える。
  9. 正義のために生きるヒーロー番組は、子どもの礼儀や行儀に好影響を与える。
  10. 子どもが駄々をこねても気軽に応じないほど、精神的に強くなる。
  11. お金や物質などのご褒美を与えればいいわけではない。
    子どもが一番見たいのは、親が喜ぶ姿。
  12. 親が喜び上手なら、子どもは自然と努力をする。
  13. お小遣いを無条件に与えていると、子どもの金銭感覚は養われない。
  14. きちんとしたしつけのためには「優しさ」と「厳しさ」両方の教育方法が必要。
  15. 優しさと厳しさは、偏りすぎてはいけない。
    バランスが大切。
  16. 子どもから尊敬されるという願いは、今のところ、捨てておいたほうがいい。
  17. 子どもにプラス発想を教えるには、親がプラス発想をするだけでいい。
  18. 子どもにとって、学生服を着ることほど難しいことはない。
  19. 子どもが心を開くかどうかは、親の聞き方しだい。
  20. 無駄をしないのは、最も無駄。
  21. 挨拶をしないのは、れっきとした無視行為。
  22. 子どもの言葉に耳を傾ければ、自然と素直になる。
  23. 親は、子どもの勇気を出す手助けをするだけでいい。
  24. 成功であれ失敗であろうと、勇気を出して行動すれば、褒めることができる。
  25. 夫が仕事に精を出せば出すほど、発生しやすい矛盾点がある。
  26. 「親は何のために働いているのか」を、きちんと子どもに話す。
  27. 子どもが何かに熱中し始めたら、とことん熱中させてあげること。
  28. 親になった今だからこそ、マナー教室に通う価値がある。
  29. 親が子どもに対して礼儀がないと、子も親に対して礼儀がなくなる。
  30. しつけは「従順期」「反抗期」「反省期」の3段階を経る。

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