子どもが成長するのは、親から褒められたときです。
親から認められるときに「自分を認めてくれた」という存在価値を感じて、深い愛情や嬉しさを感じます。
テストで100点を取ったり、スポーツの大会で1等賞を取ったりしたときに大喜びするのは当然ですね。
しかし、その場合なら、100点や1等賞を取れなければ、親は子どもを褒められなくなります。
親は100点や1等賞が取れなくても、褒めることが大切です。
「100点や1等賞を取っていないのに、どこを褒めればいいのか」
そうです、その言葉を待っていました。
子どもが100点や1等賞に向けて一生懸命になっているなら、それだけで褒めます。
努力がまだ実っていないだけの話です。
目標に向けて努力しているだけで、褒めるに値します。
親はそこに着目して、うんと褒めてあげましょう。
100点や1等賞を取ったときも喜ぶ。
取れなくても、目標に向けて努力しているなら、褒めます。
たとえ100点や1等賞を取れなくても、努力をしているかぎり、親は何度でも褒めることができます。
子どもは100点や1等賞を取れなくても、挫折感をバネに、もう一度頑張ろうとすることでしょう。
子どもが一番欲しているのは、本当は100点や1等賞が欲しいのではありません。
親から褒められたいのです。