執筆者:水口貴博

子どもに礼儀と行儀をしつける30の方法

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子どもが100点や1等賞を取ったときも喜ぶ。取れなくても喜ぶ。

子どもが100点や1等賞を取ったときも喜ぶ。取れなくても喜ぶ。 | 子どもに礼儀と行儀をしつける30の方法

子どもが成長するのは、親から褒められたときです。

親から認められるときに「自分を認めてくれた」という存在価値を感じて、深い愛情や嬉しさを感じます。

テストで100点を取ったり、スポーツの大会で1等賞を取ったりしたときに大喜びするのは当然ですね。

しかし、その場合なら、100点や1等賞を取れなければ、親は子どもを褒められなくなります。

親は100点や1等賞が取れなくても、褒めることが大切です。

「100点や1等賞を取っていないのに、どこを褒めればいいのか」

そうです、その言葉を待っていました。

子どもが100点や1等賞に向けて一生懸命になっているなら、それだけで褒めます。

努力がまだ実っていないだけの話です。

目標に向けて努力しているだけで、褒めるに値します。

親はそこに着目して、うんと褒めてあげましょう。

100点や1等賞を取ったときも喜ぶ。

取れなくても、目標に向けて努力しているなら、褒めます。

たとえ100点や1等賞を取れなくても、努力をしているかぎり、親は何度でも褒めることができます。

子どもは100点や1等賞を取れなくても、挫折感をバネに、もう一度頑張ろうとすることでしょう。

子どもが一番欲しているのは、本当は100点や1等賞が欲しいのではありません。

親から褒められたいのです。

子どもに礼儀と行儀をしつける方法(6)
  • 目標に向けて努力しているだけで、褒めてあげる。
親が子どもから感謝されるのは、ずっと後になってから。

子どもに礼儀と行儀をしつける30の方法

  1. 幼いときに身につけた習慣は、大人になってからも変わりにくい。
  2. 「お行儀よくしましょう」という言い方では、子どもは行儀よく行動できない。
  3. 子どもに、礼儀や行儀を教えるなら、10歳までの時期が大切。
  4. 初めは、礼儀や行儀の理屈を抜きにしつけてもいい。
  5. そもそも礼儀や行儀は「頭」で覚えるのではなく「体」で覚えるもの。
  6. 子どもが100点や1等賞を取ったときも喜ぶ。
    取れなくても喜ぶ。
  7. 親が子どもから感謝されるのは、ずっと後になってから。
  8. ご近所から褒められた経験が、子どもの意識を変える。
  9. 正義のために生きるヒーロー番組は、子どもの礼儀や行儀に好影響を与える。
  10. 子どもが駄々をこねても気軽に応じないほど、精神的に強くなる。
  11. お金や物質などのご褒美を与えればいいわけではない。
    子どもが一番見たいのは、親が喜ぶ姿。
  12. 親が喜び上手なら、子どもは自然と努力をする。
  13. お小遣いを無条件に与えていると、子どもの金銭感覚は養われない。
  14. きちんとしたしつけのためには「優しさ」と「厳しさ」両方の教育方法が必要。
  15. 優しさと厳しさは、偏りすぎてはいけない。
    バランスが大切。
  16. 子どもから尊敬されるという願いは、今のところ、捨てておいたほうがいい。
  17. 子どもにプラス発想を教えるには、親がプラス発想をするだけでいい。
  18. 子どもにとって、学生服を着ることほど難しいことはない。
  19. 子どもが心を開くかどうかは、親の聞き方しだい。
  20. 無駄をしないのは、最も無駄。
  21. 挨拶をしないのは、れっきとした無視行為。
  22. 子どもの言葉に耳を傾ければ、自然と素直になる。
  23. 親は、子どもの勇気を出す手助けをするだけでいい。
  24. 成功であれ失敗であろうと、勇気を出して行動すれば、褒めることができる。
  25. 夫が仕事に精を出せば出すほど、発生しやすい矛盾点がある。
  26. 「親は何のために働いているのか」を、きちんと子どもに話す。
  27. 子どもが何かに熱中し始めたら、とことん熱中させてあげること。
  28. 親になった今だからこそ、マナー教室に通う価値がある。
  29. 親が子どもに対して礼儀がないと、子も親に対して礼儀がなくなる。
  30. しつけは「従順期」「反抗期」「反省期」の3段階を経る。

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