執筆者:水口貴博

子どもがすくすく育つ30の言葉

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「もう少しでうまくいくね」

「もう少しでうまくいくね」 | 子どもがすくすく育つ30の言葉

子どもが物事に失敗したとき「残念だったね」と慰めの言葉をかけることがあります。

失敗したときに「残念」という言葉だけでは心残りです。

それは「できなかった点」に着目した言い方です。

悔しい気持ちしか残りません。

そこで未来につながるような言い方があります。

「残念」より「もう少しでうまくいくね」です。

これは、うまくいくことに着目した言い方です。

「もう少しでうまくいくね」という言い方のほうが、明るさがあります。

「うまくいかなかったこと」より「もう少しでうまくいくこと」を褒めることです。

悔しい気持ちだけでなく「次こそは頑張るぞ」とやる気を出して、目を輝かせることでしょう。

親が「できなかった点」より「できている点」のほうを見てくれているとわかるので、落ち込みも小さくなります。

もし失敗の状態が、もう少しでうまくいく状態ではない場合は、次のような言い方もOKです。

「こうすれば上手にできるよ」

「いい感じだよ」

「もっと練習すればうまくいくね」

どれも、うまくいくことを前提にした前向きな言葉です。

子育て上手な親は、子どもを上手に慰めながら育てるのです。

子どもがすくすく育つ言葉(27)
  • 子どもの失敗は「もう少しでうまくいくね」と慰める。
「やればできる」

子どもがすくすく育つ30の言葉

  1. 「自分の好きな道を選びなさい」
  2. 「自分がされたら、どんな気持ちになる?」
  3. 「まず簡単なことから始めましょう」
  4. 「簡単だよ」
  5. 「よく頑張ったね。
    偉い!」
  6. 「後悔しない生き方をしなさい」
  7. 「(失敗したとき)いい経験をしたね」
  8. 「失敗してもいいから、全力を尽くしなさい」
  9. 「自分のことは自分でしなさい」
  10. 「愛しているよ」
  11. 「お父さんはすごいね」「お母さんはすごいね」
  12. 「いい子だね」
  13. 「人は人。
    自分は自分」
  14. 「あなたの話を聞かせて」
  15. 「それからどうなったの」
  16. 「自信がないときほど、胸を張りなさい」
  17. 子どもの名前をきちんと呼ぶ。
  18. 「将来は何がしたい?」
  19. 「よく我慢したね。
    偉い!」
  20. 「お礼を言われると、気持ちいいね」
  21. 「初めからうまくできる人はいない」
  22. 「たまには休憩もしなさい」
  23. 「もったいない」
  24. 「勉強するときは勉強する。
    遊ぶときは遊ぶ」
  25. 「楽しいね」「嬉しいね」「面白いね」
  26. 「なぜそんなことをするの」
  27. 「もう少しでうまくいくね」
  28. 「やればできる」
  29. 「はきはき話をしましょう」
  30. 「お誕生日、おめでとう」

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