親であるあなたは、子どもを優しく甘えさせて育てるタイプですか。
それとも、したたかに厳しく育てるタイプですか。
子どもの将来を考え「優しさが一番」と考える親もいれば「厳しさが一番」と答える親もいることでしょう。
親によってさまざまです。
おっと、ここからが重要です。
では、肝心の子どもに聞いてみましょう。
「優しい親と厳しい親。どちらが好きですか」
すると、十中八九「優しい親」と答えます。
子どもから「厳しい親がいい」と答えるのは、皆無と言ってもいいでしょう。
「そうか。子どもが優しい親を求めるなら、優しい親になればいいのか」
そう思います。
しかし、違います。
厳しい親だと、恐怖を感じたり危険な目に遭ったりすることがあるため、避けようとします。
しかし、子どもがどんなに厳しい親を嫌がっても、親は厳しくならなければいけない場面があります。
子どもを育てるとき、優しさと厳しさのどちらが必要か。
正解は、どちらも必要です。
優しさは、子どもに安心感を与えるために必要です。
厳しさは、誤った道から正しい道へと修正するために必要です。
親は優しくて厳しい親になるのが一番です。
子どもに対して一人前に育ってもらいたいために「優しさ」と「厳しさ」の2通りの教育方法が必要です。
この二面性を兼ね備えた親が、本当に子どもから尊敬されるのです。