もやもやしたものを体にため込んでおくのはよくありません。
離婚をするのは、大きな不満をたまりにためて、爆発させるときです。
風船が膨らみ続けるなら、いつか爆発します。
自制心を失って、コントロールが利かなくなる。
不満をため込んでしまうと、爆発したときに「離婚」ということしか思い浮かばなくなります。
我慢をするくらいなら、きちんと言ったほうがいい。
もちろん多少の不満は、黙認することもあるでしょう。
ある程度の不満には大きな心を持って受け入れることは必要です。
しかし、我慢できないことまで無理に耐え続けるのは、大きなストレスになります。
それはきちんと相手に伝えることです。
普段から小さな喧嘩をしている夫婦は、別れることはありません。
不満と思ったタイミングで、その場で話し合い、その場で解決するからです。
少々口うるさいかもしれませんが、問題は早い解決が一番。
このスピード感です。
小さな不満があっても、すぐ改善できます。
そういう小さなステップを何度も繰り返しているので、小さな痛みはあっても、大きな痛みはありません。
喧嘩をすることはあっても、喧嘩のたびに、なぜか以前より仲良くなっているはずです。
小さな喧嘩の後は、曖昧な気持ちが解消されるため、お互いが近づきやすくなるのです。