執筆者:水口貴博

心に響く30の言葉

11

怒りを感じるのはいい。怒りを爆発させるのがいけない。

怒りを感じるのはいい。怒りを爆発させるのがいけない。 | 心に響く30の言葉

「穏やかな人」

そう聞いてイメージするのはどんな人ですか。

「穏やかな人=怒らない人」と考える人も多いのではないでしょうか。

たしかに怒ることがなければ、穏やかな人が実現します。

いつも穏やかに振る舞う。

余裕のある雰囲気が漂っている。

不快なことをされても、にこにこしながら優しく許してくれる。

もちろん常に平穏な心を保てるならベスト。

一切動揺せず、怒りを感じない振る舞いができれば理想的です。

怒ることがなければ、結果として穏やかな人になれるでしょう。

しかし、ここに誤解があります。

実際のところ、完全に怒りを感じない生き方は難しいのが現実です。

私たちが生きるのは、情報社会・スピード社会・ストレス社会です。

変化と刺激にあふれているのが現代社会。

めまぐるしい社会の中で生活をしていると、少なからず怒りを感じる場面があります。

迷惑なことがあれば、誰でもむっとするでしょう。

思いどおりにいかなかったりトラブルに巻き込まれたりすれば、いらいらすることもあります。

まったく怒りを感じないなら、もはや聖人君子です。

普通の人なら、不快なことをされたら、怒りを感じて当然です。

怒りを感じるのはいいのです。

怒りを感じるのは、普通の人間である証拠です。

怒りを感じるまでは、まだ誰にも迷惑をかけていないので許容範囲です。

では、何がいけないのか。

怒りを爆発させるのがいけないのです。

怒りを爆発させると、相手にストレスをぶつけることになります。

摩擦や対立が生まれたり、口論や喧嘩になったりなど、本格的なトラブルに発展します。

人間関係にひびが入ります。

時には取り返しのつかない出来事に発展することもあるのです。

大切なのは、怒りを爆発させないこと。

怒りを感じるまではOKですが、爆発させるのはNGです。

怒りを感じることはあっても、表に出さないようにしましょう。

心の中は怒りでむかむかしていても、表向きは平静を装い、にこにこします。

深呼吸で息を整え、心を大きくして、怒りを静めるよう心がけます。

怒りをコントロールする自信がなければ、一度その場から離れて、時間を置くのがいいでしょう。

時間が経つにつれて怒りが静まっていき、冷静を取り戻せます。

怒りを爆発させることさえなければ、人付き合いには影響しません。

にこにこしていれば、周りから「心が広い」「器が大きい」と評価してもらえるでしょう。

怒りを感じることはあっても、爆発させないことが大切なのです。

心に響く言葉(11)
  • 怒りを感じることはあっても、爆発させないようにする。
現在は1つしかない。
未来は無限にある。

心に響く30の言葉

  1. いいことがあるから、いい顔をするのではない。
    いい顔をするから、いいことがある。
  2. 褒め言葉は、いきなり否定するものではなく、まず感謝するもの。
  3. 失敗が悪いわけではない。
    失敗を隠そうとするのが悪いのだ。
  4. 幸福は気づきにくい。
    不幸は気づきやすい。
  5. 完全にぼうっとするのではない。
    問題を意識しながらぼうっとする。
  6. 世の中に完全な理解はない。
    「理解は誤解の一種」と心得る。
  7. 自分の才能を開花させるには「捨てる覚悟」が必要。
  8. 第一志望を受験しなければ、合格の可能性はゼロ。
  9. おしゃれでも、元気がないと、魅力的に見えない。
    おしゃれでなくても、元気があると、魅力的に見える。
  10. 他人の魅力は、真似するものではなく、参考にするもの。
    自分の魅力は、作るものではなく、引き出すもの。
  11. 怒りを感じるのはいい。
    怒りを爆発させるのがいけない。
  12. 現在は1つしかない。
    未来は無限にある。
  13. 始めるきっかけは何でもいい。
  14. 明けない夜はない。
    やまない雨もない。
    過ぎ去らない嵐もない。
  15. 頭で考えるのは大切。
    心で感じるのはもっと大切。
  16. 当たり前の生活習慣は、簡単であっても一番大変。
  17. 車のハンドルは「遊び」があるから、安全運転できる。
    人生も「遊び」があるから、うまくいく。
  18. 友情の絆は、急にできるものではなく、育てていくもの。
  19. 友情・愛情で大切なのは、物理的な距離より精神的な距離。
  20. やりたいことをやっている人は、成果にかかわらず、かっこいい。
  21. 人生の扉を切り開く鍵は、あなたの心の中にある。
  22. 肉体は消耗品。
  23. 知識の偏りを恐れるな。
    知識は偏りがあって正常。
  24. 注意されるうちが華。
    注意されていらいらしたら、心の小さい自分を反省する。
  25. 屈辱は、恥で終わるものではなく、バネにして晴らすもの。
  26. 前回の話を思い出せないのは、真剣に聞いていなかった証拠。
  27. 普段から頭を下げておかないと、大切な場面で頭を下げにくくなる。
  28. 1日1日がチャンス。
  29. 邪念が湧いて良心を失いそうになったら、天から神様が見ている様子をイメージしよう。
  30. 心に響いた名言が、あなたの人生を変える。

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