執筆者:水口貴博

夫婦円満になる30の秘訣

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わかってもらうより、わかってあげる。

わかってもらうより、わかってあげる。 | 夫婦円満になる30の秘訣

夫婦円満のキーワードは「思い合うこと」です。

「夫は妻を思い、妻は夫を思う」という関係が理想です。

この関係が保たれている間は、夫婦関係が悪くなることはありません。

悪くなるのは「思い合うこと」のバランスが崩れ始めてからです。

わかってもらおうという気持ちが夫婦互いに強すぎると、自然と仲が悪くなります。

集中が、相手より、自分ばかりに向いているからです。

もちろん人間ですから「思ってもらいたい」という気持ちはあって当然です。

もっと自分のことを見てもらい「理解してもらいたい。考えてもらいたい」という気持ちがあることでしょう。

しかし、その気持ちがあまりに大きくなりすぎると、関係がおかしくなります。

自分の話ばかりをするようになったり、自分の都合で物事を考えるようになったり、自分の希望ばかりを口にするようになります。

それでは、パートナーが顔をしかめるのも当然です。

「相手を大切にしよう」という気持ちより「自分を大切にしてもらいたい」という気持ちのほうが大きいと、夫婦は破たんします。

それは相手の都合を忘れ、自分のことしか考えなくなっているからです。

仲のいい夫婦を実現するためには「わかってもらう」より「わかってあげること」が大切です。

思ってもらうのではありません。

まず相手のことを思ってあげようとすると、自然と思ってもらえるようになります。

あなたの場合はいかがですか。

いま一度、真剣にパートナーのことを思ってあげましょう。

その気持ちがきちんと相手に伝われば、相手もあなたのことをより思ってくれるようになります。

最初に必要なのは、理解をされるより、理解することです。

夫婦円満になる秘訣(20)
  • わかってもらうより、わかってあげる。
ルールは秩序を作り、夫婦間の不要なトラブルを防ぐ効果がある。

夫婦円満になる30の秘訣

  1. 恋人関係と夫婦関係は、似て非なるもの。
  2. 夫婦とは、運命共同体である。
    協力しながら生きていくという覚悟を持つ。
  3. 心配し合いケアし合うのは、夫婦の命綱になる。
  4. 趣味は同じでも別々でもいい。
    わかち合うことが大切。
  5. 自分の大変さを、過大評価していませんか。
  6. お互いの立場を入れ替える機会を、ときどき作る。
  7. 記念日を大切にするだけで、夫婦の仲は円満になる。
  8. 朝食と夕食に力を入れる家庭は、円満になる。
  9. 夫婦間の感謝に、言いすぎるということはない。
  10. 感謝の言葉は「ありがとう」だけではない。
  11. 自分のセンスを、相手に押し付けない。
  12. 「干渉しない時間」を作るほうが、夫婦の仲はよくなる。
  13. いちゃいちゃしている夫婦ほど、仲がいい。
  14. 仲がいいから手をつなぐのではない。
    手をつなぐから仲がよくなる。
  15. 手をつながなくなるから、手をつなぎにくくなる。
  16. 仲が悪い夫婦は、無視し合う。
    仲がいい夫婦は、見つめ合う。
  17. かどのない家具に囲まれると、かどのない柔らかい発言が多くなる。
  18. まったく喧嘩をしないより、たまには小さな喧嘩をするほうがいい。
  19. 直接言えるところを、わざわざ間接的に言うから感動する。
  20. わかってもらうより、わかってあげる。
  21. ルールは秩序を作り、夫婦間の不要なトラブルを防ぐ効果がある。
  22. 当番を決めるときの原則は「効率」より「公平さ」。
  23. 夫と妻とで意見がわかれたら、じゃんけんで決めるのも悪くない。
  24. 相手を卑下した言葉は一切使わない。
    あらかじめ決めておけばいい。
  25. たまには夫婦2人で、特別な場所で食事をしに行く。
  26. 夫も妻も、お小遣いは多めのほうが、夫婦関係がうまくいく。
  27. 妥協というのは我慢ではない。
    パートナーを尊重している証拠である。
  28. 夫婦とはいえ、最低限のプライベートは必要。
  29. セックスが多い夫婦ほど仲がいい。
  30. 夫は妻の提案を100パーセント受け入れ、妻も夫の提案を100パーセント受け入れてみる。

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