執筆者:水口貴博

離婚の危機を回避する30の方法

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ペットを飼うと、夫婦仲がよくなる。

ペットを飼うと、夫婦仲がよくなる。 | 離婚の危機を回避する30の方法

古くから、子どもは夫婦間のかすがいになると言われます。

かすがいとは、木と木をつなぎとめる両端の曲がった大きな釘のことです。

子どもが生まれると、夫も妻も子どもの面倒を見る必要が出てきますね。

子どもが父親と母親の間に入ることで、木をつなぎとめるかすがいのように、会話にも夫婦間の良好な関係を保てます。

さて、そんな「かすがい役」とはいえ、子どもがいない家庭ではどうすればいいのでしょうか。

実は、もう1つ、かすがい役になる存在があります。

ペットです。

ペットも子どもと同じように、夫婦間の良好な関係を保つかすがいになります。

たとえば、犬を飼えば毎日朝、散歩に行くタイミングが増えます。

散歩をすることで夫婦一緒に出かける機会が増えます。

もちろん運動する機会が強制的に増えるので、夫婦ともに健康的です。

面倒のかかるペットがいることで、夫婦が協力的にならざるを得ない状況を作り出します。

しかも癒し効果もあります。

「アニマルセラピー」という言葉をご存じですか。

動物との触れ合いによって、病気を治したり、心を軽くさせたりする効果があるという療法です。

無邪気な子犬を見れば、夫婦の疲れも吹き飛び、癒されることでしょう。

もし夫婦喧嘩をしたときも、ペットならお構いなしです。

いつもどおりに無邪気に接してくるペットだからこそ、緊張が緩み、喧嘩の修復も早くなります。

夫にとっても妻にとっても、無邪気なペットがうってつけです。

しかし、このペットにもいいことばかりではありません。

いくつか問題もあります。

まず、ペットの世話を手間だと思う人には向かないことです。

ペットが好きでないと、世話は大変ですね。

ペット好きなら癒されますが、そもそも苦手な人は疲れを増やしてしまいかねません。

その世話を、愛情を持ってできるか、それとも義務的にやるのかは、ペットが好きかどうかで決まります。

もう1つの注意ポイントは「アレルギー」です。

ペットのにおいや毛などにアレルギーがある場合は、控えたほうがいいでしょう。

もちろん忘れてならないのは、きちんと夫婦で相談をしてからペットを飼い始めることです。

夫婦にとってペットは、金銭的にも時間的にも負担になります。

こうした点を含めて、ペットを検討してみましょう。

ペットを飼うのは家族が1人増えるのと同じです。

いいことと悪いことを確認しながら、検討すればいいでしょう。

そのうえで、夫婦ともに根っからのペット好きなら、きっと癒されるに違いありません。

夫婦仲を深める仲介役になるでしょう。

離婚の危機を回避する方法(21)
  • ペットを夫婦のかすがいにする。
「離婚」という言葉は、夫婦間では禁句中の禁句。

離婚の危機を回避する30の方法

  1. 結婚後、変わり始めているのは、相手ではなく自分かもしれない。
  2. 夫だけが使うものは夫のもの。
    妻だけが使うものは妻のもの。
    夫婦が共用するものは夫婦のもの。
  3. 夫婦で共用しようとする意識が薄いと、別居の原因になりかねない。
  4. 「してくれて当たり前」という基準でお礼を伝えれば、夫婦関係は必ずうまくいく。
  5. 熟年離婚の原因から、夫婦円満のポイントを探れ!
  6. 「いつもありがとう」と言い続けているうちは、絶対に悪くならない。
  7. 部屋の光と色が明るいと、夫婦仲も明るくなる。
  8. 部屋の雰囲気を劇的に変えるのは「照明・カーテン・じゅうたん」の3つがポイント。
  9. 会話で本当に注意が必要なのは、たった一言。
  10. 言葉の善しあしは「自分が言われて不快を感じるかどうか」で判断する。
  11. 口喧嘩をするから早口になるのではない。
    早口になるから口喧嘩になる。
  12. 夫婦仲を改善させようと無理に同行させた結果、逆に夫婦仲が悪くなる矛盾。
  13. 集合する時間と場所を決め、別々に行動すれば、自由になれる。
  14. ソファーが、夫婦関係を改善させるきっかけになる。
  15. マッサージは、さりげなくスキンシップを増やす方法になる。
  16. 嘘の罪は、夫婦だからこそ大きい。
    1つでも嘘が見つかると、すべてが信用できなくなる。
  17. 「夫婦」という2文字にとらわれすぎていませんか。
  18. 普段から小さな喧嘩をしている夫婦は、別れることはない。
  19. 違いはあって当然。
    違いを楽しめることが必要だ。
  20. 子どもは、反り合っている夫婦のかすがいになる。
  21. ペットを飼うと、夫婦仲がよくなる。
  22. 「離婚」という言葉は、夫婦間では禁句中の禁句。
  23. 1人になる時間があるから、一緒にいる時間が充実する。
  24. 「初心忘るべからず」には、裏の意味がある。
  25. 家族全員が初心に返ることができるシンプルな方法。
  26. 緩みすぎてから何とかしようと思っても、難しい。
  27. 緊張感のあるイベントを作ると、新婚時の気持ちがフラッシュバックされる。
  28. 心の中で、パートナーと一度離婚する。
  29. 別居によって、お互いの存在価値を再認識できる可能性がある。
  30. 「よい離婚」も、世の中にはある。

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