公開日:2010年3月14日
執筆者:水口貴博

離婚の危機を回避する30の方法

  • 結婚後、
    変わり始めているのは、
    相手ではなく自分かもしれない。
離婚の危機を回避する30の方法

結婚後、変わり始めているのは、相手ではなく自分かもしれない。

お互いが思い合って結ばれた結婚。
結婚後もすべてがうまくいくはず。
そう思っていたはずが、いつの間にか思わぬ方向へ脱線することがあります。

夫だけが使うものは夫のもの。
妻だけが使うものは妻のもの。
夫婦が共用するものは夫婦のもの。

夫婦になり、どの家庭でも必ず行き当たる問題があります。
「所有の区別」です。
あなたは冷蔵庫にあるマヨネーズを、夫婦共同で使いますか。

夫婦で共用しようとする意識が薄いと、別居の原因になりかねない。

夫婦が円満になるとは「家の中のものはできるだけ共用する」という考えを持つことです。
共用できるものは、多ければ多いほどいい。
経済的だからです。

「してくれて当たり前」という基準でお礼を伝えれば、夫婦関係は必ずうまくいく。

妻が料理を作って当たり前。
夫が仕事をして当たり前。
人間は慣れるのが早い生き物です。

熟年離婚の原因から、夫婦円満のポイントを探れ!

「熟年離婚」という言葉を聞いたことがありますか。
長年連れ添った夫婦が、熟年期になり、突然離婚する現象のことを言います。
夫、あるいは妻から、急に離婚の話を持ち出します。

「いつもありがとう」と言い続けているうちは、絶対に悪くならない。

夫婦生活が長くなるにつれて、だんだん「してくれて当たり前」と感じられてきます。
「してくれて当然」と思うようになり始めると、悪い方向に傾いていきます。
夫婦仲が危なくなるのは「ありがとう」と言わなくなってからです。

部屋の光と色が明るいと、夫婦仲も明るくなる。

ある日の仕事中、光にまつわる不思議な出来事に、2つ、遭遇しました。
まず1つ目の光にまつわる不思議な出来事は、職場で仕事中の事でした。
職場の同僚と、一緒に仕事をしていたときのことです。

部屋の雰囲気を劇的に変えるのは「照明・カーテン・じゅうたん」の3つがポイント。

喧嘩のない夫婦生活では、明るい部屋がポイントです。
部屋が明るくなることで、パートナーの表情が魅力的に見えるようになります。
妻の作る食事も、よりおいしく感じられるようになります。

会話で本当に注意が必要なのは、たった一言。

夫婦仲が自然と悪くなる原因の1つに「言葉遣い」があります。
一度亀裂が入った夫婦仲を取り戻すためには、言葉遣いを見直すことは必須です。
どこか相手の気分を害するような態度や発言を、本人が気づかないうちにしている場合が多いものです。

言葉の善しあしは「自分が言われて不快を感じるかどうか」で判断する。

夫婦仲を悪くさせるのは、一言の批判です。
とげのある言葉は「口にしないように気をつけよう」と思いますが、ささいな批判言葉は「これくらいいいだろう」と軽く考えます。
こういう一言は、なかなか自分で気づけないのもたしかです。

口喧嘩をするから早口になるのではない。
早口になるから口喧嘩になる。

口喧嘩をしている2人がいれば、ぜひチェックしていただきたいことがあります。
必ず「早口」になっているという特徴があるはずです。
これまであなたが経験してきた口喧嘩を、思い出してみましょう。

夫婦仲を改善させようと無理に同行させた結果、逆に夫婦仲が悪くなる矛盾。

夫婦に亀裂が入っているとき、まず考えるのが「夫婦で過ごす時間を増やすこと」です。
事実、離婚の危機に立っている夫婦ほど、一緒にいる時間が大変短いです。
一緒にいる時間を増やせば会話も増え、仲直りのきっかけになるだろうと思います。

集合する時間と場所を決め、別々に行動すれば、自由になれる。

大型デパートに行くと、よく見かける光景があります。
夫は、妻の買い物に付き合わされる。
逆のケースもあります。

ソファーが、夫婦関係を改善させるきっかけになる。

ソファーがあると、夫婦関係が改善しやすくなります。
なぜソファーなのか。
夫婦が一緒になってソファーに座ると、話をする位置が「正面向き」ではなく「横向き」になるからです。

マッサージは、さりげなくスキンシップを増やす方法になる。

スキンシップとは、温かさを伝え合う行為です。
温めたり温められたりして、夫婦愛を確かめ合います。
スキンシップが少なくなると、必然的に夫婦仲も冷めやすくなります。

嘘の罪は、夫婦だからこそ大きい。
1つでも嘘が見つかると、すべてが信用できなくなる。

あなたは夫婦間の嘘を、どう考えていますか。
夫婦の仲になると、だんだん慣れてくると問題になるのは「嘘」についてです。
夫婦生活が長くなると、お互いに慣れてしまい、なれなれしくなります。

「夫婦」という2文字にとらわれすぎていませんか。

どんなに仲が悪い夫婦でも、赤の他人と接するときは、機嫌がよくなります。
声のトーンまで変わります。
夫婦で会話をしているときに、電話が鳴って、電話に出たとき、声のトーンは急に変わります。

普段から小さな喧嘩をしている夫婦は、別れることはない。

もやもやしたものを体にため込んでおくのはよくありません。
離婚をするのは、大きな不満をたまりにためて、爆発させるときです。
風船が膨らみ続けるなら、いつか爆発します。

違いはあって当然。
違いを楽しめることが必要だ。

どんな夫婦も、結婚してから、必ず思うことがあります。
「離婚したほうがいいのか」という迷いです。
最高だと思って結婚したはずのカップルが夫婦になり、一緒に暮らし始めると、後から変わることがあります。

子どもは、反り合っている夫婦のかすがいになる。

仲がいいときは、気兼ねなく話しかけやすい。
パートナーから話しかけられても、別に何も思わないものです。
コミュニケーションの量も自然と増え、どんどん仲は深まっていくという好循環です。

ペットを飼うと、夫婦仲がよくなる。

古くから、子どもは夫婦間のかすがいになると言われます。
かすがいとは、木と木をつなぎとめる両端の曲がった大きな釘のことです。
子どもが生まれると、夫も妻も子どもの面倒を見る必要が出てきますね。

「離婚」という言葉は、夫婦間では禁句中の禁句。

「もう私たち終わりだ。離婚したいのか!」
「こんな状態が続いていると離婚になる」
「さもなければ離婚するぞ」

1人になる時間があるから、一緒にいる時間が充実する。

円満な夫婦にするために、いつも一緒にいる時間を増やそうとします。
たしかに夫婦ですから一緒に行動して、会話を交わすことは大切です。
そういうのを好む人なら問題ないですが、必ずしもそういう人ばかりではありません。

「初心忘るべからず」には、裏の意味がある。

「初心忘るべからず」
これは、室町初期の能役者である世阿弥ぜあみの格言です。
「学び始めた当時の意気込みや謙虚さを忘れず、常に高い志を持って物事に当たらねばならない」という意味です。

家族全員が初心に返ることができるシンプルな方法。

私の祖父と祖母は、生前、同じ部屋で暮らしていました。
8畳程度の部屋でした。
昔はその部屋に家族全員が集まって、食事をしていました。

緩みすぎてから何とかしようと思っても、難しい。

初心を忘れてしまうと、ある程度は夫婦関係が緩んでしまいます。
ある程度の緩みは大きな問題にはなりません。
むしろ、緩みがいい味を出します。

緊張感のあるイベントを作ると、新婚時の気持ちがフラッシュバックされる。

緩みすぎてから何とかしようと思うのではなく、緩みかけたら、すぐ行動です。
適度な緊張を演出するイベントを、夫婦で作ってみましょう。
代表的な3パターンがあります。

心の中で、パートナーと一度離婚する。

「私たちは夫婦なのだから」
そう思うと、何か型にはめられているような気がして、ストレスになります。
そうではなくて、心の中で一度パートナーと離婚をしてみましょう。

別居によって、お互いの存在価値を再認識できる可能性がある。

「もう嫌だ。別れたい!」
そういうときに、いきなり離婚に踏み切るのはよくありません。
夫婦生活なら、すれ違いはあります。

「よい離婚」も、世の中にはある。

世の中には、仕方ない事情から夫婦が最悪のケースに至ることがあります。
夫婦生活の最悪のケースとは、やはり「離婚」です。
「この人とならうまくやっていけるだろう」と思い結婚したものの、一緒に暮らし始めてみると、想像と違っていることがあります。

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