「もう私たち終わりだ。離婚したいのか!」
「こんな状態が続いていると離婚になる」
「さもなければ離婚するぞ」
夫婦の仲を取り戻そうと、脅しのつもりで口にする夫婦がいます。
離婚というキーワードは強烈なので、この言葉を会話に出せば、相手は少し頭を冷やして、態度を改めるのではないかと思います。
口にしている側は、もちろん本気で離婚を考えているわけではなく、冗談を交えながら言っています。
しかし、これはよくありません。
たとえ冗談でもです。
思うまではOKですが、口にするのはNGです。
軽々しく口にするには、マイナス要因が強すぎるキーワードです。
たとえ冗談でも口にしてしまうと、意識し始めてしまうようになります。
逆効果です。
軽々しく口にしたつもりでも、自分が口にして、自分の耳で聞くと、強く意識してしまうことになります。
冗談でも、言われた側は聞いてしまうと、意識をしてしまうようになります。
意識をしてしまうと、余計に考えるようになります。
冗談のつもりが、次第に本気で離婚を考えてしまうようになります。
夫婦で喧嘩をするのはいいですが、とっさに「離婚」という言葉を口にするのはよくありません。
言いたくなっても、ぐっとこらえるようにしましょう。
「離婚」という言葉は、夫婦間では禁句中の禁句なのです。