あなたが夫婦喧嘩をして、何か気に入らないことがあり、恨み続けていたとします。
なぜ、恨み続けているのでしょうか。
あらためて考えてみましょう。
恨み続けることで、夫婦仲を改善させるために役立つでしょうか。
いいえ、まったく立ちませんね。
考えるだけ、余計に疲れるだけです。
いつまでも恨み続けていると、いらいらを感じる時間も長くなります。
その状態では、夫婦喧嘩も再発しやすくなります。
嫌なことはさっさと忘れてしまうことも、夫にも妻にも必要です。
夫婦で喧嘩をしても、次の瞬間には忘れることです。
さて、忘れると言っても、できるのは人にもよります。
「もともと堅い性格でできない。考えるほど緊張が走る」
事実、性格的にどうしても、考え始めると肩に力が入ったり、緊張しすぎて体が硬直したりしてしまう人もいるでしょう。
頭で考えてうまくいかないときは、頭で考えるのをやめます。
そういうときは最後の頼みとして「お酒の力」です。
夫婦で晩酌を交わしていれば、軽い気持ちになりやすく、嫌なことも忘れて会話をしやすくなります。
タイミングがよければ、夫婦で居酒屋に飲みに出かけてもいいでしょう。
夫婦で居酒屋だからこそ、雰囲気があっていい。
もちろんお酒の量は、ほどほどを守りましょう。
あくまでもお酒の力は「きっかけ作り」です。
量が多すぎたり、慢性的になったりしないよう気をつけましょう。
それさえ守ることができれば、お酒は夫婦関係を改善する突破口になるでしょう。
飲みすぎると体に毒ですが、適量なら、ストレスを緩和させてくれる効果があるのもたしかです。
ほんの少しお酒の力を借りて、嫌なことはさらりと忘れましょう。