間違いを指摘されることがあります。
職場での仕事中、上司から仕事のミスを指摘されます。
レストランでの食事中、テーブルマナーの間違いを指摘されます。
学校での授業中、先生から知識の誤りを指摘されます。
「それは違いますよ。正しくはこうですよ」と指摘されるのです。
時にはきつい言い方で指摘されることもあります。
指摘した人にむっとなることが多いものですが、実はありがたいことです。
指摘がなければ、間違いに気づけないままでした。
今でも間違いが続いていて、恥をかき続けていたことでしょう。
陰でくすくす笑われたり、知らぬ間に評価が落ちていたりしていたかもしれません。
間違いを正すには、まず間違っていることに気づかなければなりません。
わざと修正しないわけではありません。
「単に気づかないまま」「単に誤解したまま」ということがあります。
間違いに気づけないと、恥ずかしい間違いをいつまでも続けることになります。
指摘されたおかげで間違いに気づけ、自分の間違いを修正でき、正しい内容へと改善できます。
だから間違いを指摘されたら、むっとするのではなく、感謝です。
わざわざ指摘してくれたことに感謝の言葉を述べましょう。
きつい言い方で指摘されたとしても、反感を抑え、まず真摯に受け止めたい。
「教えていただいてありがとうございます」
素直に感謝すれば、指摘してくれた人も喜んでくれます。
間違いを指摘されたことに感謝する人が、成長するのです。