執筆者:水口貴博

尊敬される上司になる30の条件

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部下に対しても「ごめんなさい」が言える上司になろう。

部下に対しても「ごめんなさい」が言える上司になろう。 | 尊敬される上司になる30の条件

人望のない上司は、自分が間違っていたとわかっても、謝りません。

自分より地位の高い人には謝りますが、地位の低い人には謝りません。

謝ることは負けることだと思い込み、プライドが許しません。

「部下に対して頭を下げると、上司として格好がつかない」と思い、絶対に頭を下げません。

それは逆です。

謝らないから上司として格好がつきません。

だから部下に嫌われます。

間違いだとわかっているのに謝れない上司を見て「この人は物分かりが悪い。結局、この程度の器なのか」と失望します。

その瞬間、人望も消えます。

まず人望のある上司になるために「ごめんなさい」が素直に言える上司になることです。

以前、私の職場に「ごめんなさい」が口癖の上司がいました。

「ごめん」でも「すまない」という言葉を略した軽い謝罪でもありません。

「ごめんなさい」としたきちんとした謝罪です。

自分が間違っていたとわかったときには、たとえ部下に対してでも、すぐ過ちを認めて頭を下げて謝ります。

立場の高い上司なのに、言葉遣いが謙虚で印象的でした。

謙虚があったから、部下の人望を集めました。

上司とは言え人間ですから、間違いや勘違いをすることはあります。

わかったときは、素直に過ちを認め、すぐ謝ることです。

人望のある上司ほど、間違ったときにはすぐ謝ります。

このすぐ改める態度こそ、尊敬される上司の条件であり、部下は「さすが!」と感心します。

「ごめんなさい」が素直に言える人は、素晴らしい上司になれる素質があるのです。

尊敬される上司になる条件(24)
  • 自分の非がわかったときには、素直に「ごめんなさい」と謝れる上司になる。
上司の表情は、チーム全体に波及する。

尊敬される上司になる30の条件

  1. 人望を集める上司ほど、雑用を積極的にする。
  2. 部下と同じ部屋で仕事をする。
  3. 人望のあるリーダーほど、部下より先に挨拶をする。
  4. 偉そうなことを言うのではなく、偉い行動をしよう。
  5. 部下に夢を与えるのが、人望を集める上司。
  6. 人望を集める上司ほど、口数が少ない。
  7. 上司は部下に指示だけを出し、後は完全に任せる。
  8. 「知識」で部下に勝とうとしてはいけない。
    「人間性」で部下を圧倒する。
  9. 必要ない会議に出ない、出さない。
  10. 部下に相談する上司が、人望を集める。
  11. 上司の仕事は、いわばジグソーパズルである。
  12. 人望のある上司ほど、部下に頭を下げる。
  13. 「方法」こそ、最も価値のある報酬である。
  14. 上司1人の行動は、部下全体に波及する。
  15. 人望のある上司は、部下を責めない。
    システムを責める。
  16. 嫌われる上司は、部下の話を最後まで聞かない。
    好かれる上司は、部下の話を最後まで聞く。
  17. 人望のない上司は、部下の欠点を指摘する。
    人望のある上司は、部下の長所を指摘する。
  18. 「言いすぎた。
    ごめん」と言える上司には、人望が集まる。
  19. 何度でも同じ説明ができる上司は、必ず素晴らしい親になれる。
  20. 上司がしゃしゃり出すぎると、むしろ部下の邪魔になる。
  21. 上司のために働く部下にさせるのではなく、部下のために働く上司になる。
  22. 部下が上司に報告・相談・連絡するのではなく、上司が部下に報告・相談・連絡をする。
  23. 部下の失敗は、上司が責任を持つ。
  24. 部下に対しても「ごめんなさい」が言える上司になろう。
  25. 上司の表情は、チーム全体に波及する。
  26. 仕事の予想は、上司の重要な役目の1つ。
  27. 新人の的外れな意見こそ、耳を傾ける。
  28. 遅刻と変更に強い上司になる。
  29. 現状維持を考えるのは、二流の上司。
    仕事のたびに改善を考えるのが、一流の上司。
  30. 二流の上司は、できない部下を切り捨てる。
    一流の上司は、部下を磨いてダイヤモンドにする。

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