誰もが「知識を身につけたい」と思っています。
誰もが「体力を身につけたい」と思っています。
もちろん知識や体力を身につけるために努力することは大切ですが、それよりも大切なことがあります。
「習慣を身につけること」です。
知識も体力も、一過性の努力では意味がないからです。
知識は、勉強をすれば身につきますが、途中でやめたら、そこで成長が止まります。
1冊の読書や1回の勉強だけでは、知識も限られます。
復習しなければ、いずれ勉強したことも忘れてしまうでしょう。
体力も、運動をすればするほど身につきますが、数回やるだけでは、ほとんど効果はありません。
たった数回のランニングでは、体力はつきません。
たった数回の筋トレでは、筋肉痛で終わってしまいます。
体を鍛えて一時的な変化はあっても、途中でやめたら、元通りになります。
「挫折」という苦い思い出だけが残るのです。
知識も体力も、習慣が大切です。
習慣さえ身につけば、継続の力によって自然と積み重なります。
時間がかかっても、大きな成果が得られるのです。
たとえば、読書の習慣があれば、知識はどんどん身につきます。
わからなかったことがだんだんわかるようになり、どんどん世界が広がります。
知識が積み重ねれば、いずれ知識同士が有機的に結びついて、ネットワーク化されます。
いずれ「博識」と呼べるレベルに到達できるでしょう。
難しい試験の合格も夢ではありません。
ランニングの習慣があれば、体力はどんどん身につきます。
最初は1キロがやっとだったとしても、こつこつ続けていくうちに、5キロ、10キロと走れるようになります。
いずれフルマラソンの完走もできるようになるのです。
途中で壁にぶつかったり、スランプに陥ったりするかもしれませんが、続けてさえいれば、いつか乗り越えられます。
それだけのことです。
知識も体力も「積み重ね」が物を言う世界です。
知識や体力を身につけようにも、習慣がなければ、積み重ねができません。
勉強の習慣があるから、知識が積み重なります。
運動の習慣があるから、体力が鍛えられます。
起床後の洗顔や就寝前の歯磨きと同じような感覚にすることです。
ひとたび習慣になれば、意識しなくても、自然と体が動き始めます。
努力している感覚すらなくなります。
それをしないと、逆に気持ち悪く感じるほどです。
イギリスの詩人ジョン・ドライデンは「最初は人が習慣を作り、やがて習慣が人を作る」という名言を残しています。
良い習慣があれば、やがてそれが自分を作り、未来を作っていくのです。