試着を面倒くさがってしない人がいます。
「試着はちょっと手間がかかる。サイズはMだから大丈夫だろう」
たしかに試着には少しだけ手間暇がかかります。
まず服を持って試着室まで移動します。
身につけている衣類をいったん脱ぎ、新しい服を着ます。
イメージや着心地をチェックしたら、再び脱いで、元の服を着直します。
試着は意外と全身運動です。
1回の試着は5分程度ですが、ゆっくり試着すると、もっと時間がかかるでしょう。
試着は手間も時間もかかるので、おっくうに感じることがあるかもしれません。
しかし、試着ができるなら、しておいたほうがいいのです。
タグだけサイズを確認するのと、実際に着てサイズを確認するのとでは違います。
実際に来てみると、サイズが合わなかったり、イメージと違っていたりして、違和感を覚えることがあります。
試着して違和感に気づいたら「買わなくて良かった」とどきっとするケースもあるでしょう。
試着という一手間をかけることで、無駄な買い物を防止できます。
試着が面倒くさいと思ったら、発想を変えてください。
試着は「する」ではなく「楽しむ」と考えましょう。
「試着をする」と思うと、単純な確認作業のように感じられますが「試着を楽しむ」と思えば、ポジティブに感じられます。
楽しい娯楽のように感じられ、わくわく楽しむ感覚が生まれるのではないでしょうか。
試着室に入って身につける瞬間には、独特の面白さと高揚感があります。
試着室とは、いわば「小さな舞台」です。
スポットライトを浴びる舞台であり、イメージを膨らませる舞台であり、自分が主人公になる舞台です。
これらは、試着でしか楽しめない行為です。
買わなくても、その場で具体的なイメージを確認できるのは、なかなか贅沢な体験です。
試着を「楽しいひととき」と思えば、おっくうな気持ちが吹き飛びます。
気分が上がって、わくわくできるのです。
試着をすれば、無駄な買い物も防止できるので、一石二鳥です。
気になる服を見つけたら、買う前に試着をしましょう。
試着をするなら、楽しまなければ損です。
「試着を楽しむ」という考え方で、わくわくするエンターテインメントに変えましょう。
試着は、するものではなく、楽しむものなのです。