公開日:2022年11月16日
執筆者:水口貴博

仕事のトラブルを避ける30の方法

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昼食後の2時間は、頭がスムーズに回らない時間帯。

昼食後の2時間は、頭がスムーズに回らない時間帯。 | 仕事のトラブルを避ける30の方法

昼食後の2時間は、頭を使う仕事を入れないようにしましょう。

昼食後、頭がぼうっとしたり眠気や倦怠感けんたいかんが襲ってきたりした経験はないでしょうか。

昼食後は食べたものを消化・吸収するため、内臓の活動が活発になり、一時的に脳の血流量が低下します。

そのため昼食後の2時間は、集中力や思考力が低下して、スムーズな仕事が難しくなるのです。

そのうえ思考力や集中力の低下による影響から、仕事のミスも増えやすいタイミングです。

無理に仕事を進めても、頭がぼうっとして思うように集中できず、苦労させられるでしょう。

仮眠やカフェインを取らないかぎり、なかなか解決が難しい。

特に昼食をがっつり食べた後は、思考力も集中力もがた落ちです。

簡単なミスをして、仕事の修正も増えてしまいがちです。

「気合で乗り越える!」「体にむちを打って頑張る!」という根性論もありますが、できればやめておきたい。

いくら本人がそうしたくても、体の自然な生理反応には逆らえません。

自分にむちを打って頑張ると、ストレスが増えるばかりです。

ちょっとしたミスが大きなトラブルに発展しかねません。

体の生理反応には素直に従うのがベストです。

「昼食後の2時間は頭がスムーズに回らない時間帯だから仕方ない」と諦めるのが賢明です。

昼食後の2時間は、何をすればいいか

昼食後の2時間は、頭を使う仕事を避けておきましょう。

思考力や集中力を必要としないシンプルな仕事が適切です。

たとえば、書類の整理、机周りの掃除、メールのチェック、情報収集、簡単な資料作成です。

簡単な雑用やシンプルな仕事であれば、無理なく行えるでしょう。

体のリズムには素直に従うのがベストです。

体の自然な生理反応に逆らうより、素直に従って仕事をするほうが、物事がスムーズに進み、ストレスも小さくなります。

仕事のタイミングを少し調整するだけです。

急ぎの仕事もあるかもしれませんが、調整できる仕事は調整します。

体の生理反応を考えたスケジュールを立てることで、1日のスケジュールがスムーズに進むようになります。

どうしても昼食後の仕事が避けられないとき

時には午後一に大事な仕事が設定されていることもあるかもしれません。

たとえば、ランチタイム直後に重要な会議や打ち合わせが入っていて、避けられないことがあるのではないでしょうか。

そんなときは「昼食を軽く済ませる」「昼食を抜く」で乗り切ってください。

昼食を軽く済ませば、血糖値の上昇が抑えられるため、眠気や倦怠感といった悪影響を小さく抑えられます。

300キロカロリー以下の昼食であれば、大きな悪影響に苦しむことはないでしょう。

場合によっては、昼食を抜くのもありです。

空腹感はありますが、人によっては苦痛に感じられず、むしろ快適に仕事ができる場合があります。

少し特殊なケースですが、そういう方法も検討してみる価値はあるでしょう。

仕事のトラブルを避ける方法(12)
  • 昼食後の2時間は、頭を使う仕事を避け、思考力や集中力を必要としない仕事をする。
  • 午後一に頭を使う仕事しなければいけないときは「昼食を軽く済ませる」「昼食を抜く」で乗り切る。
おなかがすいていないなら、お店を決める前に伝えておくのがいい。

仕事のトラブルを避ける30の方法

  1. つまらない仕事は、ダッシュでやると、楽しくなる。
  2. 悪い報告をするとき、言い訳から始めていませんか。
  3. 仕事は「処理のスピード」より「着手のスピード」を上げる。
  4. 「できるだけ早く返信する」と思うから、遅くなる。
    「24時間以内に返信する」と思えば、早くなる。
  5. 問題解決は、紙に書き出すことから始まる。
  6. 報告や連絡が大切とはいえ、長々するのはNG。
  7. 目上の人に「はっきりおっしゃってください」と言ってはいけない。
  8. 好き嫌いはあっていい。
    好き嫌いを顔に出すのがいけない。
  9. 結果が出るまでに時間がかかるときは、中間報告が欠かせない。
  10. 仮押さえをするときは、期限を設定しておこう。
  11. 相手から返信がないのは、自分がボールを持っているせいではないか。
  12. 昼食後の2時間は、頭がスムーズに回らない時間帯。
  13. おなかがすいていないなら、お店を決める前に伝えておくのがいい。
  14. 成功者の成功を聞いて、悪口を言うことほどかっこ悪いことはない。
  15. 「お待たせしました」は、後から来る人のマナー。
  16. 最初からやり直しが必要なことは、ぶつぶつ文句を言わない。
    さっと取りかかるのがベスト。
  17. ウェブカメラの切り忘れは、本当に怖い。
  18. 考えすぎて行動できない人の解決方法とは。
  19. ペンを借りることがあれば、自分にイエローカードを出す。
  20. 質疑応答で一度に複数質問するのはマナー違反。
  21. 質問を質問で返すのは、要注意。
  22. 最初にくだらないアイデアを出すのが、リーダーの仕事。
  23. 上司や取引先の「いいですよ」を真に受けてはいけない。
  24. 相手の身だしなみを見たとき、見落としていると思われるところがあれば、早めに指摘する。
  25. 香水をつけるのは、取り扱う自信がある場合のみ。
    自信がなければ、つけない。
  26. 会議のネガティブな空気を、自席に持ってこない。
  27. 「仕事のストレスはプライベートで解消」という考えにとらわれていないか。
  28. コピーを始めるとき、忘れがちなファーストステップとは。
  29. 「野菜を食べたほうがいい」という一言には要注意。
  30. 立ち入り禁止エリアには、何が何でも立ち入らない。

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