落ち込みやすい人は、何かあるたびに「失敗」と考える癖があります。
ミスや間違いがあれば「失敗」と捉えます。
うまくいかないことがあれば「失敗」と捉えます。
仕事で成果が出なければ「失敗」と捉えます。
ささいなことでも、失敗と考えてしまうのです。
「失敗」という言葉には、ネガティブな響きがあります。
「悪いことをした」という感覚が強まり、必要以上にショックを大きくしてしまいます。
もちろん問題はあったのかもしれませんが、それで人生が終わるわけではありません。
挽回のチャンスも次の機会もあるはずです。
それでも「失敗」と表現することで、悪いほうに考える癖が強まり、なかなか前向きにもなれません。
だから、落ち込みやすくなるのです。
一方、落ち込まない人は、何でも「経験」と捉えます。
嫌なことがあっても「これもまた経験。話のネタも増えたね」と考えます。
仕事がうまくいかなくても「これもまた経験。次に生かそう」と考えます。
旅行でぼったくりに遭っても「これもまた経験。後から笑い話になる」と考えます。
普通なら「トラブル」と思うようなことでも、経験と捉えるのです。
経験という言葉には、ポジティブな響きがあります。
経験と捉えると、明るい気持ちでいられるし、建設的な思考もできるようになります。
落ち込まない人は、そうした前向きな受け止め方が身についています。
だから落ち込まないのです。
トラブルがあったとき、失敗と捉えるか、経験と捉えるかで、心の状態が大きく変わります。
トラブルに直面しても「いい経験になった」と笑い飛ばしましょう。
闇が消え、光が差し込むのです。