公開日:2025年5月28日
執筆者:水口貴博

嬉しいことがたくさん起こる30の習慣

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あえて聞かないことも優しさ。

あえて聞かないことも優しさ。 | 嬉しいことがたくさん起こる30の習慣

知り合いが松葉づえをついて歩いている人がいると、どんなリアクションをしますか。

普通は心配になって事情を聞くのではないでしょうか。

「足、どうしたんですか。大丈夫ですか。何があったんですか」と。

松葉づえをついていると、一目で何かあったことがわかります。

知り合いであれば当然心配になるし、詳しい事情を聞きたくなります。

もちろんそれも優しさです。

相手は自分が心配されていると感じるでしょう。

しかし、それだけが優しさだけではありません。

相手の立場になると、見える景色が変わります。

会う人ごとに「足、どうしたんですか?」と聞かれるでしょう。

10人会えば10人から聞かれ、20人会えば20人から聞かれます。

その都度けがをした経緯を説明しなければいけません。

これはなかなか大変です。

心配されるのは嬉しいですが、何度も聞かれると、だんだん説明するのに疲れてしまい、気がめいってしまいます。

会うと聞かれ、事情を説明しなければいけなくなるので、人を避けたくなります。

説明疲れのせいで、けがの回復が遅くなることもあるかもしれません。

そこで優しい人は、あえて触れないでおくのです。

無関心というわけではありません。

相手の立場になって、あえて聞かないのです。

「いろんな人から足のことを聞かれて説明に疲れているだろうから、あえて今は触れないでおこう」と思う。

気になって事情を聞きたい気持ちはあるものの、相手の立場を察して、あえて質問は控えるのです。

心配して事情を聞くことも優しさですが、その限りではありません。

相手の身になって、あえて事情を聞かないことも優しさなのです。

嬉しいことがたくさん起こる習慣(11)
  • 相手が説明疲れをしていそうなら、気になっても、あえて触れないでおく。
あえて話しかけないことも優しさ。

嬉しいことがたくさん起こる30の習慣

  1. 小さな喜びは、すぐそこにある。
  2. モーニングサービスで、朝から優雅な外食を楽しもう。
  3. 歯磨きの後にしたい、気分を上げる一工夫とは。
  4. 意識が変わるのは「刺さる言葉」と出会ったとき。
  5. おみくじで大吉が出たら、その後が大切。
  6. 笑いを増やす、簡単な方法とは。
  7. 長文を読むのが苦手な人が、簡単に古典文学を楽しむ方法。
  8. 仕事が急遽キャンセルになっても、仕事運は貯金されている。
  9. 内輪ネタばかり話していないか注意する。
  10. 問題が起こったとき「難しそう」ではなく「簡単だね」と思ってみよう。
  11. あえて聞かないことも優しさ。
  12. あえて話しかけないことも優しさ。
  13. 不思議な読書体験は「あとがき」にある。
  14. リクライニングシートを戻して降りる人には、品がある。
  15. 書店で脚立を使ったら、元の場所に戻す。
  16. 良い思い出は、何度も思い出そう。
    嫌な思い出は、すぐ忘れよう。
  17. 引っ越しは、いらないものを処分する絶好の機会。
  18. 掃除をすれば、すべてがうまくいく。
  19. 寒いのが嫌なら、○○するのが良い。
  20. あえて結果を聞かないことも、優しい気遣いの1つ。
  21. タスクが1つのときも、ToDoリストに書いたほうがいい。
  22. 探し物が見つからないものは、たいていポケットにある。
  23. 生産者の顔が見えなくても、イメージすることは大切。
  24. マニュアルがなければ、それはそれでチャンスだ。
  25. 集中している人には、できるだけ話しかけないほうが良い。
  26. トイレにごみを捨てない。
  27. 客観的な評価が大切というが、主観的な評価も十分大切なこと。
  28. 「学生時代もっと勉強しておけばよかった」と言う人にありがちなこと。
  29. 「忙しくて○○する時間がない」という人は、そう思い込んでいるだけ。
  30. 悪いところではなく、良いところを探すことに、今日1日チャレンジ。

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