日常では、調子が悪くて苦しめられるときがあります。
なぜか元気が出ません。
思うように仕事が進みません。
なかなかアイデアが思い浮かびません。
意欲や熱意はあるのに、空虚な空回りばかりで、むなしく時間が過ぎていきます。
けがや病気をしているわけでもないのに、妙に調子が悪くて悩まされることがあるもの。
厄払いを受けに行こうか考える人もいるかもしれません。
「おかしいなあ。調子が悪いなあ」と首をかしげることがあるのではないでしょうか。
調子が悪いときは仕方ありません。
そういうときもあります。
このとき注意したいのは、自分を責めてしまうことです。
「自分が情けない」
「なんて自分はダメなのだろう」
至らない自分を悔やんで、自責の念を感じそうになりますが、気にすることはありません。
焦ったり不安になったりするかもしれませんが、悩むだけ損です。
悩んでいると、ストレスをためてしまい、ますます調子が悪くなってしまいます。
調子が悪くても、落ち込まないでください。
あなたは悪くありません。
誰も悪くありません。
ただそういうタイミングです。
とりあえず調子が悪いことを受け入れましょう。
調子が悪いだけであり、それ以上でもそれ以下でもありません。
「こういうときもあるよね」の一言で、自分を優しく慰めましょう。
不安や焦燥感はあるかもしれませんが、しばらくじっと耐えるのみです。
思い出してください。
別のタイミングでは、調子の良いときもあるはずです。
特別なことはしてないのに、物事がスムーズに行くときがあるでしょう。
なぜか元気で生き生き過ごせるときがあるでしょう。
不思議と仕事がとんとん拍子で進むときがあるでしょう。
面白いほどアイデアがぽんぽん浮かぶときがあるでしょう。
人生はうまくできています。
調子が良いときもあれば悪いときもあって、長い目で見れば、帳尻が合うようにできています。
調子とは波のようなものです。
上がったり下がったりして、上下の変化があります。
平均すると、ちょうど真ん中くらいなのです。
調子が悪いときはどうするか。
気持ちを切り替えてください。
良い意味で「こういうときもある」と開き直るのです。
調子が悪いときは、悪いまま受け止めつつ、無難に過ごしましょう。
仕事を中断するのもよし。
楽な予定に変えるのもよし。
早めに仕事を切り上げるのもよし。
適当に気晴らしをして過ごすのもよし。
調子が悪くてもできることをするのもよし。
無理をせず、適当に過ごしていれば、OK。
それでいいのです。
調子が悪いのですから、無理をしないのがベストです。
ずっと調子が悪いままということはありません。
明日は明日の風が吹きます。
しばらくすれば、調子が上向いているはずです。