公開日:2022年10月10日
執筆者:水口貴博

人生の解像度を上げる30の習慣

29

調子が良いときもある。調子が悪いときもある。

調子が良いときもある。調子が悪いときもある。 | 人生の解像度を上げる30の習慣

日常では、調子が悪くて苦しめられるときがあります。

なぜか元気が出ません。

思うように仕事が進みません。

なかなかアイデアが思い浮かびません。

意欲や熱意はあるのに、空虚な空回りばかりで、むなしく時間が過ぎていきます。

けがや病気をしているわけでもないのに、妙に調子が悪くて悩まされることがあるもの。

厄払いを受けに行こうか考える人もいるかもしれません。

「おかしいなあ。調子が悪いなあ」と首をかしげることがあるのではないでしょうか。

調子が悪いときは仕方ありません。

そういうときもあります。

このとき注意したいのは、自分を責めてしまうことです。

「自分が情けない」

「なんて自分はダメなのだろう」

至らない自分を悔やんで、自責の念を感じそうになりますが、気にすることはありません。

焦ったり不安になったりするかもしれませんが、悩むだけ損です。

悩んでいると、ストレスをためてしまい、ますます調子が悪くなってしまいます。

調子が良いときもあれば、悪いときもある

調子が悪くても、落ち込まないでください。

あなたは悪くありません。

誰も悪くありません。

ただそういうタイミングです。

とりあえず調子が悪いことを受け入れましょう。

調子が悪いだけであり、それ以上でもそれ以下でもありません。

「こういうときもあるよね」の一言で、自分を優しく慰めましょう。

不安や焦燥感はあるかもしれませんが、しばらくじっと耐えるのみです。

思い出してください。

別のタイミングでは、調子の良いときもあるはずです。

特別なことはしてないのに、物事がスムーズに行くときがあるでしょう。

なぜか元気で生き生き過ごせるときがあるでしょう。

不思議と仕事がとんとん拍子で進むときがあるでしょう。

面白いほどアイデアがぽんぽん浮かぶときがあるでしょう。

人生はうまくできています。

調子が良いときもあれば悪いときもあって、長い目で見れば、帳尻が合うようにできています。

調子とは波のようなものです。

上がったり下がったりして、上下の変化があります。

平均すると、ちょうど真ん中くらいなのです。

調子が悪いときは、悪いまま受け止め、無難に過ごす

調子が悪いときはどうするか。

気持ちを切り替えてください。

良い意味で「こういうときもある」と開き直るのです。

調子が悪いときは、悪いまま受け止めつつ、無難に過ごしましょう。

仕事を中断するのもよし。

楽な予定に変えるのもよし。

早めに仕事を切り上げるのもよし。

適当に気晴らしをして過ごすのもよし。

調子が悪くてもできることをするのもよし。

無理をせず、適当に過ごしていれば、OK。

それでいいのです。

調子が悪いのですから、無理をしないのがベストです。

ずっと調子が悪いままということはありません。

明日は明日の風が吹きます。

しばらくすれば、調子が上向いているはずです。

人生の解像度を上げる習慣(29)
  • 調子が悪くても「こういうときもある」と思って開き直る。
「命があるから大丈夫」

人生の解像度を上げる30の習慣

  1. 「いいこと」は、毎日たくさん起こっている。
  2. 魚の骨の取り方を親から学んでいない人は、どうすればいいのか。
  3. 本の折り目は、読むという覚悟。
  4. マナーや言葉遣いが悪い人は、必ずどこかでつまずく。
  5. 「周りにどう思われているか」と考えるから、ストレスを感じる。
  6. 「今さら遅い」と言われることは、遅くない。
  7. 今日の予定は、消化しきれなくてもいい。
  8. 励ますのがうまくいかないときは、聞くことに専念するのが一番。
  9. ぎりぎりでダメになることもある。
    ぎりぎりでうまくいくこともある。
    トータルで見ると、ちょうど半々。
  10. 不器用な人を見て「下手だなあ」と思うのではない。
    「頑張ってるなあ」と思うのだ。
  11. 楽しいことがないのも、楽しいこと。
  12. 行きは疲れを感じにくい。
    帰りは疲れを感じやすい。
  13. 行き詰まっていることも「ものは言いよう」でうまくいく。
  14. 鳥の巣は、親鳥による血と汗の結晶。
  15. 臆病者でもいい。
    恥ずかしがり屋でもいい。
    行動さえできれば。
  16. 股のぞきで自分の部屋を見てみよう。
    新鮮な世界が広がっていて面白い。
  17. 恐怖の正体は、単なるススキの穂。
    原因と解決策がわかれば、不安はあっさり解消される。
  18. 妄想するのではない。
    計画を立てるのだ。
  19. 有名人の苦労を想像してみると、楽ではないことに気づかされる。
  20. 個性的なファッションの人は、多様性を教えてくれる先生。
  21. 失敗を乗り越えるコツは「忘れること」にある。
  22. 自慢する人は、認める言葉をかけよう。
    我慢する人には、優しい言葉をかけよう。
  23. 仕事で同じ趣味の人と出会ったら、声をかけてみる。
  24. 部下へのお説教は「短く叱る」が基本。
    3分以内に終わらせるのがベスト。
  25. お説教の3分ルールは、部下に対してだけでなく、自分に対しても適用させる。
  26. 無理な節約は、遅かれ早かれ、失敗する。
  27. 「デメリットゼロ。
    メリット100パーセント」を求めない。
  28. 「やる気がないなあ。
    さあ、やるか」
  29. 調子が良いときもある。
    調子が悪いときもある。
  30. 「命があるから大丈夫」

同じカテゴリーの作品

4:08

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION