みんな、おいしいものを探しています。
「おいしいお店はどこ?」
「おいしい料理は何?」
「おいしいものはどこにあるの?」
雑誌では、おいしいお店や料理の紹介が定番になっています。
友人との会話でもおいしい料理や料理のお店について話題が出るでしょう。
食欲は、人の三大欲求の1つ。
食は、すべての人に共通の話題です。
おいしいものを食べたい気持ちは、誰でも同じです。
おいしいものを食べると、それだけで幸せを感じますね。
腹だけでなく、心まで満たされるものです。
もちろんおいしいものを探すことも大切ですが、もっと大切なことがあります。
「おいしく味わう力」です。
おいしいものを探すこともいいのですが、基本に立ち返って気づいてほしいことがあります。
私たちが普段食べているものも、十分おいしいのです。
いま一度、普段口にしている食べ物をじっくり味わってみてください。
いつも口にしているので、特別感はなく、普通の味に思うかもしれませんが、ここがポイントです。
特別感はないかもしれませんが「おいしくない」わけではありません。
しっかり集中するのです。
まず前提として「ながら食べ」はしません。
テレビは見ず、スマホも触らず、目の前にある食べ物にしっかり集中しましょう。
そして食べるとき「味わうこと」に集中しましょう。
味や食感に意識を向け、ゆっくり噛んで食べてみてください。
噛めば噛むほど唾液が出て、味わいが増していくでしょう。
香りがあるなら、一緒に香りも楽しんでください。
見た目も楽しみましょう。
シンプルな見た目でも、あらためてみると、おいしそうな雰囲気が出ているはずです。
そうすれば、十分おいしく味わえます。
食の幸せも感じられるのです。
豪華な料理である必要はありません。
シンプルな塩おにぎりや卵かけご飯でも、十分おいしく感じられます。
ジャムをつけたトーストでも、味わうことに集中すれば「おいしい!」と幸せを感じるはずです。
おいしいものを探すのではありません。
おいしく味わう力をつけることのほうが大切です。
「おいしく味わう力」をつければ、3食すべてが美食に感じられます。
おいしいものは、わざわざ探しに行かなくても、普段の日常にたくさんあるのです。