執筆者:水口貴博

新しいことを始める30の言葉

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明日やろうと思うことは、今日やろう。

明日やろうと思うことは、今日やろう。 | 新しいことを始める30の言葉

「明日やろう」

そう思うことがあったら、次の言葉に言い換えてください。

「今日やろう」と。

なぜ明日なのでしょうか。

なぜわざわざ明日まで待つのでしょうか。

もちろん理由があるのならいいのです。

「すでにお店が閉まっている」「今日はほかにやることがある」などの理由があるなら、明日まで待つのもわかります。

事情があって、今日やるのは難しいときがあるものです。

タイミングが悪いということもあるでしょう。

今日が難しいなら、明日まで待つしかありません。

しかし、特に事情があるわけでもなく、何となく明日やってみようと思っているなら要注意です。

たいていは「切りがいいから明日やってみよう」と思っているだけです。

今日今すぐ始めるのは急な感じがあって抵抗を感じる人もいるでしょう。

日付が変わってから取り組むほうが切りが良くて、スムーズにいくような気がするもの。

ここが運命の分かれ道です。

それは本当に明日でなければいけないのでしょうか。

あらためて考えてみると、わざわざ明日まで待つ必要はないケースもあるはずです。

心の習慣でそうしているにすぎません。

明日やってみようと思うことで、実際は今日できることもあるはずです。

今日やれるなら、わざわざ明日まで待つ必要はありません。

明日まで待っていると、それだけスタートが遅れます。

明日になっていると、事情が変わっているかもしれません。

今日やれることなら今日やってしまったほうが早いのです。

「善は急げ」です。

スタートは早いに越したことはありません。

チャンスは、早いほうがつかみやすくなります。

お店のセールもチケットの予約も、早いほうが良いものをゲットしやすくなります。

早いほうがスムーズにいくこともあります。

印刷しなければいけない資料があるとき「別に今日印刷しなくてもいいか。明日の朝でも間に合うよね」と思って自宅に帰ります。

翌日になって「さあ印刷するぞ」と思ったら、コピー機が故障していて、印刷ができなくなっていることがあります。

1日の違いで、天国と地獄の差です。

社会人が経験する「仕事あるある」です。

「こんなことなら昨日のうちにやっておくんだった」と悔やむのです。

だからこそ明日やってみようと思うことは、今日やってみるのが得策です。

何でも早いに越したことはないのです。

「明日やろう」を「今日やろう」に言い換えて、実行すると、よりよい未来が待っているのです。

新しいことを始める言葉(3)
  • 明日やろうと思うことは、事情がなければ、今日やる。
小さな変化を積み重ねていくにつれて「新しい自分」に出会える。

新しいことを始める30の言葉

  1. 本を1冊選んで買うことは、それ自体が奇跡。
  2. 興味があるなら、やる気がなくても、やってみようではないか。
  3. 明日やろうと思うことは、今日やろう。
  4. 小さな変化を積み重ねていくにつれて「新しい自分」に出会える。
  5. フライングスタートは、成功の基本戦略。
  6. 勉強に年齢は関係ない。
    人は、何歳からでも勉強できる。
  7. 未知なるものへの好奇心は、最高のモチベーション。
  8. 重い腰を上げるのを、あと3分早くしよう。
  9. 笑われる恐怖を取り除く、魔法の言葉。
  10. きれいな字で書こうとするから、メモの習慣が身につかない。
    汚い走り書きで書こうとすれば、メモの習慣が身につく。
  11. 与えられた仕事だけをして満足しない。
    与えられた仕事に付加価値を付ける。
  12. 映画鑑賞の後は、新しいチャレンジのゴールデンタイム。
  13. 評価だけを基準にした選び方では、新しい冒険ができない。
  14. 「1年1テーマ」は、社会人にぴったりの勉強単位。
  15. 「自分軸」を持てば、振り回されない。
  16. 「もっと早く知りたかった」と思うことがあっても、悔やまない。
  17. 「とりあえず取っておこう」でよくあるパターンとは。
  18. 頭の固い人を説得するときは、根拠のある客観的データを突き出せ。
  19. 虹は、自然からのサプライズプレゼント。
  20. 成長の遅い人は、自分の経験からしか学ばない。
    成長の早い人は、他人の経験からも学ぶ。
  21. 1日に1つは「ちょっと難しいこと」にチャレンジしよう。
  22. 自分のほうが上の立場だから、挨拶は相手からするものと思っていませんか。
  23. 始めるきっかけは、立派なものでなくていい。
  24. 勢いを大切にするには、むやみに休憩を挟まないこと。
  25. 人は、学ぶことが好きな生き物。
  26. 倒れても立ち上がれ!何度でも立ち上がっていれば、いずれ相手は逃げていく。
  27. 前から気になっている通信教育講座に思い切って申し込んでみよう。
    人生の新しい扉が開いて、素晴らしいことが始まる。
  28. 好きなことなら、あまり疲れない。
    大好きことなら、いくらでもストレスに耐えられる。
  29. 棋士は投了の際「負けました」と口にする。
    負けを認めるから、次につながる。
  30. 「私は運が悪いんです」と嘆く人は、そう言うことで運を悪くさせている。

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