行動できない人は、カウントダウンが長いのです。
カウントダウンを「10」から始めます。
「10、9、8、7、6……」
カウントダウンが長いと、待ち時間があります。
この「もたもた感」がよくありません。
待ち時間があるのは、都合が良いように思えますが、実は不都合です。
カウントダウンは、心の準備ができるメリットがある一方、不安や緊張を増長させるデメリットがあります。
カウントダウンが長いと、余計なことを考える時間ができたり、ますます不安や緊張が高まったりして、途中でストップをかけます。
「ちょっと待った。やっぱりやめる!」となるのです。
カウントダウンは短いほうがいいのです。
10から始めるのではありません。
3から始めましょう。
カウントダウンにしては少し短く感じられるかもしれませんが、この短さがちょうどいいのです。
3から始まるカウントダウンは「すぐ」です。
待ち時間が短いので、余計なことを考える暇がありません。
途中で気が変わる余地を与えません。
不安や緊張を感じる時間も短くなります。
やるべきことは、さっさやったほうがいいのです。
「善は急げ」という言葉のとおり、行動は急ぎめでいくのが良い。
目をつぶって、えいっと一歩踏み出せばいいのです。
バンジージャンプのカウントダウンも、10から始めるより、3から始めましょう。
大きなチャレンジのカウントダウンも、10から始めるより、3から始めましょう。
10から始まるカウントダウンは、ロケットの発射だけにしてください。
行動を起こす人のカウントダウンは、10ではなく、3から始まるのです。